地元のとある集まりの食い倒れ旅で犬山城を訪れました。メインは城下町での食べ歩きではあるものの、まずは天守から。1月に登城した際には廻縁に前夜の雪が残っていて西辺には入れませんでしたが、この日は見事な晴天で、西辺からは木曽川と対岸の伊木山が綺麗に見渡せました。
せっかくなので犬山城下町周遊券を買って「城とまちミュージアム」「IMASEN 犬山からくりミュージアム」「どんでん館」にも。城とまちミュージアムの犬山城下町ジオラマは、前回に城下を歩き回っているだけにジオラマと現状を頭の中で照合しながら見ることができました。企画展「成瀬家に届いた武将の手紙」では、細川忠興、加藤嘉明、戸田氏鉄、土居利勝など錚々たる顔ぶれからの手紙が展示されていて、さすがに尾張藩の付家老ともなると城持大名にも劣らぬ格式と人脈を有していたことがよくわかります。また、どんでん館には犬山祭で曳かれる車山が、からくりミュージアムには車山に据えられたからくり人形などが展示されていて、いつか犬山祭にも来てみたいとの思いを強くしました。それぞれ何年か前にも訪れているんですが、程よく忘れていて改めて楽しませていただきました。
さて、前回見落としていた犬山城大手門説明板をチェックして、いよいよ城下町へ。城下町は多くの人で賑わっています。浴衣姿の一団はインバウンド客でしょうか。まず山田五平餅店の五平餅から食べ歩きを開始しましたが、5月ながら30度を超える暑さのため思ったほどに食が進みません(あったかい食べ物はあまり…)。自家製レモネードやかき氷で涼をとりながら、いくつか軽くつまんで、松栄本店でお城もなかを買って、1時間半ほどで城下町を後にしました。
年初に城初めとして訪れた際に「次の機会には食べ歩きしながらゆっくり城下町を楽しみたい」などと投稿しましたが、まさかこんなに早く実現することになろうとは。ただ、食べ歩きという点では、まだまだもっと食べたいと思っていた品はあるので、その辺はまたの機会に。
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