(15人目)「加藤嘉明」(松山城)の続きです。
私が松山城でいちばんおもしろくて好きな所は、城攻めの気分を味わいながら登城できる所です。 さあ攻める気持ちになり大手門からいざスタートします! 門をくぐると真正面に天守が見えるので、(行け~!)と勢いよくそのまままっすぐ進むと行き止まり(あれ?)。振り返ると戸の無い門(戸無門)があり、なんだ~ここからなら簡単に入れるではないか(それ~!)と思って門をくぐると、次の筒井門が閉まっている。(あれ?どうしよう?)立ち止まって考えていると横に隠れた門があり(隠門)そこから敵兵がいきなり出てきて囲まれてしまいます(しまった!これは罠だ~!と気づいた時にはもう遅い😩)。応戦している間に筒井門の上の狭間から鉄砲を撃ちかけられ、半分はここで討死するでしょう。さらに運よく筒井門を突破し中に入っても(またもあれ?)次の入口(太鼓門)が見当たりません(実は右奥の見えない位置にあります)。(次の門はどこだろう?)立ち止まって探している内に、正面の筒井門続櫓と右側の隠門続櫓の狭間が一斉に開き鉄砲で撃たれて袋のねずみです。この時点でほぼ全滅でしょう(無念じゃ~)。私も天守までたどり着く前にここで討死してしまいました(笑)。嘉明様お見事です!😊(写真①~⑤)。
【余談】道後温泉と鯛めし
夜は「湯築城」のすぐ横にある「道後温泉」に宿泊してゆっくり夏目漱石や正岡子規の気分で疲れをいやし、風呂上りに名物の「鯛めし」を食べてみました(写真⑥)。新鮮な天然鯛の切身をごはんの上に乗せ、だしのきいた醤油に生たまごをといてかけ、のりと薬味をのせて食べると、うわ~最高!これめちゃ美味しかったです😋。
次は(16人目)に続きます。
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