日本100名城

いちじょうだにじょう

一乗谷城

福井県福井市


旧国名 : 越前

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一乗谷城
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山上の一乗谷城に登ってきました (2025/05/05 訪問)

 一乗谷川両岸に拡がる朝倉氏一乗谷遺跡を訪れること三度目にして、山上の一乗谷城にも登ってきました。英林塚からの登城口に山頂まで1.0kmとあり、0.5kmまでは順調に登って来た感があったのですが、0.3kmや0.2kmの標識以降では、とんとペースが落ちました。ほんとに表示距離は合ってるの?って感じ。移動距離でなくて、残りの比高を表示しているんではないのと思うくらい。
 山上御殿群に到着。郭群の背後の尾根を土塁代わりに利用しています。尾根の切通しを超えたところに写真4の説明板があり、「背後から10mほど行くと畝状竪堀があります」と。「背後」って? 自分の背後だと気づくのにだいぶかかりました。山上御殿群背後の尾根の外側の切岸が終わって、なだらかになったところにわさわさと並んでました。全体では100以上の竪堀が作られているとありました。
 防御施設の連続郭群に進みます。城びと先人のレポート通り、一の丸内部は藪化。切岸を登る道も直登に近いです。二の丸、三の丸は切り開かれてました。大身の朝倉氏だけあって規模は大きいです。登って来た甲斐がありました。

 カメラvsスマホについて、つぶやき。私はスマホのみです。城びとに写真をアップする際に、たまに「この写真はアップロードできません」とでます。最初は、不適切な映り込みがあり撥ねられているのか、誰かがチェックしているのかと、不安な感じもしました(おばかさんでした)が、最近になって、スマホでも10MBを越すことがあるためと認識しました。JPEGで、変化が少ない部分が多い写真は強く圧縮できるが、藪のような細かい変化が多い写真は圧縮しにくいのですねえ。
 

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ホリタカ

風鈴が綺麗でした (2025/05/02 訪問)

復原町並では風鈴が飾られていました

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小城小次郎

少しずつ見どころが増えていく (2024/05/11 訪問)

2022年に博物館が新設され、2023年にはガラス製の鑑賞施設が設けられた。少しずつ手が加えられ、少しずつ見どころが増えているのが嬉しい。昨年5月が三度目の訪問で、晴れたのは初めて。

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イオ

とことん一乗谷(下城戸以北) (2024/10/13 訪問)

(続き)

一乗谷の北端には正門にあたる下城戸が設けられ、下城戸北側に広がる安波賀地区には足羽川水運の川湊があり、一乗谷の物流の拠点となっていました。

下城戸
下城戸は一乗谷北端の谷幅が最も狭くなったところに設けられた城戸で、高さ4.5mの土塁と水堀で侵入を防ぎ、西端に巨石を組み合わせた通路が矩折状に通じています。立ち並ぶ巨石には圧倒されますが、巨石や土塁の上には建物の痕跡は検出されず、絶大な権力を誇示するためのものと考えられます。一乗谷川の対岸にも土塁や屋敷跡と思われる削平地があるようですが、今回は未確認です。

安波賀春日神社(福井市安波賀町)
一乗谷の鎮守社として崇敬された神社で、一乗谷が炎上した際に社殿を焼失しましたが、江戸中期に福井藩主・松平氏により再建されています。社殿からさらに山上の瀧殿社には五代・義景の分霊が祀られているようですが、見落としてしまいました…。

伝朝倉宗滴館跡(福井市安波賀町)
安波賀春日神社から西山光照寺に向かう道中に朝倉宗滴の館跡と伝わる地があるようなので行ってみましたが、石碑や説明板などそれらしいものは見付けられませんでした。ただ、すぐ近くのJR越美北線の踏切は「金吾谷」だったので、やっぱり…という感じでした。

西山光照寺(福井市安波賀中島町)
一乗谷最大級の寺院で、発掘調査により礎石建物や地下式倉庫、巨石を用いた石垣、石組溝などが確認され、40数体もの笏谷石による大きな石仏が立ち並んでいます。

そして西山光照寺から博物館に戻って、一乗谷をひとめぐり。さすがに一乗谷城の出城にあたる小見放城や小城までは無理でしたが、城下で予定していたところはひと通り見て回ることができました。出城に加えて取りこぼしもいくつかありますし、100名城スタンプも押し忘れてしまったので再訪必須ですが、大満足の一乗谷でした。
 

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概要

朝倉氏の館だけでなく、城下町と周囲の山城を含む縄張までが一乗谷城と呼ばれている。織田信長の侵攻によって灰燼に帰したが、武家屋敷や町屋群が復元整備されている。また、平面表示された朝倉氏館跡でも、約80m四方の居館を土塁と堀で囲んだ当時の雰囲気が伺える。

城郭情報

城地種類 山城
築城年代 南北朝時代
築城者 朝倉氏
主要城主 朝倉氏、桂田氏
文化財史跡区分 特別史跡(一乗谷朝倉氏遺跡)、特別名勝(庭園)、重要文化財(遺跡出土品)
近年の主な復元・整備 桂田長俊
主な関連施設 侍屋敷、町家、庭園、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、土塁、横堀(水堀)、虎口、門
住所 福井県福井市城戸ノ内町
問い合わせ先 福井市教育委員会事務局文化課
問い合わせ先電話番号 0776-20-5367