たちばなじょう

立花城

福岡県福岡市

別名 : 立花山城
旧国名 : 筑前

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イバノヲ東面の石垣
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T-Shionoya

筑前国の重要拠点 立花山城 (2023/10/12 訪問)

10月の福岡旅行で訪れた2つ目の城が福岡県の福岡市や新宮町などに跨る立花山城。

福岡平野の北東、古から海陸交通のランドマークであった標高367mの立花山一帯を要塞化した城。
最高峰の井楼山を本城とし、他のピークや尾根に出城や砦などを配置。
貿易港博多の監視が可能なポイントで、筑前国を統治する重要拠点の1つとして争奪戦が繰り返された模様。

南北朝時代に豊後国の大友氏の一族が築いたと伝わり、立花姓を名乗っていたが16世紀後半に滅亡。
1571年に大友重臣の戸次鑑連が入城し立花道雪の名で知られ、養子の立花宗茂が城主を継承。
その後、筑前国の大名となった小早川の時代は名島城の支城となり、黒田時代に廃城となりました。

現在は登山道が整備され、福岡で気軽に楽しめるメジャーな登山スポットの1つ。
山頂からの博多湾と福岡市街地の眺望は絶景。

訪問時、立花口からスタートすると途中でルートが分岐し、立花山ルートで山頂の本城へ。
古井戸は埋没していたものの、山頂部に到着すると本丸は石垣と虎口らしき遺構が残る曲輪。
山頂から北西に石垣ルートで下山すると、所々で削平地が見られ、点在する石垣は徐々にレベルアップ。

予定していた松尾山は断念し、秋山谷から小つぶらを駆け足で巡り滞在時間3時間越え。
時間不足でやや消化不良ながら、立花道雪・宗茂への興味が増した私の城郭巡りの161城目でした。

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ryu

立花山城探訪登山 (2023/01/08 訪問)

久しぶりに立花山に登って立花山城をじっくりと探訪しようと、縄張り図を片手に立花山七峰を巡り遺構を見て回った。
連休中日で登山者は多かった。
探訪ルート
立花口の登山口より入山。イバノヲ・大タヲの石垣(立花口側)~下原側の隅角部を持つ石垣~登り石垣と空堀~松尾山山頂部の曲輪、堀切~白岳山頂部の二段の曲輪~大つぶらの曲輪~小つぶらの防塁状の石積み、畝状竪堀群~井楼山西側の石垣、曲輪~山頂部の虎口、櫓台~三日月山への尾根上の堀切~古井戸~馬責め場~大一足の曲輪、石垣~小一足の曲輪~立花口の登山口に下山

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織田晃司

立花口から登城 (2022/02/11 訪問)

分岐にて石垣ルートへ。登り勾配はキツイですが石垣見たさに足が進んでいく。

立花城もかなり広い城でくまなく見ようとすれば相当な時間がかかります。

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立花道雪 立花宗茂 (2020/10/23 訪問)

 立花道雪の居城で、彼の養子立花統虎(宗茂)が島津の大軍を迎え撃った城として記憶しており以前から来たかった城址です。 
いくつか登山道はあるようですが、梅岳寺からのルート(立花山ルート)を選択しました。登山道は整備されています。途中、屏風岩方面から行くルートと石垣跡へ行くルートに別れますが、どちらも山頂へ行くことができます。屏風岩方面から登り石垣ルートから降りてきました。山頂には案内板も設置されていて、眺望もすばらしい。見どころは石垣で、石垣ルート付近以外でも探すと見つけることができます。「余湖くんのホームページ」を見ると城域は広範囲で、松尾山までは行きましたがその他は回ることはできませんでした。
JR福工大前駅よりコミュニティバス山らいず線に乗り立花小学校前にて下車。徒歩15分くらいで立花山登山口に到着します。途中の梅岳寺には立花道雪の墓があります。
 降りて来て気が付いたのですが、登山口に新型コロナウィルスにより登山自粛を促す案内板がありました。しかし、山では多くのハイカーが登山を楽しんでみえましたね。

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城郭情報

分類・構造 平山城
天守構造 不明
築城主 立花貞載
築城年 元徳2年(1330)
主な改修者 小早川隆景
主な城主 立花氏、大友氏、小早川氏
廃城年 慶長6年(1601)
遺構 曲輪、石垣
住所 福岡県福岡市東区立花山
問い合わせ先 福岡市教育委員会文化財部文化財整備課
問い合わせ先電話番号 092-711-4783