お城にゆかりの御城印・御朱印・武将印・御城印帳 お気に入りが見つかる!お城や城下町で買える御城印帳大特集!

頒布するお城が続々と増えている話題の「御城印」。せっかく手に入れた大事な御城印を、みなさんはどのように保管なさっていますか? 実は御朱印帳と同じように、御城印収納にぴったりの「御城印帳」があり、しかも今年に入って続々と発売されています今回は「お城や城下町で買える御城印帳」をピックアップしてご紹介。どれもそのお城ならではのデザインやコンセプトで制作されているので、お城めぐりの新たな楽しみの一つになりそうですね! ※令和5年(2023)6月10日掲載 首里城御城印帳新デザイン追記 現在34城・1一族・3複数城・1武将・1県 +番外編 +城外編をご紹介 2020年5月15日公開




そもそも「御城印」って何?

御城印,犬山城,小田原城,岩櫃城

「御城印」とは、城名が記してある紙(和紙)のこと。お城やお城近くの博物館、観光案内所などで、登城の記念品として販売されています。
大半が印刷で、直接御城印帳などに書いていただくものではありません。城主の家紋や花押(かおう)などがデザインされたものが多く、そのお城ならではの1枚となっています。
なかには季節ごとや、記念日ごとに特別版を頒布するお城も!
実際に頒布されている御城印一覧は、「お城にゆかりの御城印・御朱印・武将印・御城印帳」からご覧いただけます。

御城印帳ってどんなもの? 特徴は?

御城印帳は、御城印を収める冊子のことです。ハガキサイズの御城印が多いため、御城印帳はハガキより一回り大きいものが多数。
また、印刷された書置きタイプの御城印が主流のため、「御城印を貼らずに収納できる」ポケットタイプの御城印帳が人気です。
ここで紹介している御城印帳は、御城印をキレイに楽しく保存できる「片面ポケットタイプ」です。「どんなメリットがあるの?」「どんな風に使ってる?」詳しくはこちらをご覧ください!(本記事の最後にとびます)

それでは、ここからは全国のお城の御城印帳をご紹介いたします!
城郭名をクリックすると、そのお城の記事に飛びます。

■北海道・東北
三春城
■関東・甲信越
■北陸・東海
■近畿

■中国・四国
■九州・沖縄
立花山城(立花城)名護屋城(赤バージョン追記)首里城中城城座喜味城勝連城
■番外編1 武将印などを入れる○○帳も出た!
■番外編2 イベント等の特別限定版!
■城外編 城びとオリジナル御城印帳
<箔>石垣(銀)/<箔>石垣(黒)/<箔>石垣(黒金)<washi>城壁を歩くひこにゃん/<戦国>本能寺の変/<戦国>山崎の戦い<washi>黄色・ブルー・シロ・2周年記念デザイン/<檀紙>3周年記念デザイン
ポケットタイプの御城印帳の構造や、城びと編集部員の使い方などをご紹介! 

※ご紹介文に(★)がついているものは、城びとでデザインしております。
※販売場所の営業時間や営業日などを公式サイト等でご確認の上、お出かけください。

エリア別・全国のお城の「御城印帳」

北海道・東北

三春城(福島県田村郡)

御城印帳,城びと,ポケット

田村義顕による築城と言われており、短期間で何度か城主を替えたのち、正保2年(1645)に秋田俊季(としすえ)が入城して以来、明治4年(1871)の廃藩置県まで11代にわたり秋田氏が居城とした三春城。日本の伝統文様を使いながら渋すぎないデザインで、裏面には三春の歴代城主の家紋をあしらった三春らしい御城印帳です。

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:三春きたまち蔵TENJIN
価格:1,800円(税込)
※「miharu.com」(https://miharukousya.stores.jp/)にて通販対応。

御城印帳,城びと,ポケット
三春きたまち蔵 TENJINではオリジナル三春グッズ販売のほか、観光案内所としてパンフレット等も配布しています。休憩スペースもあるのが嬉しいですね♪

関東・甲信越

宇都宮城(栃木県宇都宮市)

宇都宮城,御城印帳

宇都宮氏が約500年もの長きにわたり治め、江戸時代には譜代大名が城主を務めるほど幕府に重要視された宇都宮城の御城印帳は、「宇都宮御城内外絵図」を大胆に配置。絵図は宇都宮城を中心にして、町全体を道路、堀、川、橋、神社、寺院、藩屋敷、町人住宅など構造別に色分けして描かれています。当時の城下町には約1万もの人が住んでおり、当時の状況が詳細に分かる貴重な資料で、「宇都宮藩の関係する屋敷のすべてが書き込まれている」といわれています。まさに宇都宮城の御城印帳にふさわしいモチーフといえますね! 裏表紙の右柱にあるのは、宇都宮氏の家紋「左三つ巴」と復元された清明台(櫓)。清明台2階は、毎月第3日曜日の11時から14時に特別開放されています。ただし12月と1月の第3日曜日は清明台ではなく、晴れて気象条件が良ければ、富士山が見える富士見櫓2階が8時から11時まで特別開放されます。(★)

宇都宮城リーフレット,御城印帳
宇都宮城を紹介するリーフレットが入っています!

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:宇都宮城址公園清明館、宇都宮市観光案内所、来らっせ本店、宮カフェ、「よみがえれ!宇都宮城」市民の会事務局(宇都宮市公園管理課内)
価格:2,000円(税込)
※「よみがえれ!宇都宮城」市民の会事務局では郵送も対応

▼宇都宮城に関する記事はこちら

上州真田三名城―沼田城岩櫃城名胡桃城(群馬県)

上州真田三名城,御城印帳

真田のお城らしく「赤」がぱっと目をひく御城印帳。
表面には真田信繁(幸村)をほうふつとさせる武将、そして裏面ではためくのは「不惜身命の六文銭」こと、真田氏の家紋「六文銭(六連銭)」に「不惜身命」の文字。勇猛果敢さが肌で感じられるデザインです。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:東吾妻町観光協会、沼田市観光協会、岩櫃城忍びの乱店舗
価格:2,400円(税込)
※岩櫃城忍びの乱(https://www.shinobinoran.com/)にて通信販売も実施中

▼沼田城・岩櫃城・名胡桃城に関する記事はこちら

沼田城(群馬県沼田市)

沼田城,御城印帳

黒地の和紙に金の箔押しが映えるゴージャスな一品。樹齢400年以上とも言われる御殿桜をはじめとした桜の名所らしく、表紙にそびえる沼田城に桜の花びらが降り注いでいます。裏面はゆかりの家紋をデザイン。沼田氏の「三つ頭巴」、真田氏の「六連銭」「結び雁金」「州浜」、本多氏の「丸に立葵」、黒田氏の「石持ち地抜き木瓜」、土岐氏の「土岐桔梗」。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:沼田市観光案内所
価格:2,400円(税込)
※沼田市観光協会オンラインショップ(https://numatakankou.shop-pro.jp/)で通信販売対応可


岩櫃城(群馬県吾妻郡)

岩櫃城,御城印帳,ふるさと納税

群馬県東吾妻町のふるさと納税返礼品に、岩櫃城の御城印帳登場! 真田信繁(幸村)が幼少期を過ごしたとされる岩櫃城らしく、六連銭の軍旗を翻し、武士が炎の中を勇猛果敢に駆けてくる迫力のデザイン。裏表紙に入った信繁の言葉「夢をつかんだ奴より、夢を追っている奴の方が、時に力を発揮する」は、力強く人生の応援をしてくれます。
さらに。
特筆すべきは、その台紙。

岩櫃城,御城印帳

そう、なんと台紙が赤いのです! 色付きはポケット式御城印帳では初めてとのこと! 真田ゆかりの御城印帳にふさわしいですね。

岩櫃城,御城印帳
赤い台紙は御城印もよく映える!

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:ふるさと納税返礼品。14,000円から。
詳しくは、「ふるさとチョイス(https://www.furusato-tax.jp/city/product/10429/0)」「楽天ふるさと納税(https://www.rakuten.co.jp/f104299-higasiagatuma/?s-id=furusato_pc_area-gunma_f104299-higasiagatuma)」「ふるなび(https://furunavi.jp/Municipal/Product/Search?municipalid=501)」「auPAYふるさと納税(https://furusato.wowma.jp/products/list.php?municipality_code=104299)」をご覧ください。

▼岩櫃城に関する記事はこちら

ぐんまちゃん御城印帳(群馬県)

ぐんまちゃん御城印帳,城びと

戦国時代に多くの戦国武将や国衆が群雄割拠した群馬。これからの時代は、ぐんまを友人たちが活躍できる拠点にしたい! ぐんまは友人たちが活躍できる拠点!――そんな意味を込めて「群友活拠(ぐんゆうかっきょ)」としてみました。ぐんまの友人とは、ぐんまに来てくださる、ぐんまに興味をもってくださる世界中の皆さんのことです。ゆるキャラグランプリで1位にもなったことのあるぐんまちゃんイラストを使用したかわいい御城印帳となっています。(販売元 北群馬甲冑工房 群馬御城印プロジェクト 吉澤様)

関東地方で2番目の広さを持ち、多くのお城がある群馬県。御城印の発行数も多く、関連イベントが開催されるなど、「お城熱」も高まっています。そんな群馬県にぴったりな御城印帳ができました。群馬県の宣伝部長・ぐんまちゃんが仲間たちと一緒に行進していく先は明るい!

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:マーキュリー倶楽部(ホテル1-2-3前橋マーキュリー内)、文開堂書店
価格:3,300円(税込)

岩槻(岩付)城(埼玉県さいたま市)

御城印帳,城びと,ポケット

岩槻城(岩付城)の御城印帳。制作にあたりコメントをいただきました。

岩槻初のポケットタイプ・オリジナル御城印帳が完成致しました!
これまで岩付城の御城印や太田資正公の武将印のデザイン協力していただいている『キラリいわつき』さんによる至高のデザインが光る逸品!
これまで作っていただいたデザインの時に、長永(本格格闘甲冑集団-式-)による岩付城や資正公に関するワードを拾い上げていき、デザインとして現されたものです
 
仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:水野書店、田中屋本店、HAIR-MIX KATO(ヘアーミックスカトウ)
価格:3,300円(税込)

御城印帳,城びと,ポケット
左上が水野書店(埼玉県さいたま市岩槻区)、左下が田中屋、右がHAIR-MIX KATO

大多喜城(千葉県夷隅郡)

大多喜城,御城印帳

模擬天守が絵柄のベースとなっている表面は、花びらの中に、大多喜城を近世城郭として大改修した本多忠勝の家紋「立葵」と、明治維新まで城主を務めた大河内松平家の家紋「三つ扇」が浮かんでいます。穏やかな日に、お城が往時を懐かしんで空を仰ぎ見ているようにも感じられます。裏面は「立葵」(右)と「三つ扇」(左)の下に、本田忠勝の槍先に銘記されていた梵字(右から「地蔵菩薩」「阿弥陀如来」「観音菩薩」)をあしらったオリジナルデザインとなっています。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:大多喜町観光本陣
価格:2,750円(税込)
※通信販売も実施中。詳しくは大多喜町観光本陣(0470-80-1146)までお問合せください

▼大多喜城に関する記事はこちら

多古(多古城・並木城・志摩城)(千葉県香取郡多古町)

多古御城印帳,多古城,並木城,志摩城

町内に30以上の山城を有する「山城の町」・多古町。今まで多くの御城印が頒布されてきましたが、ついに御城印帳も登場です! デザインを手がけたのは、山城ガールむつみさん。表紙は多古の中心的な城郭である多古城、並木城、志摩城周辺の地形がモチーフ。かつて九十九里からの入江が入り込んでいたと思われる多古は、水運の要衝地でした。裏表紙の武将は、一族の内紛により多古で滅んだ千葉一族当主の千葉胤直(たねなお)。描かれているのは一族の血脈が続くことを石浜神社の祭神に祈っている場面で、胤直の甥が脱出して、石浜付近に城を構えて武蔵千葉氏として生き永らえました。多古の歴史が感じとれる壮大な一冊です!

<CHECK!>
千葉県多古町のふるさと納税の返礼品に、御城印帳が加わりました。1万2000円以上の寄付の対象品です。
詳細は⇒ ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/product/detail/12347/5043360 

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:道の駅多古あじさい館
価格3,500円(税込)
※歴×トキ(https://www.rekitoki.com/)でも通信販売中。

猪鼻城(千葉城)(千葉県千葉市)

猪鼻城,御城印帳

千葉氏宗家の本拠地と言われている猪鼻城の2種類の御城印帳。千葉氏は北極星を神とした妙見(みょうけん)を信仰していたため、「九曜」や「月星」を家紋としていました。妙見菩薩は災難を除き国土を守り、幸福をもたらすと言われています。また、武運を守るとも信じられており、平将門や加藤清正なども守り神としました。アースカラーをベースとしたデザイン(上)からは恵みや豊饒が、またブルーをベースとしたデザイン(下)からは静謐さが感じられます。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:いのはな亭(千葉市亥鼻公園内)
価格:2,750円(税込)

<CHECK!>
令和2年(2020)4月から千葉市のふるさと納税の返礼品として、「猪鼻城址御城印帳セット(市制100周年記念限定版。100セット限定)」が加わりました! 御城印と御城印帳がセットで返礼品に選ばれるのは、全国で初めてとのこと!! 千葉市の歴史や魅力を広めるための都市アイデンティティ関連品として、千葉のまちを拓いた中世の武士団である千葉氏の認知度向上につなげるため、猪鼻城址にある千葉常胤公像をモチーフにデザインされています。個人(千葉市内在住者を除く)5万円以上又は団体10万円以上の対象品。詳細は、千葉市のHP(https://www.city.chiba.jp/zaiseikyoku/zaisei/shikin/furusatokihukin.html#kifu_orei)をご覧ください。

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▼猪鼻城に関する記事はこちら

館山城(千葉県館山市)

館山城,御城印帳

薄暮に浮かぶ桜の中にたたずむ館山城の姿が美しい御城印帳。お城がある城山公園では四季折々の花が楽しめる上、国土交通省による「関東の富士見百景」にも選ばれるほど景色に恵まれています。なかでも桜は市役所のHPに開花状況が掲載されるほど。その魅力、空気が存分に感じられます!

<CHECK!>
千葉県館山市のふるさと納税の返礼品に「南総里見八犬伝」ゆかりの地 館山城 御城印セット(館山城御城印、稲村城跡御城印、館山城御城印帳、館山市立博物館入館チケット2枚、八犬伝まるわかり Book)が加わりました。1万5000円以上の寄付の対象品です。
詳細は⇒ ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/product/detail/12205/4871555

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:館山城、館山市立博物館本館受付
価格:2,750円(税込)

本佐倉城(千葉県印旛郡)・佐倉城(千葉県佐倉市)

御城印帳,城びと,ポケット

千葉県の本佐倉城と佐倉城の御城印帳。
文明年間(1469~1487)に千葉輔胤(すけたね)が築いて以来、豊臣秀吉の小田原征伐で滅亡するまで下総守護の千葉氏の本拠地だった本佐倉城。現在の千葉県印旛郡酒々井(しすい)町から佐倉市にまたがるように位置しています。
時代がくだり、現在の佐倉市に千葉氏一族の鹿島幹胤(かしまもとたね)が天文年間(1532~1552)に原型を築き、それを利用して土井利勝が慶長16年(1611)から元和2年(1616)の間に築いたと言われているのが佐倉城です。酒々井町と佐倉市という土地のつながりと、中世から近世へ流れる時間のつながりをデザインした一冊。

本佐倉城の面は、印旛浦の美しい景色をメインにしたデザイン。雌雄の鹿と秋草は千葉氏の陣幕がモチーフ。題字の上には、千葉氏の家紋「月星」を、下には「九曜」を配置。佐倉城の面は、佐倉城の三の門をデザイン。酒々井から佐倉が参勤交代の際の通り道であったことから、参勤交代の様子をイメージ。さらに、一帯に軍馬の牧(まき)があったことを表すデザインも。題字の上には、江戸時代後期に藩主を務めた堀田正睦(ほったまさよし)の銅像を、下には家紋「堀田木瓜」を配置。

御城印帳をデザインした山城ガールむつみさんから「本佐倉城から佐倉城へ、中世から近世へ、そんな歴史絵巻を楽しんでください」とコメントをいただきました。土地のつながりや歴史の流れを感じられるすてきな一冊ですね!

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御城印帳が発売されている4カ所。(左上)京成佐倉駅前観光案内所、(右上)JR佐倉駅前観光情報センター、(左下)ふるさと広場売店「佐蘭花」、(右下)まるごとしすい

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:京成佐倉駅前観光案内所、JR佐倉駅前観光情報センター、ふるさと広場売店「佐蘭花」、まるごとしすい
価格:3,850円(税込)
※「しすいノいいモノ」(https://tsuku2.jp/shisuinomono)にて通販対応予定

▼本佐倉城・佐倉城に関する記事はこちら

里見八犬伝(千葉県)

里見八犬伝,御城印帳

戦国期に房総半島で勢力を広げた戦国大名の里見氏は、江戸時代に曲亭馬琴が執筆した『南総里見八犬伝』のモデル。御城印帳では、小説における“虚”の里見氏と、戦国大名としての“実”の里見氏という虚実両方が表現されています。現実の里見氏が江戸湾を股にかけて活躍したことから、御城印帳の表紙は海に浮かぶ船がモチーフ。一転、裏は『南総里見八犬伝』の世界が描かれており、小説中の里見義実の娘で八犬士の母といえる伏姫の頭上に、八犬士の魂でもある八つの玉が妖しく輝きます。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:枇杷倶楽部、道の駅三芳村鄙の里、道の駅ちくら潮風王国
価格:3,850円(税込)
※歴×トキ(https://www.rekitoki.com/)にて通信販売中。

小田原城(神奈川県小田原市)

小田原城御城印帳

小田原城址公園が桜の名所100選に選定されていることと、小田原市の市花が梅であることから、桜と梅の花でデザインされています。満開の花の中に浮かぶ天守の姿が裏面となっており、実際の美しい情景を彷彿とさせます。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:小田原城天守閣入場券販売所
価格:2,300円(税込)

ちなみに、こちらが令和元年(2019)に北条5代の初代・伊勢宗端(そうずい。俗称・北条早雲)の没後500年を記念して限定販売されたもの。小田原北条氏の家紋「三つ鱗」とイメージカラーをあわせたデザインで、販売するやたちまち売り切れてしまったそう。

小田原城,御城印帳,北条早雲

▼小田原城に関する記事はこちら

三浦一族(神奈川県横須賀市・三浦市)

三浦一族,御城印帳

「あんなこと、こんなこと!こんなにすごいぞ、三浦一族!」というコンセプトでデザインされた御城印帳。三浦一族が何度も笠懸(かさがけ)の射手を務める栄誉にあずかったことが『吾妻鏡』に書かれていることから、笠懸(かさがけ)の武士と、三浦一族の家紋「三引き両」を的に見立てたデザインとなっています。鮮やかな黄色は、江戸時代の書で三浦一族の家紋の色とされていた「黄紫紅(きむらご)」から着想。水軍としても活躍したことから裏面は海をイメージ。三浦介義明が妖狐「九尾の狐」を退治したという伝説から、九尾の狐が配置されています。

<CHECK!>
神奈川県横須賀市のふるさと納税の返礼品に御城印&御城印帳セット(衣笠城御城印1枚(A6サイズ・日付空欄)、怒田城御城印1枚(A6サイズ・日付空欄)、三崎城御城印1枚(A6サイズ・日付空欄)、浦賀城御城印1枚(A6サイズ・日付空欄)、三浦一族御城印帳1冊(40ポケット・蛇腹タイプ)、三浦一族はじめて物語1枚(ちらしA4版))が加わりました。1万6000円以上の寄付の対象品です。
詳細は⇒ ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/product/detail/14201/4956954

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:Cool Clan URAGA
価格:3,500円(税込)
※歴×トキ(https://www.rekitoki.com/)にて通信販売中。

上総広常(かずさひろつね)・千葉常胤(ちばつねたね)(千葉県)

御城印帳,城びと,ポケット

中世期の千葉県房総半島を代表する2人の武将が御城印帳になりました! NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場することで、今新たに脚光を浴びています。御城印帳はそれぞれゆかりのエピソードがモチーフとなっており、上総広常の面は、広常が源頼朝と源氏の繁栄を祈って鎧を奉納したと伝わることから鎧と、広常の運命の時に関係する双六盤をデザイン。千葉常胤は、鳥羽上皇にとりついた妖狐を退治したという伝説から九尾の狐「玉藻の前」を配置。
また、頒布元の千葉城郭保存活用会のご担当者から、メッセージもいただきました。

この房総半島の中世期の2大ヒーローである「上総広常(かずさひろつね)」と「千葉常胤(ちばつねたね)」をメインにした「両面が表紙」の御城印帳です。発行種類数日本一の御城印県になりつつある千葉県の御城印を集めるにふさわしい一冊になりました。デザインは千葉県の御城印帳、御城印のデザインブランドともなっている山城ガールむつみさんによるもの。どうぞお手に取ってご愛用ください。
2022年3月27日付の東京新聞(https://www.tokyo-np.co.jp/article/168023)でも、この御城印帳が紹介されました!

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:まるごとしすい、いのはな亭
価格:3,850円(税込)
※令和4年(2022)3月19日発売

▼千葉常胤に関する記事はこちら

松本城(長野県松本市)

御城印帳,城びと,ポケット

国宝5城で現存12天守の松本城のポケットタイプ御城印帳。制作したのは、松本城でおもてなし活動をしている松本城公式の姫・登久姫(とくひめ・国宝松本城おもてなし隊)様です。

御城印帳を作ることによって、日々おもてなしをさせていただいている恩返しに松本城へ貢献したい。『松本城の御城印帳が欲しい』と言ってくださった方々の笑顔が見たい。そしてこのコロナ禍が収束したら、沢山の観光客の皆様に戻って来てほしい
という一途な想いでクラウドファンディングを立ち上げPRに奔走、見事達成にこぎつけました。まさに「みんなの想いが形となった御城印帳」です。

出来上がった御城印帳は、誰でも違和感なく使えるように黒を基調としたシックなデザインでまとめている中、金がキラリと光ります。荘厳な松本城にぴったりですね!

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:松本城売店
価格:2,750円(税込)
※令和4年(2022)1月1日発売

御城印帳,城びと,ポケット
御城印帳制作に奔走された登久姫様(左)、定番のおみやげから松本城オリジナルグッズまで、ずずずずいっと取り揃えている松本城売店(右)


松代城(長野県長野市)

松代城,御城印帳

真田信之(信幸)が使っていた陣羽織や旗、鉄扇をデザインした御城印帳。武将が実際に使用していた品々がデザインされている御城印帳は珍しい! 華々しい逸話が多い父(真田昌幸)と弟(真田信繁。通称幸村)に挟まれて、ともすれば地味にも思われがちな信之ですが、実は初陣から活躍し、長じては初代の松代城主として現代の松代の基礎を築いた文武両道のすごい武士です。そんな信之といわば”おそろい”と思うと、ファンにはたまらない一品ですね。(★)

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き

北陸・東海

一乗谷城(福井県福井市)

一乗谷城,御城印帳

戦国大名の朝倉氏5代が本拠地とした一乗谷城の御城印帳は、家紋の「三ツ盛木瓜」が全面にデザインされています。柔らかで上品な色は、歴史の里・朝倉の地のシンボルカラーで「笏谷石(しゃくだにいし)ふくいブルー」と呼ばれるもの。福井県福井市の足羽山一帯でしか採掘されない石で、一乗谷城の土台や石垣にも使われました。裏面中央では、一乗谷朝倉氏遺跡のシンボル『唐門』が訪れを待っています。(★)

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:朝倉氏遺跡保存協会売店
価格:2,200円(税込)
※郵送も対応しています。一般社団法人 朝倉氏遺跡保存協会(http://www3.fctv.ne.jp/~asakura/)にご連絡ください。

▼一乗谷城に関する記事はこちら

越前大野城(福井県)

越前大野城,御城印帳

「天空の城」として知られる越前大野城のオリジナル御城印帳に、新たなデザインが加わりました。
新たなデザインのメインモチーフは「ウサギ」! ウサギが春夏秋冬の越前大野城で遊ぶ、愛らしさ満開の御城印帳です。

大野藩主・土井家が、甲冑のかぶとを装飾する「前立(まえたて)」としてウサギをモチーフにしていたことにちなみ、越前大野城内にウサギの装飾が施されました。これを記念し、御城印帳にも「からふるウサギ」が新登場! 登城の思い出に求めた御城印を、この「からふるウサギ御城印帳」にそっと綴っておきましょう!(大野市観光協会ご担当者)


越前大野城

越前大野城オリジナル御城印帳の第一弾も継続して販売中。モノトーンでデザインされた朝靄に包まれた幻想的な姿からは、戦国時代のお城らしい無骨さと落ち着きが感じられます。
色は赤と柳の2種類で、赤は越前大野城を築いた金森長近をイメージしたもの。金森長近は織田信長の親衛隊である赤母衣衆(あかほろしゅう)に所属していました。

柳色は、幕末に大野藩の藩政改革を行い名君として市民に愛されている土井利忠をイメージしたもの。土井利忠が「柳涯(りゅうがい)」という雅号を使用していたことにより、柳色が選ばれました。裏表紙にはそれぞれの家紋が入っています。

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:越前大野城券売窓口
価格:赤色版・柳色版…各2,500円(税込)、からふるウサギ版…2,800円(税込)
※購入には越前大野城内に入館する必要あり(入館料:高校生以上 300円/中学生以下 無料)
※着払いにて、郵送販売対応

越前大野城
販売場所は、天守の中! 越前土井家ゆかりの遺品などが展示されています

▼越前大野城に関する記事はこちら

国吉城(福井県三方郡)

国吉城,御城印帳,若狭国吉城歴史資料館

国吉城から待望の新作登場です! 過去に発売された数々の御城印帳のうち、最も人気の高かった初代御城印帳の復刻版。初代版はゴールドだったモチーフの色はシルバーになり、冴えわたる月のような雰囲気で、初代とはまた違った魅力がありますね! 朝倉氏からの度重なる攻めに約10年間も耐えたことから、攻めるに難しく落ちない城であることを表す「難攻不落」の文字と、築城した粟屋氏の家紋「花菱に扇」が入っています。

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:若狭国吉城歴史資料館
価格:1,800円(税込)
※令和3年(2021)3月20日発売。

国吉城,御城印帳,若狭国吉城歴史資料館
販売場所である若狭国吉城歴史資料館では、国吉城址とその城下町・佐柿をご紹介。テーマ展示も興味深い!

◆令和2年(2020)は織田信長が越前朝倉氏討伐のため国吉城に入城してから450年目でした。それを記念して令和2年(2020)2月22日に各100冊で限定発売された御城印帳がこちら↓(完売)。
中段の薄紫色の御城印帳は、粟屋氏が「紫四半」の旗を使っていたとの記述が子孫の由来書にあることから着想。
自身も御城印を集めていらっしゃる若狭国吉城歴史資料館の大野館長は、「せっかくの御城印を長く大事にしてほしい。『こういう記念の年に来たんや、いい年に来たんや』と思ってもらえたらいいやなあ」という思いから記念の年の御城印帳を作られたそうです。

佐柿国吉城,若狭国吉城,御城印帳

◆令和元年(2019)の若狭国吉城歴史資料館開館10周年のときも、記念に御城印帳が発売されました↓(完売)。

佐柿国吉城_御城印帳

▼国吉城に関する記事はこちら

大垣城・墨俣一夜城(岐阜県大垣市)

大垣城,墨俣一夜城,御城印帳

大垣市内にある大垣城と墨俣一夜城(墨俣城)がコラボレーションした御城印帳。大垣城は天文4年(1535)の築城以来、明治維新後も破却されず、昭和11年(1936)に国宝(旧国宝)に指定されますが、昭和20年(1945)7月29日の大垣空襲で惜しくも焼失しました。墨俣一夜城が現在の大垣城天守を、大垣城天守が戦前の旧国宝大垣城天守をモデルとしてそれぞれ復元されていることから、2城共通のルーツとして、戦前の大垣城天守が御城印帳のメインビジュアルに選ばれました。

表紙の立面図は、昭和14年(1939)初版の「国寶大垣城」に掲載された「大垣城天守・同東附多門及同西附多門南立面圖」をトレースしたもの。裏表紙には、関ケ原合戦において大垣城を本営とした石田三成の家紋「大一大万大吉」と、初代美濃大垣藩主・戸田氏鉄(うじかね)の「九曜」を大垣城のイラストに、豊臣秀吉の「七五の桐」を出世のあしがかりとなった墨俣一夜城のイラストに配置。地下水が豊富な「水の都・大垣」をイメージし、青色の青海波の地紋が御城印帳のベースとなっています。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:大垣城、墨俣一夜城
価格2,500円(税込)

▼大垣城に関する記事はこちら

▼墨俣一夜城に関する記事はこちら
昭和お城ヒストリー 〜天守再建に懸けた情熱〜 第6回 【墨俣城】ふるさと創生事業で「一夜城」を建築

犬山城(愛知県犬山市)

犬山城,御城印帳

国宝五城の中で、唯一、三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)が入城している犬山城。また、日本で唯一、平成16年(2004)まで個人(最後の藩主・成瀬家)が所有していたお城でもあります。
静かに、しかしどっしりと山上にて構える犬山城の堅実な姿が美しく、格調の高さを感じさせる御城印帳。特殊紙を使った表紙の左上に配置されているのは、犬山藩お庭焼きとして発展してきた犬山焼です。
中にはなんと! 御城印帳デザインの解説書と国宝5城(松江城姫路城彦根城犬山城松本城)のカードが入っています!

犬山城,御城印帳,中身

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:犬山城前観光案内所
価格:2,400円(税込)
※通信販売も行っています。犬山城のHP(http://inuyama.gr.jp/news/50380)をご覧ください。

▼犬山城に関する記事はこちら

名古屋城(愛知県名古屋市)

名古屋城,御城印帳

表紙は金鯱、裏表紙が名古屋城をバックにした平成30年(2018)復元公開された本丸御殿と、「これぞ、名古屋城!」なオリジナル御城印帳。大迫力の墨絵は、名古屋市出身の墨絵師 巧(たくみ)氏による御城印帳製作のための書き下ろし!! 動きのある地模様の表紙に描かれた荒々しい金鯱は逆巻く雲を切って迫ってくるようで、火事だけでなくすべての禍から守ってくれそうな力強さが感じられます。売上の一部は名古屋城天守閣木造復元事業推進のため金シャチ募金に寄附されます。なんと、御城印帳の表紙をあしらった特別御城印(非売品)つき!!  実は10月から縦158mm×横107mmと一回り小さくなっている名古屋城の通常版御城印も、ばっちり入ります!

名古屋城御城印帳,特別御城印
左:こちらも迫力!特別御城印 右:販売場所の一つである内苑売店は名古屋城のおひざ元!

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:名古屋城正門横売店、内苑売店
価格:2,000円(税込)
※名古屋城振興協会のHP (https://nagoyajo.jp/souvenir/)で通信販売対応中。

▼名古屋城に関する記事はこちら

名古屋城 金シャチ エムアカード ゴールド入会特典オリジナル御城印帳


御城印帳,城びと,ポケット

「名古屋城 金シャチ エムアカード ゴールド」に入会すると、特典としてもらえるオリジナル御城印帳。
「名古屋城 金シャチ エムアカード ゴールド」は、基本ポイント率が 1%と、日常の買物でもポイントが貯めやすく、海外・国内旅行の障害保険やショッピング保険も付帯、さらに宿泊・レストランサイトなどでの特典もある三越伊勢丹グループの(株)エムアイカードが発行するカードです。 貯めたポイントを 10 ポイント=10 円として名古屋城天守閣木造復元に寄付ができる点は、お城ファンとしては見逃せません! 御城印帳にはカードと同じ金シャチが大きくデザインされています。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
入手方法:名古屋城 金シャチ エムアカード ゴールドに Webで入会
※名古屋城 金シャチ エムアカード ゴールドの詳細については三越伊勢丹グループの(株)エムアイカードホームページを(https://www2.micard.co.jp/card/kinshachi.html)ご覧ください。

西尾城(愛知県西尾市)

西尾城,御城印帳

令和2年(2020)に吉良氏800年祭関連事業の一環で部数限定で制作され、すぐに完売となった西尾城の御城印帳。令和3年(2021)、新しいデザインにて通年販売開始です! 今回のデザインは、祭のテーマである「復古創新~800年の心響(KODOU)」から、「郷」(上・白バージョン)と「音」(下・黒バージョン)の2種類。なぜ「郷」と「音」…? 2つの文字を縦に並べてみてください。「響」が現れます! 西尾という「郷」に脈々と受け継がれてきた歴史という「音」をあわせて、新たな響きを創り上げる様子を体現しているようで、テーマにふさわしい、素晴らしいデザインです。令和2年(2020)の限定バージョンと同様、古居志穂さんがデザイン、渡部裕子さんによる書。

旧近衛邸,西尾市
摂家筆頭だった近衛家の邸宅の一部を移築した旧近衛邸で御城印や御城印帳が販売されています。西尾城とともにぜひ訪れたいですね。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)
発売場所:旧近衛邸(西尾市歴史公園内)
価格:各3,000円(税込)
※郵送対応はありません。

西尾城,御城印帳,限定版

吉良氏800年祭関連事業の一環で各200冊ずつの限定生産された、「心」(上・白バージョン)と「響」(下・黒バージョン)。完売済み。デザインは祭のテーマである「復古創新~800年の心響(KODOU)」からとられており、愛知県西尾市生まれで現在も愛知県で活躍中のデザイナー・古居志穂さんによるもの。書は、愛知県の書家・渡部裕子さんによるもので、裏面の「西尾城」は、限定版御城印の書体が使われています。同じく裏面の左下にある吉良氏800年祭PRロゴも渡部さん作。躍動感と静謐さを併せ持つ魅力的な御城印帳。

▼西尾城に関する記事はこちら

近畿


中国・四国

松江城(島根県松江市)

松江城御城印帳

昭和10年(1935)に国宝指定された松江城。しかし、昭和25年(1950)の文化財保護法施行により重要文化財に“格下げ”されてしまいました。再度国宝指定を受けるべく官民一体となって働きかけること65年、ついに平成27年(2015)国宝に返り咲きました!

令和2年(2020)は国宝指定5周年の節目の年にあたり、記念として御城印帳が制作されました。地紋の桜をよくみると、築城した堀尾氏の家紋「分銅」! 5周年にちなんで5つつなげて“桜”に見立てています。中央の題字は松江市在住で松江観光大使でもある路上詩人・こーたさんによるもの。上品な白地に金文字がよく映えます。一転、裏面は松江城の黒を彷彿とさせるマークで締めています。(★)

松江城,御城印帳
(左)まつえ時代案内人・楠馬之介佳盛殿が記念撮影パチリ!黒いお城に白いお城印帳が映えます! (右)松江城大手門跡右側にあるぶらっと松江観光案内所。横に設置してある「武者がしゃべるおもしろ自販機」では、なんと島根観光大使の路上詩人こーたさんが書き下ろす一つ一つ違うメッセージの入った御城印も買える!

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:ぶらっと松江観光案内所、松江国際観光案内所
価格:2,750円(税込)
※郵送販売も対応しています。一般社団法人 松江観光協会(https://www.kankou-matsue.jp/)にご連絡ください。

▼松江城に関する記事はこちら

赤穴瀬戸山城・賀田城(島根県飯石郡)

赤穴瀬戸山城,賀田城,御城印帳
※地図上の尼子十旗の表記は、軍記『雲陽軍實記』(うんよういくさじっき・うんようぐんじっき)とは異なるものもありますが、それぞれの地域での呼称を尊重し、採用しています

戦国大名・尼子氏の本城である月山富田城の10の支城「尼子十旗(あまごじっき・あまごじゅっき)」の一つ、赤穴瀬戸山城(あかなせとやまじょう)と、赤穴瀬戸山城の支城的役割を果たした賀田城(かだじょう)の御城印帳。表紙には赤穴氏の家紋「丸に並び矢」、裏表紙には烏田氏の「丸に隅立て四つ目」を配置。

 表紙の句は、赤穴氏の幕賓・吾郷大炊介武利(あごうおおいのすけたけとし)の辞世の句。『雲陽軍實記』によると、大内氏4万の大軍に対し、赤穴氏は城下の川を堰き止め湖水化して2千の軍で籠城。主君・尼子氏の居城である月山富田城への侵攻を1か月半も遅らせます。奮戦むなしく劣勢になり、84歳の老臣・吾郷大炊介武利は最期を覚悟、辞世の句を残し十文字切りで切腹しました。第27代烏田家当主であり、赤名史談会に所属する烏田勝信さんによる意訳はこちら。「我が祖父(吾郷伯者守清房)が赤穴家5代駿河守久清公より賜った由緒あるこの弓とともに、拙者は80歳余に至るまで戦ってきた。しかれども 、手負いの身なれば、いよいよ命もこれまで。我が散りざまをとくと見よ!!」。 

 裏表紙の「尼子無二之忠臣」も『雲陽軍實記』からの引用。毛利氏に徹底抗戦し尼子氏への忠義を尽くすため、赤穴家重臣の烏田権兵衛と森田左衛門が立てこもったのが賀田城。長槍は烏田権兵衛のもので、今も烏田家に受け継がれています。 (★)

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:道の駅赤来高原、温泉加田の湯
価格:2,800円(税込)
※令和3年(2021)9月6日発売
※一般社団法人 飯南町観光協会の通販サイト IINAN ONLINE MARKET(https://iinan.base.shop/)で通信販売対応

赤穴瀬戸山城,賀田城,御城印帳
御城印帳はこちらで販売されています!(左)道の駅赤来高原、(右)温泉加田の湯 

▼赤穴瀬戸山城に関する記事はこちら

<CHECK!>
島根県飯南町
島根県飯南町のふるさと納税の返礼品に、御城印帳が加わりました。ふるさと納税限定の御城印(赤穴瀬戸山城と賀田城)つきで、1万5000円以上の寄付の対象品です。
詳細は⇒ ふるさとチョイス(https://www.furusato-tax.jp/product/detail/32386/5210976)もしくは さとふる(https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1252321)をご覧ください。 

郡山城(広島県安芸高田市)

郡山城,御城印帳

毛利氏ゆかりの史跡が数多く残されている安芸高田市。表紙には中国地方の覇者・毛利元就の居城である郡山城が描かれた郡山古図が広がり、往時の風景を見せています。裏には元就の3人の息子の家紋と、兄弟の結束を促した三子教訓状で有名な「三本の矢」をデザイン。家紋は、長男・毛利隆元が「一文字に三つ星」(上)、次男・吉川元春が「丸に三つ引き両」(下左)、三男・小早川隆景が「左三つ巴」(下右)。令和3年(2021)は毛利元就没後450年、さらに令和5年(2023)は元就郡山城入城500年と節目の年が続きます。記念に持つのにぴったりですね!

郡山城,御城印帳
御城印帳を販売している安芸高田市歴史民俗博物館(左)と安芸高田市観光協会(右)

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:安芸高田市歴史民俗博物館、安芸高田市観光協会
価格:2,500円(税込)
※通信販売も行っています。安芸高田市観光協会オンラインショップ(http://akitakata-kankou.jp/shopping/)をご覧ください。

▼郡山城に関する記事はこちら

丸亀城(香川県丸亀市)

丸亀城,御城印帳

日本一の高さを誇る4段の高石垣の上に築かれた天守を擁する「石垣の名城」・丸亀城。現存12天守の一つで、400年以上の歴史があります。
御城印帳の表紙にドドンとそびえ、青天を衝く雄姿を描いたのは、大阪在住の墨絵師・御歌頭(おかず)さん。多くの武将や城郭の墨絵を生み出している大人気の墨絵師です。裏表紙には、「ニッカリ青江脇指」がデザイン。京極家伝来の名刀で、現在は敷地内にある丸亀市立資料館が所蔵しています。京極氏は丸亀城最後の城主で、御城印帳にデザインされている家紋も京極氏の「四つ目結紋」。

丸亀城,御城印帳
山上にそびえる天守と並べてみました!(右)、発売場所のおみやげショップ。ついつい遊んでしまう顔出しパネルもお出迎え!(右)

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:丸亀城内観光案内所 おみやげショップ
価格:2,800円(税込)
※郵送販売にも対応しています。丸亀城内観光案内所までお問合せください。

▼丸亀城に関する記事はこちら

松山城(愛媛県松山市)

松山城,御城印帳

「賤ヶ岳の七本槍」の一人で、築城名人でもある加藤嘉明が築いた松山城。豊富な戦経験をもとに実戦を意識した箇所が随所にみられ、攻守に優れた造りになっています。嘉明は完成直前に城を去り、代わって蒲生忠知が入城、二之丸を完成させますが、数年後に病死、嗣子がいなかったため断絶し、その後、松平定行が城主となりました。天明4年(1784)落雷により天守が焼失し、70年かけて復元されたのが現存の天守です。明治になり時の城主・松平勝成は松平の姓を返上、旧姓の久松を名乗ります。
御城印帳にデザインされているのは、松山城を造り守ってきた歴代城主の家紋。加藤家の「蛇の目」および「下がり藤」、蒲生家の「左三つ巴」、松平家の「三つ葉葵」、久松家の「星梅鉢」です。表紙に使われているのは、独特のちりめん状のしわのある檀紙という和紙。デザインとよく合う風合いをお楽しみください!(★)

松山城,御城印帳
天守がきっぷ売り場を見守る本丸広場。御城印帳もここで発売!

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:松山城天守きっぷ売り場(本丸広場)
価格2,700円(税込)

▼松山城に関する記事はこちら

引田城(香川県東かがわ市)

引田城,御城印帳

三方が海に面した断崖に築かれた引田城は、まさに断崖絶壁に立つ海城でした。書家・川村龍洲氏による城郭名には、難攻不落の強さが表れています。最後の城主となったのは、豊臣秀吉の三中老を務めたといわれる生駒親正。のちに高松城や丸亀城を築城・改築した築城名人で、土造りだった引田城を総石垣の城へと改築し、国境を守る強固な拠点としました。表紙の上部中央に配置されている家紋が生駒氏の「生駒車」で、右上が豊臣秀吉の「五七の桐」。

讃州井筒屋敷,引田城,御城印帳
販売場所の讃州井筒屋敷は、江戸時代から醤油と酒造りを行っていた商家をリニューアルした観光施設。ショップや食事処、地場産業体験のほか、続日本100名城スタンプの設置場所でもあります

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:讃州井筒屋敷
価格:2,800円(税込)、御城印(400円)とセット購入の場合は3,000円(税込)
※令和3年(2021)5月1日発売。讃州井筒屋敷(https://tourist-attraction-593.business.site/)にて郵送販売対応あり。


九州・沖縄

立花山城(立花城)(福岡県福岡市、福岡県糟屋郡)

御城印帳,城びと,ポケット

現在の福岡県福岡市東区から糟屋郡新宮町、久山町にある立花山に、南北朝時代に大友貞載(さだとし)が築いたとされる立花山城(立花城)。大友宗麟の命を受けた戸次鑑連(べっきあきつら・立花道雪)が立花家を継いで立花山城に入城してから450年目の節目となる令和3年(2021)、第一回道雪まつりが開催されます(無観客開催)。まつりを今後も継続していくための協賛金への返礼品として、御城印帳と御城印が数量限定で作成されました。

御城印帳は重要文化財「立花山絵図」を見開きにデザイン。表紙に雷神と恐れられた道雪、裏表紙に西国無双といわれた立花宗茂と女城主・立花誾千代(ぎんちよ)をイメージしたシルエットのロゴを配置。裏表紙中央にあるのは、立花家家紋「杏葉紋(ぎょうようもん)」。御城印帳は限定100冊で、協賛金3万円以上の返礼品。ちなみに、協賛金5千円以上から御城印(限定500枚)が返礼品となっています。(★)

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所・価格:「道雪公まつり」協賛金3万円以上の返礼品(100冊限定)
※道雪公まつり協賛金については道雪公まつりHP(https://dousetsukou.com/)をご覧ください。
※御城印については「【イベント等で頒布される御城印】期間限定の御城印も!?ちょっとレアな特別版https://shirobito.jp/article/1160)」をご覧ください。

▼立花山城(立花城)に関する記事はこちら

名護屋城(佐賀県唐津市)

名護屋城,御城印帳

令和3年(2021)3月5日、新バージョン登場! 画像上部の新バージョンは、往時の名護屋城の姿を描いた「肥前名護屋城図屏風」(佐賀県重要文化財)を表紙に大きく配置。裏表紙は、鮮やかな赤を基調に、豊臣秀吉の家紋「五七桐」をデザイン。

画像下は、従来のもので黒地に金が浮かぶ鮮明なデザイン。表紙に大きくそびえるのは、「肥前名護屋城図屏風」(佐賀県重要文化財)に描かれた 名護屋城天守閣部分です。裏表紙には「五七桐文飾瓦」(名護屋城跡出土)の拓本が配されており、下部には小さく英文表記の城郭名が入っています。

名護屋城,御城印帳
どちらも上品で魅力的な「名護屋城尽くし」の御城印帳で、迷ってしまいますね!

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:名護屋城博物館受付カウンター
価格:各2,200円(税込)

▼名護屋城に関する記事はこちら

首里城(沖縄県那覇市)

首里城御城印帳第2弾

大人気の首里城御城印帳に、令和5年(2023)4月29日(土)、新たなデザインが加わります! 第2弾となる今回は、琉球王国時代の美しい風景や人物の絵画を使用しており、しっとり優雅な趣をたたえています。

絵から伝わる、往時の花の香りや優美な音楽を感じてください。(一般財団法人 沖縄美ら島財団ご担当者)

第1弾の鳳凰デザインとはまた違った魅力にあふれていますね。第1弾と第2弾、ついつい両方に手が伸びてしまいそう。

首里城御城印帳第1弾

令和4年(2022)5月15日に発売され、現在も高い人気を誇る首里城のオリジナル御城印帳第1弾です! デザインは、琉球王国時代から伝わる紅型の衣裳『苧麻白地鳳凰と扇牡丹文様両面紅型単子供衣裳(ちょましろじほうおうとおうぎぼたんもんようりょうめんびんがたひとえこどもいしょう)』(一般財団法人沖縄美ら島財団所蔵)から。鳳凰は、龍とともに国王を象徴する霊獣であり、王族が身につける衣裳や身の回りの工芸品にもよく使われていました。
頒布元の一般財団法人 沖縄美ら島財団のご担当の方よりメッセージをいただきました。

鳳凰が現れるのは太平の世であることから、「平和」の象徴でもあります。ぜひ首里城への訪問の記念になさってください。

第2弾の絵画デザインとともに、大好評発売中です。

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:ミュージアムショップ球陽(有料区域内:女官居室)、首里城公園本設店舗
価格:各2,750円(税込)
※第2弾は令和5年(2023)4月29日発売
※沖縄美ら海水族館×首里城公園公式オンラインショップ(https://umichurara.shop-pro.jp/)にて取扱いあり

女官室
販売場所のミュージアムショップ球陽には、ほかにも心惹かれるおみやげ物がたくさん!

首里城
これは絶対中に入りたくなる!首里城公園本設店舗

▼首里城に関する記事はこちら

中城城(なかぐすくじょう、沖縄県中頭郡中城村)

中城城跡,御城印帳

令和2年(2020)9月に世界遺産登録20周年を記念して発行した限定御城印帳が瞬く間に完売した中城城。世界遺産登録20周年の記念日である12月2日、新たな御城印帳がお目見えです! 
 ぱっと目を引く沖縄の伝統工芸・紅型テイストにデザインしたのは、琉球歴女のイラストレーター・和々(わわ)さん。中城城の最後の城主で築城の天才といわれる護佐丸が、当時最高レベルの石積み技法を用いて築いた三の郭やアーチ門のほか、中城城跡に自生するツワブキなどの自然や風景が生き生きと鮮やかに描きだされています。「沖縄の宝である城(グスク)を通して、お城や沖縄が好きな方々とつながりたい」という、作成に関わったすべての人の思いが込められています。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:中城城跡、中城村観光協会
価格:2,750円(税込)
※「なかぐすく商店」(https://nakakanko.stores.jp/)でインターネット販売にも対応中。

◆世界遺産登録20周年の記念として発行された、沖縄初の御城印帳がこちら↓(完売)! 
かつて首里城と勝蓮城をつなぎ、令和元年(2019)に文化省から「歴史の道百選」に選ばれた宿道・中城ハンタ道が、表紙と裏表紙をつなぎます。裏面上部の守礼門から出て、表紙の中城城へ帰ろうとしているのは、中城城を増築し現在の形に整えたといわれる護佐丸。道の途中には、ペリーが浦賀に来る前に寄港し中城城を測量した時に旗を立てたといわれる「ペリーの旗立岩」が見えます。表紙のシーサーがくわえているのは特産の島にんじんと島だいこん。全面通して、沖縄らしい紅型松柄に、冬になるといっぱいに咲くツワブキが文字通り花を添えています。色鮮やかでやさしい雰囲気漂う、地元愛がたっぷりつまった1冊。仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き

中城城跡,御城印帳

▼中城城に関する記事はこちら

座喜味城(沖縄県中頭郡)

御城印帳,城びと,ポケット

2000年に世界文化遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つ、座喜味城の御城印帳。城壁のデザインは地元にある読谷高校の美術部生によるものです。「座喜味城跡」の題字は、御城印の筆耕者を読谷村内で募集した際の応募作品の中から採用されました。地元の愛と誇りがたっぷりつまった、まばゆいほどに輝くデザインです。
頒布元の読谷村観光協会のご担当者から、メッセージもいただきました。

読谷村は沖縄本島の西海岸に位置し、キレイな夕日が望める場所がたくさんあります。
東シナ海に沈む鮮やかな夕日と城壁の美しさをデザインで表現しました。
ぜひ、沖縄へお越しの際は座喜味城跡からの景色を楽しみながら、御城印と御城印帳を手に取って頂ければと思います。

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム
価格:3,000円(税込)
※令和4年(2022)3月13日発売

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世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアムでは、座喜味城跡のガイダンスはもちろん、読谷村の歴史や民俗文化などの豊富な展示が楽しめます。


勝連城(沖縄県うるま市)

勝連城_御城印帳

2000年、ユネスコの世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして登録された勝連城。琉球王国が統一を進める中、最後まで国王にあらがった按司(あじ)・阿麻和利(あまわり)の居城です。

御城印帳はその歴史的背景を表しており、表紙は阿麻和利の力を危険視した首里の軍勢が攻め入ってくる前の悲劇の夜の静けさが、裏はさまざまな歴史を飲み込んだ今の勝連城に朝日が昇っている風景がデザインされています。鈎(こう)状に組まれた布積みの石垣もこだわりのポイント。表紙の素材にクロス地を使っている点も注目です!

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:あまわりパーク内観光ターミナル
価格:2,750円(税込)
※令和3年(2021)12月18日発売
※郵送販売については今後対応を検討中

勝連城_御城印帳
2021年10月14日に勝連城にオープンした「あまわりパーク」。勝連按司・阿麻和利(あまわり)の歴史や文化を伝えます


【番外編1】武将印などを入れる○○帳も出た!

武将印帳

武将印帳,松之屋

最近、各所で盛んに発行されている武将印用に武将印帳もあります! 上州沼田を中心に活躍している上州真田武将隊を模した武将印を手掛ける、沼田市在住のイラストレーター・sinobuさんによる武将たちや、沼田城ゆかりの家紋(沼田氏の家紋「左三つ巴」、真田氏の「六連銭」「結び雁金」「洲浜」、本多氏(小松姫)の「丸に立葵」)がちりばめられています。もちろん、色は真田の赤! 抑えた色調で全体を落ち着かせています。よ~~~~く見ると、文字が隠されている!? 
※上州真田武将隊についてはこちらをご覧ください!

仕様:40枚収納可能/カバー付/ポケットタイプ
発売場所:上州真田武将隊商い処 松之屋
価格:2,980円(税込)
※通信販売も行っています。松之屋のネットショップ (https://www.josyu-sanada.com/shop)をご覧ください。

▼武将印に関する記事はこちら

松之屋,蒐印帳

御城印を始め、武将印や姫印などさまざまな種類を違和感なく収集・保管できる「蒐印帖(しゅういんちょう)」が登場! 「マルチに収集できる1冊」というコンセプトと、デザインの勇猛さから名づけられました。激動の戦国時代を勇ましく、また凛々しく生きた武将や姫のデザインは、武将印や武将印帳でおなじみの群馬県沼田市在住のイラストレーター・sinobuさんの手によるもの。いつもの愛らしくデフォルメされた武将や姫たちとは、また違った魅力がたまらない!

松之屋,御城印帳,上州真田武将隊
左:真田信之と妻の小松姫が「泰平の世において商い処を営むなら」をコンセプトにした店舗 右:店内には素敵なグッズが満載!

また、「真田氏だけではない、沼田という土地の背景を多くの人に知ってもらいたい」との想いから、蒐印帖と同時に「沼田氏六城御城印」も発売されました。真田氏の前に沼田を支配していた沼田氏に関連する県内の6城(荘田城、小沢城、幕岩城、天神城、女渕城、高王山城)です。6城を横一列につなげると、真田氏から沼田城を奪還しようともくろむ沼田平八郎景義の絵が完成します! 絵巻物のように楽しんで歴史が学べるのもいい! また、すべて集めると、松之屋店頭でのみ販売されている『沼田氏 沼田城御城印』を購入できます。城郭名が月ごとに色が変わる箔押し仕様です。

松之屋,御城印帳,沼田氏御城印帳,上州真田武将隊

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:上州真田武将隊商い処 松之屋
価格:3,500円(税込)
※通信販売も行っています。松之屋のネットショップ (https://www.josyu-sanada.com/shop)をご覧ください。

【番外編2】イベント等の特別限定版!

忍者文字御将印スタンプラリー(松江城米子城月山富田城

忍者印帳,御城印帳,雲伯3城

イベント限定の“忍者印帳”登場! なんと、いつもは「裏」扱いされるポケット式御城印帳の和紙面が主役! 令和3年(2021)4月6日(火)から松江市、安来市、米子市で始まる「忍者文字御将印スタンプラリー」にて、和紙面に4カ所に設置された忍者文字スタンプを押印するための「忍者印帳」なのです。4カ所のスタンプの忍者文字をすべて解読すると、もれなく「堀尾吉晴に仕えた忍者の忍者印」がもらえます。「裏」のポケットには、もちろん御城印や武将印が収納可能! スタンプラリー詳細については、一般社団法人 松江観光協会のHP(https://www.kankou-matsue.jp/event_calendar/desc/?event=56770)をご覧ください。

仕様:6枚収納可能/ポケットタイプ
発売場所:ぶらっと松江観光案内所、いっぷく処清松庵、安来市立歴史資料館、米子まちなか観光案内所
価格:100円
※限定500冊

出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖 御城印帳(令和2年(2020)9月20日・21日開催)

出張!お城EXPO in 滋賀びわ湖,御城印帳

令和2年(2020)9月20日、21日に滋賀県立びわ湖ホールで開催された「出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖」。関西初のお城EXPO開催! その公式グッズの一つとして、御城印帳が数量限定販売されました。逆巻く波が昇り龍となった躍動感あふれる表紙に、大人気ゆるキャラのひこにゃんがひょっこりのぞくかわいらしい裏表紙と、表裏で雰囲気の異なるデザイン。

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
発売場所:出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖前売り券とのセット販売(https://shiroexpo-shiga.jp/ticket/)、当日会場の物販スペース
価格:2,600円(税込)

▼出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖に関する記事はこちら

国宝五城オリジナル御城印帳松江城姫路城彦根城犬山城松本城

国宝5城,お城EXPO,御城印帳

令和元年(2019)12月末に開催された「お城EXPO 2019」にて、「国宝五城ミニ検定」チャレンジされた方へ抽選でプレゼントされた御城印帳。実は、城びとがデザイン・制作をいたしました!! 表紙にある「GOJOINCHO」・・・「御城(ごじょう)」と「五城」のダブルミーニングなのです! そして国宝五城の各お城をイメージした5色のモチーフでまとめました。さて、どれがどのお城でしょう? 答えは…

仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き
非売品(イベント等にてプレゼント)

お城EXPO御城印帳

「お城EXPO 」限定御城印帳。御城印帳、御城印ステッカーともに城びとのデザインです。
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き。お城EXPO会場にて販売されました(販売は終了しています)

<2019年版>
お城EXPO2019,御城印帳

【城外編】城びとオリジナル御城印帳

「どのお城の御城印帳も魅力的で選べない!」という方は、城びとのポケット御城印帳もチェックしてみてください! すべて城びとストア(https://shirobito.stores.jp/)でお求めいただけます。

▼不定期ですが、書店様などで城びとの城びとの御城印帳等を販売するポップアップを開催しています。詳しくはこちら「城びとグッズが買える!ポップアップ情報」をチェック

■城びとポケット御城印帳<箔>・石垣(銀)

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グレーベースで、角度によって色が変わって見える布地に、石垣のモチーフを銀で箔押しした高級感あふるる御城印帳。角度を変えると石垣がキラリと光ります。
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)

■城びとポケット御城印帳<箔>・石垣(黒)

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大人気<箔>の黒バージョンが登場! グレーベースで、角度によって色が変わって見える布地に、漆黒で石垣のモチーフを箔押しした高級感あふるる御城印帳。光りをおさえて、石垣感をアップさせました。
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)

■城びとポケット御城印帳<箔>・石垣(黒金)

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漆黒の布地に、石垣のモチーフを金で箔押し。高級感と重厚感を併せ持つ御城印帳。角度を変えると石垣がキラリと光ります。
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)

■城びとポケット御城印帳<WASHI>・城壁を歩くひこにゃん

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愛らしいひこにゃんの御城印帳が登場! 表紙は朝、足取りも軽くおもてなしに向かうひこにゃん。おもてなしを終えて、夕方に帰途につくひこにゃんのシルエットが裏表紙です。朝と夕方、城壁にあたる光の具合の違いまでこだわっています!
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き

■城びとポケット御城印帳<戦国シリーズ>・本能寺の変

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表紙は織田信長、裏表紙は明智光秀。なんと、それぞれ武将に関連する言葉のアルファベットでできているのです! グラフィックデザイナー・井上祥邦さんによる侍タイポグラフィです。武将の性格や特徴、出生から死に際まで1ラインずつストーリーが描きだされているので、目を皿のようにしてよおーくご覧ください。キラリと光るは金箔押し!

御城印帳,城びと,ポケット
台紙は青色!御城印だけでなく、ポストカードもよく映えます。(※商品に武将印、御城印は含まれません)
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/青色台紙

■城びとポケット御城印帳<戦国シリーズ>・山崎の戦い

御城印帳,城びと,ポケット

表紙は豊臣秀吉、裏表紙は明智光秀。なんと、それぞれ武将に関連する言葉のアルファベットでできているのです! グラフィックデザイナー・井上祥邦さんによる侍タイポグラフィです。武将の性格や特徴、出生から死に際まで1ラインずつストーリーが描きだされているので、目を皿のようにしてよおーくご覧ください。キラリと光るは金箔押し!

御城印帳,城びと,ポケット
台紙は青色!御城印だけでなく、ポストカードもよく映えます。(※商品に武将印、御城印は含まれません)
仕様:40ページ(片面PPポケット付き)/青色台紙

【過去のもの】

今まで城びとが作成した御城印帳もご紹介!すべて仕様は40ページ(片面PPポケット付き)/保護カバー付き。現在は販売を終了しています。

■城びとポケット御城印帳<washi>・黄色

城びとのロゴマークである天守を表に、オリジナルキャラクター・シローくんを裏に配置。黄色やフォントもあいまって、全体的にポップな感じの御城印帳。
城びと,御城印帳,黄色

■城びとポケット御城印帳<washi>・ブルー

狭間を下地に、筆文字で書かれた「城びと 御城印帳」とシローくんが光る!
城びと,御城印帳,ブルー

■城びとポケット御城印帳<washi>・シロ

あれ、単なる幾何学模様・・・?いえいえ、よーくご覧ください。城好きを主張しまくっています。理由を知りたい方はこちらをご覧ください!

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■城びとポケット御城印帳<washi>・2周年記念デザイン

城びと開設2周年を記念して発売された御城印帳。シロのカラフルバージョン。
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■城びとポケット御城印帳<檀紙>・3周年記念デザイン

ちりめん状のしわが趣深い檀紙を使用した御城印帳。よーく見ると、何かが隠れています。
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【城外編】御城印をキレイに楽しく保存できる!ポケットタイプの御城印帳を徹底解説!

お城EXPO2020,城びと,御城印帳

「ポケットタイプって、どんな御城印帳?」「ポケットタイプに興味はあるけど、実際に見たことがないので、詳しく知りたい」という方のために、城びとのポケットタイプの御城印帳についてご紹介します!(この記事でご紹介している御城印帳は、すべてこのタイプです!)

<台紙は和紙で、蛇腹式>

城びとのポケットタイプの御城印帳は、和紙を台紙にした蛇腹式! そのため、御城印が増えてくると、ぱっと広げた時にコレクションがズラリと並んで、見ても楽しいコレクションとなります。ポケットが片面についているので、表と裏、両面ともそれぞれ色々な楽しみ方ができます。サイズは幅124×高さ183×厚さ18㎜。大判の御朱印帳と同じサイズです。

《表はポケット式》

御城印は書置き・印刷されたものがメイン!
貼らずにきれいに収められるように、表はポケットになっています。
台紙の和紙は、少しざらつくほうの面をあえてポケット面に使用。「ちょっと入れづらいかも・・・」というお声もありますが――“ずれづらく、落ちにくいように”というニクイ仕掛けなのです!
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ポケットは全部で42ポケット。御城印をズラリと並べるのも素敵ですが、御城印だけでなく、ポストカードや現地で手に入れた解説、旅の記念写真まで旅の思い出を一緒に入れるのもおすすめです♪ ちなみに、表紙と裏表紙の台紙裏のポケットは、台紙に堅さがあり、少し硬い紙の方が入れやすいので、編集部員はここにはお城のポストカードをいれています! 

《裏はなめらか和紙の自由帳》

台紙は、和紙のなめらかな面を裏面に使っているので、スタンプを押したり、書き込んだりしやくなっています! もちろん、思い出の品を貼るのもOK。真っ白なオープンスペースを自由に使うことができます。
 
城びと,御城印帳,ポケットタイプ
全40ページのフリースペース! 「どう使ったらわからない・・・」――いやいや!難しく考えない!お城や城下町、駅にあるスタンプをポンポン押していくだけでも、後から見ると色々な思い出がよみがえって楽しく旅行を振り返れます! 登城の感想、お城の覚書などなど、どう使うかワクワクしますね!

~チラ見せ!城びと編集部員Cの御城印帳~

 ★その① ノーマル版裏面★
城びと,御城印帳,ポケットタイプ
御城印は登城したときに買う!」が基本スタンスの編集部員C。購入した御城印を収めたポケットの裏は、旅の思い出写真にひと言添えて。2019年のお城EXPOで作ったカードや、御城印が入っていた御城印袋もなど、本当に自由に使っています。たまに蛇腹を開いて見返すのがとっても楽しいです

★その② お城EXPOスペシャル★

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お城EXPO限定の御城印帳に、お城EXPOでゲットした御城印やポストカード、記念写真などなどをまとめてみました! 後で振り返ったときに分かるように、「どんな状況でゲットしたか」の説明シートも作成して入れてあります

★その③ いつか必ず登城するぞ!スペシャル★

城びと,御城印帳,ポケットタイプ
「『御城印は現地購入』が基本スタンス。でも新型コロナウィルス感染防止のため実際に現地に行くのは難しい!でもでも好きなお城を応援したい!」という方は、「いつか必ず登城するぞ!御城印帳」はいかがでしょう。御城印帳に通販や郵送対応で購入した御城印とそのお城の気になることをまとめて、「いつ行こうかな」「このお城に行ったら、ついでにどこをめぐろうかな」と妄想するのも一興。なかなか発散できないお城への滾る情熱を、この一冊にこめませんか!

執筆・写真/ 城びと編集部