日本100名城

なかぐすくじょう

中城城

沖縄県中頭郡

別名 : 中城グスク、中グスク
旧国名 : 琉球

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中城城
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まさお

沖縄城巡りツアー4城目 中城城 (2025/04/17 訪問)

読谷村のホテルから約1時間のドライブで中城城跡に到着した。
ここは昨日訪問した座喜味城の護佐丸が移った先で、勝連城の阿麻和利と戦い滅びてしまった場所とのことでした。
勝連城とは海を挟んだ対岸の丘陵の尾根沿いに六つの郭からなる琉球石灰岩の優美な城壁のが連なっていた。
かつてペリー提督もこの地を訪れ、城壁の建築技術を絶賛していたことです。
この後、東海岸沿いに斎場御嶽に向う。

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たか

日本最強の城 (2025/03/25 訪問)

タイトル通り日本最強の城スペシャルで選定されました。
これは行かねばと思い、仕事の時間を調整して行ってきました。

やはり琉球のお城は石垣が凄い!
また空が青ければ石垣の白さも映えるというものです。

イベントの用意をしていたり地元の方々がお城を大事にされているのがとてもよく伝わります。
御城印もゴジラのコラボがここにはまだ残っているとのことでとてもラッキーでした。
また山城ではありますが上の方までカートで送ってもらえるので利用すると楽ちんです。

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これが琉球の兜!(展示企画・4/29~6/2・護佐丸歴史資料図書館) (2025/04/29 訪問)

◯ イベント名:想定復元品 琉球式兜展示
◯ 期間:令和7年4月29日~6月2日
◯ 場所:護佐丸歴史資料図書館(中城村字安里215番地)図書室1階
 ※ 中城城跡から約4km、車で十数分の場所にあり、グスクの発掘品などが常設展示されています。
◯ その他:
 ・入場無料
 ・10時~19時(土日祝は17時まで)
 ・休館日 4/30、5/1、7、8、9、13、15、20、27

沖縄の兜、どのようなものをイメージしますか?

琉球王朝やそれ以前の時代の甲冑は残念ながら現存してませんが、
首里城はじめグスクで発掘される断片から、
日本式の甲冑が海を渡って用いられていたと考えられています。
また、独特にデザインされた鍬形などの立物が発掘されており、
琉球独自にアレンジされた立物が組み合わされていたのではとも考えられています。

こうした推定に基づき復元された兜が
このたび、中城城跡に近い資料館・護佐丸歴史資料図書館で展示されることとなりました。
製作したのは「オータニサン」のエンゼルス兜で知られる甲冑メーカー・甲冑工房丸武。
レプリカとはいえ沖縄県では珍しい兜の展示企画、
中城城跡を尋ねる機会があればお立ち寄りください。
(E)

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トク

⑬【護佐丸と沖縄6城】(6)中城城(3/3) (2025/02/06 訪問)

中城城の続き(3/3)です。護佐丸はなぜ戦わなかったのでしょうか?
護佐丸にも阿麻和利には不穏な動きがあり、いつ攻めてくるかわからないという情報は当然入っていたと思います。であるにもかかわらず、なぜ月見の宴などを開いていたのでしょうか?

阿麻和利が護佐丸を攻めている頃、阿麻和利に嫁いだ王の娘の百十踏揚は、密かに勝連城を抜け出して首里城へ行き、父(国王)を騙している本当の裏切り者は夫の阿麻和利であり、今まさに祖父の護佐丸を殺そうとしている事、また護佐丸の次は父を殺して琉球王国を乗っ取ろうとしている事を、父である国王尚泰久に伝えます。真の裏切り者を知った王は激怒し、百十踏揚の付人(後の夫)である「大城賢雄」(うふぐすくけんゆう)を総大将とした阿麻和利討伐軍を送り、阿麻和利を滅ぼしたのでした。

私は最後に、中城城から勝連城を眺めてみました(写真③)。それから護佐丸の墓を訪れてみました。日本最古の亀甲墓だそうです。中城城の入口から道路の反対側の狭い道を入り、さらに階段を100段くらい登った人目につかないような場所にひっそりとありました(写真①②)。そして墓の前に立ち考えてみました。なぜ護佐丸は戦わずして自害したのでしょうか? その理由を、墓の前に咲いていた桜が、教えてくれたような気がしました(写真④)。

護佐丸(享年68才)、彼は本当に反逆者だったのか、それとも真の忠義者だったのか? 彼の死は、今でも沖縄永遠の謎として、語り継がれています。

最後に番外編です。
 

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概要

沖縄本島中部にある、尾根上に6つの郭が連なる城。15世紀前半に三の郭などが増築され、現在の姿に整ったという。琉球石灰岩で堅固に築いた石垣は野面積・布積・相方積など様々な技法が使われている。貴重な左右対称の城壁や、琉球の城らしい石造拱門(アーチ門)が特徴的。北の郭の入口の物見台なども見どころ。

城郭情報

城地種類 連郭式山城
築城年代 14世紀後期?
築城者 先中城按司
主要城主 護佐丸盛春
文化財史跡区分 世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)、国史跡(中城城跡)
近年の主な復元・整備 護佐丸盛春
天守の現況・形態 なし
主な関連施設 石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、石門
住所 沖縄県中頭郡中城村泊/北中城村
問い合わせ先 中城城跡
問い合わせ先電話番号 098-935-5719