香川県で生まれ育った私にとって丸亀城はもっとも身近なお城。
今回で何度目かわからないほどよく訪れている。
「石垣の城」に相応な高石垣の壮大なスケールは、何度訪れても全く色褪せることはない。
2年ほど前の豪雨災害によって一部崩落した石垣は、あと3年ほどの計画で修繕作業が行われていた。
今は崩れ落ちた石垣を、再び使えるように元々の並びを記録して並べられていた。
新しいものを用いるのではなく、できる限り元通りに復元することを目指していることに感心させられると同時に、石垣を積み上げるという立派な「築城」を目の前で観れると思うと素直にワクワクさせられた。
今回はコロナ禍もあって帰省自体1年以上できていなかったので、久しぶりの登城だった。
しかし、お城と桜を楽しむ人々の姿は今までと何も変わっていないし、
一方で石垣が崩落してもその修繕作業は未来に向かっての希望。むしろ前向きにとらえられるものだった。
丸亀城がみせる昔から今も変わらない風景と、未来への希望が共存する姿も一種の「温故知新」かなと感じた。
わが地元の誇り「丸亀城」また次が楽しみだ。
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