2019/09/10
「トリップアドバイザーの口コミで人気!日本の城ランキング 2019」を発表
旅行者による生の口コミで人気の旅サイト、トリップアドバイザー(TripAdvisor)が、毎年日本のお城ランキングを発表しているのをご存知ですか? 今回は、先日発表された「トリップアドバイザーの口コミで人気!日本の城ランキング 2019」をご紹介! せっかく城びとがご紹介するので、城びとに寄せられたお城ファンの口コミも一緒にお届けします!
トップ20に初登場したお城とは?
毎年発表されるランキングですが、その年によって少しずつ顔ぶれが変わります。今回のランキングで注目したいのは、ランキング初登場のお城! 初めてトップ20入りした2城、備中櫓が凛々しい「津山城(鶴山公園)」(岡山県津山市)と天守閣から一望できる美しい絶景や充実した史料展示など魅力たっぷりの「島原城」(長崎県島原市)は、一体、何位にランクインしているのでしょうか。また1位は? ほかにもどんなお城がランクインしているのかぜひチェックしてみてください。城びとの「みんなの投稿」に寄せられた口コミも併せてご紹介します!
■20位 島原城(長崎県島原市)
初ランクインのお城がさっそく登場です! 白亜の天守閣が青い空に良く映える島原城は、元和4年(1618)に松倉重政が築城した平城です。昭和35年(1960)から順次、西三重櫓や五重五階の層塔型天守、巽三重櫓、丑寅三重櫓が再建され、現在の姿になりました。天守閣にはキリシタン史料などが展示されており、歴史の背景を学べます。
▼島原城の城びとの口コミ
あまりにも特徴的な無破風五重天守は全国でもここだけ。小藩の城とは思えない巨大さと、魅せる石垣の技巧に酔いしれたい。(小城小次郎さん)※投稿より一部抜粋
▼20位の島原城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆島原城へのアクセス
島原鉄道「島原駅」から徒歩約5分
■19位 二条城(京都府京都市)
徳川の初代将軍、徳川家康が築いた二条城。世界文化遺産に登録されており、人気の観光スポットです。歴史的には大政奉還が行われた場所でもあり、実際に慶喜が大政奉還を宣言した部屋である大広間一の間が残されています。日本100名城。
▼二条城の城びとの口コミ
造りが複雑なので縄張り図を持って確認しながら見学するか、複数回にわたって行かないと全てを回るのは難しいかも知れません。枡形に続き、180°曲がるトリッキーな道。まさしく平城を代表する城です。(バリィさん)
▼19位の二条城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆二条城へのアクセス
市営地下鉄「二条城前駅」から徒歩すぐ
JR「二条駅」から徒歩約10分
■18位 高知城(高知県高知市)
関ヶ原の戦いの後、山内一富が築城した現存12天守の高知城。本丸御殿も現存しています。天守の外に出られるのは、現存12天守では高知城と犬山城だけということで、その絶景も魅力と人気が高い城です。日本100名城。
▼高知城の城びとの口コミ
南国 高知は海のイメージがありませんか?実際には県内の7割程度が山だそうです。高知城の天守閣に立つと、長曾我部元親や山内一豊、坂本龍馬達もこの山並みを見て生きていたんだと感じます。高知城に登ると不思議な希望が湧いてきますよ!(ゆきむらさん)
▼18位の高知城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆高知城へのアクセス
JR「高知駅」からバス乗車し「高知城前」下車、徒歩約5分
■17位 津山城(鶴山公園)(岡山県津山市)
津山城を築いたのは、織田信長の小姓として有名な森蘭丸の弟、忠政。現存建物はありませんが、「一二三段(ひふみだん)」と呼ばれる幾重にも折り重なった石垣が残っているほか、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。日本100名城。
▼津山城の城びとの口コミ
白い備中櫓が綺麗でした。ほどほどな階段を頑張って登ると現れます。櫓の中も見学できます。案内の方が親切でした。天守台への階段の途中にハート型の石がありますよ。(Red☆53さん)
▼17位の津山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆津山城へのアクセス
JR「津山駅」から徒歩約10分
■16位 座喜味(ざきみ)城(沖縄県読谷村)
標高約127メートルの高台にあり、絶景も魅力の沖縄の城。特徴は、なめらかなカーブを描く城壁の美しさです。城壁には、加工しやすい琉球石灰岩が用いられ、本土の城とは技術の系譜が異なる独特の曲線美は見どころです。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、世界遺産登録されています。続日本100名城。
▼座喜味城跡の城びとの口コミ那覇より車で40分くらい。近くに残波岬などの観光地があります。郭が二つのみのコンパクトな造りですが曲線が美しい城でした。(赤い城さん)
▼16位の座喜味城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆座喜味城へのアクセス
那覇バスターミナルからバス乗車し「座喜味」下車、徒歩約15分
■15位 中城(なかぐすく)城(沖縄県北中城村)
沖縄本島中部にある、尾根上に6つの郭が連なる山城。自然の岩石や地形を利用して造られた左右対称の城壁や、野面積、布積、相方積とさまざまな技法で築かれた石垣を見ることができます。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、日本100名城。
▼中城城跡の城びとの口コミ見事なアーチ石垣!石門や石垣が残っている。普段とはちょっと違う城址にわくわくする城。(姫若子さん)
▼15位の中城城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆中城城跡へのアクセス
那覇バスターミナルからバス乗車し「久場駅」下車、徒歩約15分
■14位 会津若松城(鶴ヶ城)(福島県会津若松市)
日本100名城の一つで、幕末に激戦の舞台となったことで知られる会津若松城。当時の最新兵器で武装した新政府軍に徹底した籠城戦で対抗し、ついに城内への侵入を許さなかったという会津魂は現代にも語り継がれています。
▼会津若松城(鶴ヶ城)の城びとの口コミ安土桃山時代から江戸時代にかけて目まぐるしく領主が変わったが、その変化は石垣にも見られる。城内には氏郷が保護した千家の茶室もある。帰りに興徳寺にある蒲生氏郷の墓を参拝。志半ばで病に倒れた氏郷の無念を風雅に表現した辞世の句は心に沁みます。(ティムールさん)※投稿より一部抜粋
▼14位の会津若松城(鶴ヶ城)について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆会津若松城(鶴ヶ城)へのアクセス
若松駅前バスターミナルからバス乗車し「鶴ヶ城入口」下車、徒歩約5分
■13位 岩村城(岐阜県恵那市)
日本で一番高い場所に築かれた岩村城は、大和の高取城(奈良県)、備中松山城(岡山県)と並び、日本三大山城の一つに数えられる名城です。別名「霧ヶ城」。6段に積み上げられた本丸北東面の石垣は見事で、当時を偲ぶことができます。日本100名城。
▼岩村城址の城びとの口コミ要所、要所に説明パネルがありわかりやすかったです。石垣をみるたびに先人の苦労と知恵に思いを馳せます。うずみ門では左右で石垣の積み方が異なり、時代ごとで修復を重ねていることがわかります。一ヶ所で二度、三度オイシイ、私的にうれしいポイントでした。(こしつぶあんぱんさん)
▼13位の岩村城址について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆岩村城址へのアクセス
明知鉄道「岩村駅」から徒歩約1時間
■12位 弘前城(青森県弘前市)
弘前城は、慶長16年(1611)に津軽藩初代藩主、津軽為信の3男である2代藩主津軽信枚によって築城されました。現存12天守の一つで、江戸時代後期に建てられた天守(御三階櫓)は弘前城のシンボルとして残っていますが、修復工事のために現在はほかに移されています。令和6年(2024)の工事終了後に、元の位置に戻される予定です。日本100名城。
▼弘前城の城びとの口コミ天守をはじめ、3棟の3層櫓・5棟の櫓門が現存する素晴らしい弘前城ですが、お堀を歩いてもなかなか楽しい散策ができました。二ノ丸東の堀も美しく、外堀である西濠の広大さにも驚きました。(くろもりさん)※投稿より一部抜粋
▼12位の弘前城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆弘前城へのアクセス
JR「弘前駅」からバス乗車し「市役所前公園入口」下車、徒歩約4分
■11位 勝連(かつれん)城(沖縄県うるま市)
按司(あじ)の阿麻和利(あまわり)が住んでいた城として知られる勝連城。城壁は、自然の地形を利用し、石灰岩の石垣がめぐらされており、複数の曲輪からなる城域は沖縄屈指の広さです。また高い標高にある城からの眺めは絶景です。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、続日本100名城。
▼勝連城跡の城びとの口コミこの城の石垣も城壁と呼ぶにふさわしい壮観な物だが、此処からの眺望は他に抜きんでて素晴らしいものだと思う。城主・阿麻和利のライバル護佐丸の中城城に中城湾を挟んで対峙し、東方に目を向けると平安座島に続く海中道路もバッチリ見える最高のビュースポットだ。(todo94さん)※投稿より一部抜粋
▼11位の勝連城跡について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆勝連城跡へのアクセス
那覇バスターミナルからバス乗車し「西原」下車、徒歩約10分
■10位 首里城(沖縄県那覇市)
14世紀末から琉球王朝時代の政治文化の中心として繁栄してきた首里城。琉球を統一した尚巴志王(しょうはしおう)の居城で、日本100名城100番めの城です。外郭のアーチ状の櫓付き門や、曲線の優美さと武者走りの防御力を兼ね備えた城壁が見事。平成12年(2000)には「琉球王国のグスク及び関連道産群」として、世界遺産に登録されています。
▼首里城の城びとの口コミ王朝の華やかさをほうふつとさせるような豪華絢爛な建築でした。無料ガイドツアーがあるのでぜひ参加してください。約1時間です。(yoda 1253さん)
▼10位の首里城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆首里城へのアクセス
「那覇空港駅」からモノレール乗車し、「首里駅」下車、徒歩約15分
■9位 備中松山城(岡山県高梁市)
現存12天守唯一の山城である備中松山城は、標高430mに位置し、天守が現存する城郭としては最も高所にある城で、雲海が見られることで有名。藩主・水谷勝宗が天和3年(1683)に修築した現存天守は、小ぶりながら大きな唐破風が格式高い趣きを持ちます。一方、階段状に配された曲輪や大手門跡北側の岩盤上に築かれた高石垣などから、強固な防御力が見て取れます。日本100名城。
▼備中松山城の城びとの口コミ日本三大山城の1つにして、現存12天守の1つ。真田丸のオープニングにも使われた石垣。日本一高いところにある天守閣。雨の中の登城は大変だけど、ここは何回来てもいい。(ASAさん)
▼9位の備中松山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆備中松山城へのアクセス
JR「備中高梁駅」からバス乗車し「松山城登山口」下車、徒歩約50分
■8位 皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)(東京都千代田区)
もとは徳川将軍家の居城であり、現在は皇居となっている江戸城跡。徳川家康が関東に移封となり、その後段階的に江戸城が改修され、総構えとなり、日本最大の城郭となりました。外桜田門や三重櫓の富士見櫓、皇居外苑から皇居正門である二重橋を臨む風景など見どころも多く、東京観光の名所となっています。特に富士見櫓はどの方向から見ても美しい姿を持つことから「八方正面の櫓」とも称されています。日本100名城。
▼皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)の城びとの口コミ石垣が洗練されてて、さすが天下統一した人のお城だと思わせる迫力でした。石垣に大名の家紋を見つけるのも楽しい時間。番所や門など再現されていたり、見るところはたくさんあります。天守閣のあった広場は、とても気持ちよく、東京で広い空を見られる場所はここしかないでしょう。全て回れず桜田門側は行かれませんでした。後で調べたら一回りするには桜田門からスタートするのがよかったみたい。(のんさん)※投稿より一部抜粋
▼8位の皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)へのアクセス
地下鉄「大手町駅」から徒歩約5分
■7位 宇和島城(愛媛県宇和島市)
藤堂高虎が文禄4年(1596)から数年かけて、中世の山城・板島丸串城を近世城郭化したのが宇和島城です。伊達政宗の息子・秀宗が祖となった宇和島藩の居城。2代目当主宗利が寛文6年(1666)頃に改修した層塔型天守があり、高さは約15.7mと小ぶりですが、破風が多数使われた格式高い外観は印象的です。時代や技法が異なる石垣が楽しめるのも魅力的。日本100名城。
▼宇和島城の城びとの口コミ現存天守のあるお城だからそれほどの山城ではないであろうと思っていました。その考えが甘かったです。結構登りました。天守には狭間や石落としなどがなく、美にこだわった天守でした。最上階の天井には板がはられていて柱がむき出しな戦国時代の天守とは少しちがいました。戦のある時代に作られたお城もいいですが平和な時代に作られたお城もいいと思います。(丹羽長重さん)※投稿より一部抜粋
▼7位の宇和島城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆宇和島城へのアクセス
JR「宇和島駅」から徒歩約15分
■6位 犬山城(愛知県犬山市)
織田信長の叔父である織田信康が築城。小牧・長久手の戦いで羽柴秀吉が本陣としたことでも有名です。見どころは、国宝に指定されている現存天守。天守の歴史において初期段階に発展した三層四階地下二階の望楼型で、国宝天守の中で唯一、外に出て眺望を楽しむことができます。日本100名城。
▼犬山城の城びとの口コミ木曽川の荒々しい濁流に、重厚な現存天守が、一層引き立ち、威厳を感じさせてくれました。はじめて、御城印も購入しました。駐車場から、天守までは、徒歩5.6分程で、山城でもそれほど、足場は悪くなく、ファミリーでも、ご年配の方でも楽しめますが、現存天守の為、城内は急な階段が多く足場に注意が必要です。(もっちゃんさん)※投稿より一部抜粋
▼6位の犬山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆犬山城へのアクセス
名鉄「犬山駅」から徒歩約15分
■5位 松江城(島根県松江市)
関ヶ原の戦いの功績で出雲国を拝領した堀尾吉晴が築いた城で、山陰地方に現存する唯一の天守があります。天守は石落や総桐の階段、90以上の鉄砲狭間など戦闘に備えた実践的なつくりになっています。明治の廃城令で陸軍省の管轄となり、松江城は解体されることが決まりましたが、旧松江藩士らの尽力で天守だけは解体を免れました。時代は下り、平成27年(2015)、正式に国宝に指定されました。日本100名城。
▼松江城の城びとの口コミ松江神社で発見された創建に関わる文書が書かれた祈祷札と天守柱の釘穴の位置が一致したことで創建年が証明されて国宝に指定されたという、お城ファンにはたまらないエピソード。(さんぽさん)※投稿より一部抜粋
▼5位の松江城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆松江城へのアクセス
JR「松江駅」からバス乗車し「国宝松江城・県庁前」下車、徒歩約7分
■4位 松山城(愛媛県松山市)
賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築き始め、蒲生氏を経て松平氏の時代に完成した比較的新しい城。天守は、大天守、小天守、隅櫓、門をつないだ複雑な構造で防御を固めているのが特徴です。大天守を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に指定されているほか、城郭遺構を含む城山公園全体が国の史跡に指定されています。日本100名城。
▼松山城の城びとの口コミ重点的に乾櫓、野原櫓、乾門を紫竹門から入り天守曲輪を回って艮門、艮門東続櫓に出るルートを探訪させて頂きました。江戸期最後復元の現存天守閣、重文建造物も多く残り、復元建造物も逐次建てられ、二の丸の復元と貴重な登石垣の修復と三の丸整備されてます大変見ごたえのある城郭です(カズサンさん)※投稿より一部抜粋
▼4位の松山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆松山城へのアクセス
JR「松山駅」から市内電車に乗車し「大街道」下車、徒歩約5分
■3位 熊本城(熊本県熊本市)
熊本県のお城といえば、「築城の名手」加藤清正が築いた熊本城。慶長12年(1607)に完成した大城郭で、織豊系城郭の到達点ともいわれています。西南戦争では城内に新政府軍が籠城、西郷隆盛軍が攻めたものの、堅固で攻略できなかったといわれています。平成28年(2016)4月に起きた熊本地震で大きな被害を受けましたが、大小天守や飯田丸五階櫓など復旧が進んでおり、最終的には現存する絵図や古写真をもとに幕末の熊本城を目指しています。日本100名城。
▼熊本城の城びとの口コミ城内は立ち入り禁止のところが多く、今なお崩れたままの石垣や長塀に地震の恐怖を思い知らされ、呑気に見学しながら写真を撮っている自分に罪悪感さえ感じてしまいました。が、加藤神社への初詣参拝者も多く、訪問前夜に大きな地震があったにも関わらず新春の穏やかで元気な雰囲気に溢れており、自粛しなくてもいいんだ!と逆に元気をもらいました。(にのまるさん)※投稿より一部抜粋
▼3位の熊本城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆熊本城へのアクセス
市電「花畑町」もしくは「熊本城・市役所前」下車、徒歩約10分
■2位 松本城(長野県松本市)
豊臣配下の石川数正・康長父子の手によって近世城郭に改築された松山城。連結複合している複雑な構造の天守群や下見板の黒と漆喰の白の絶妙なバランスが見事で、江戸時代に増築された遊興用の月見櫓との対比も見どころです。現在、幕末期の松本城の姿を目指して南・西外堀復元事業が進められています。現存12天守で日本100名城。
▼松本城の城びとの口コミ創建時の技術と道具により復元された太鼓門内では、梁などにちょうなの跡を見ることができ、平面復元された二の丸御殿は歩き回って構造を体感することができますし、名水の町だけあって内堀・外堀は豊かに水をたたえ、埋橋や二の丸裏御門橋が水面に映えています。また、天守二階の松本城鉄砲蔵はかなり見応えがありますし、天守と共通入場券の松本市立博物館も見て回れば軽く2時間を超えるはず。(イオさん)※投稿より一部抜粋
▼2位の松本城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆松本城へのアクセス
JR「松本駅」から徒歩約15分
■1位 姫路城(兵庫県姫路市)
黒田重隆の居城を羽柴(豊臣)秀吉が改修したのを皮切りに、関ヶ原の戦い後に入城した池田輝政による大改修で連立式天守が完成、さらにその後入城した本多忠政によって西の丸などが増築され、ようやく現在の姿になった姫路城。大天守の外観は五重ですが、内部は地上六階地下一階。美しいだけでなく実戦を意識して造られた城として、敵の目をあざむくために仕掛けられたさまざまな工夫もチェックしたい部分です。
▼姫路城の城びとの口コミ我々日本人が世界に誇りうる城である。その美しさは松本城と双璧と言っていいと思う。第二次世界大戦の際、姫路城が奇跡的に空襲を免れ、無事を知った姫路市民の皆さんが涙を流して喜んだ、という話は本当に美しい。(街道おじさんさん)
▼1位の姫路城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆姫路城へのアクセス
JR「姫路駅」から徒歩約20分
みなさま納得のランキングでしたか? 平成31年(2019)3月にテレビ朝日系列で放送された「お城好き1万人がガチで投票!お城総選挙」とは、また違ったお城がランクインしていましたね。これから秋になり、気持ちのいい季節を迎えますので、自分なりのランキングを作って、歴史を楽しむ旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか?
▼「お城好き1万人がガチで投票!お城総選挙」について知りたい方は、こちらの記事もチェック▼トリップアドバイザーの記事はこちら
執筆/城びと編集部写真提供元/ニッポン城めぐり※トリップアドバイザーページ内「〇〇城跡」「〇〇城址」の表記は、本ページでは「〇〇城」に統一して表記しています
JR「津山駅」から徒歩約10分
■16位 座喜味(ざきみ)城(沖縄県読谷村)
標高約127メートルの高台にあり、絶景も魅力の沖縄の城。特徴は、なめらかなカーブを描く城壁の美しさです。城壁には、加工しやすい琉球石灰岩が用いられ、本土の城とは技術の系譜が異なる独特の曲線美は見どころです。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、世界遺産登録されています。続日本100名城。
▼座喜味城跡の城びとの口コミ
那覇より車で40分くらい。近くに残波岬などの観光地があります。郭が二つのみのコンパクトな造りですが曲線が美しい城でした。(赤い城さん)
▼16位の座喜味城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆座喜味城へのアクセス
那覇バスターミナルからバス乗車し「座喜味」下車、徒歩約15分
■15位 中城(なかぐすく)城(沖縄県北中城村)
沖縄本島中部にある、尾根上に6つの郭が連なる山城。自然の岩石や地形を利用して造られた左右対称の城壁や、野面積、布積、相方積とさまざまな技法で築かれた石垣を見ることができます。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、日本100名城。
▼中城城跡の城びとの口コミ
見事なアーチ石垣!石門や石垣が残っている。普段とはちょっと違う城址にわくわくする城。(姫若子さん)
▼15位の中城城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆中城城跡へのアクセス
那覇バスターミナルからバス乗車し「久場駅」下車、徒歩約15分
■14位 会津若松城(鶴ヶ城)(福島県会津若松市)
日本100名城の一つで、幕末に激戦の舞台となったことで知られる会津若松城。当時の最新兵器で武装した新政府軍に徹底した籠城戦で対抗し、ついに城内への侵入を許さなかったという会津魂は現代にも語り継がれています。
▼会津若松城(鶴ヶ城)の城びとの口コミ
安土桃山時代から江戸時代にかけて目まぐるしく領主が変わったが、その変化は石垣にも見られる。城内には氏郷が保護した千家の茶室もある。帰りに興徳寺にある蒲生氏郷の墓を参拝。志半ばで病に倒れた氏郷の無念を風雅に表現した辞世の句は心に沁みます。(ティムールさん)※投稿より一部抜粋
▼14位の会津若松城(鶴ヶ城)について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆会津若松城(鶴ヶ城)へのアクセス
若松駅前バスターミナルからバス乗車し「鶴ヶ城入口」下車、徒歩約5分
■13位 岩村城(岐阜県恵那市)
日本で一番高い場所に築かれた岩村城は、大和の高取城(奈良県)、備中松山城(岡山県)と並び、日本三大山城の一つに数えられる名城です。別名「霧ヶ城」。6段に積み上げられた本丸北東面の石垣は見事で、当時を偲ぶことができます。日本100名城。
▼岩村城址の城びとの口コミ
要所、要所に説明パネルがありわかりやすかったです。石垣をみるたびに先人の苦労と知恵に思いを馳せます。うずみ門では左右で石垣の積み方が異なり、時代ごとで修復を重ねていることがわかります。一ヶ所で二度、三度オイシイ、私的にうれしいポイントでした。(こしつぶあんぱんさん)
▼13位の岩村城址について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆岩村城址へのアクセス
明知鉄道「岩村駅」から徒歩約1時間
■12位 弘前城(青森県弘前市)
弘前城は、慶長16年(1611)に津軽藩初代藩主、津軽為信の3男である2代藩主津軽信枚によって築城されました。現存12天守の一つで、江戸時代後期に建てられた天守(御三階櫓)は弘前城のシンボルとして残っていますが、修復工事のために現在はほかに移されています。令和6年(2024)の工事終了後に、元の位置に戻される予定です。日本100名城。
▼弘前城の城びとの口コミ
天守をはじめ、3棟の3層櫓・5棟の櫓門が現存する素晴らしい弘前城ですが、お堀を歩いてもなかなか楽しい散策ができました。二ノ丸東の堀も美しく、外堀である西濠の広大さにも驚きました。(くろもりさん)※投稿より一部抜粋
▼12位の弘前城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆弘前城へのアクセス
JR「弘前駅」からバス乗車し「市役所前公園入口」下車、徒歩約4分
■11位 勝連(かつれん)城(沖縄県うるま市)
按司(あじ)の阿麻和利(あまわり)が住んでいた城として知られる勝連城。城壁は、自然の地形を利用し、石灰岩の石垣がめぐらされており、複数の曲輪からなる城域は沖縄屈指の広さです。また高い標高にある城からの眺めは絶景です。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、続日本100名城。
▼勝連城跡の城びとの口コミ
この城の石垣も城壁と呼ぶにふさわしい壮観な物だが、此処からの眺望は他に抜きんでて素晴らしいものだと思う。城主・阿麻和利のライバル護佐丸の中城城に中城湾を挟んで対峙し、東方に目を向けると平安座島に続く海中道路もバッチリ見える最高のビュースポットだ。(todo94さん)※投稿より一部抜粋
▼11位の勝連城跡について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆勝連城跡へのアクセス
那覇バスターミナルからバス乗車し「西原」下車、徒歩約10分
■10位 首里城(沖縄県那覇市)
14世紀末から琉球王朝時代の政治文化の中心として繁栄してきた首里城。琉球を統一した尚巴志王(しょうはしおう)の居城で、日本100名城100番めの城です。外郭のアーチ状の櫓付き門や、曲線の優美さと武者走りの防御力を兼ね備えた城壁が見事。平成12年(2000)には「琉球王国のグスク及び関連道産群」として、世界遺産に登録されています。
▼首里城の城びとの口コミ
王朝の華やかさをほうふつとさせるような豪華絢爛な建築でした。無料ガイドツアーがあるのでぜひ参加してください。約1時間です。(yoda 1253さん)
▼10位の首里城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆首里城へのアクセス
「那覇空港駅」からモノレール乗車し、「首里駅」下車、徒歩約15分
■9位 備中松山城(岡山県高梁市)
現存12天守唯一の山城である備中松山城は、標高430mに位置し、天守が現存する城郭としては最も高所にある城で、雲海が見られることで有名。藩主・水谷勝宗が天和3年(1683)に修築した現存天守は、小ぶりながら大きな唐破風が格式高い趣きを持ちます。一方、階段状に配された曲輪や大手門跡北側の岩盤上に築かれた高石垣などから、強固な防御力が見て取れます。日本100名城。
▼備中松山城の城びとの口コミ
日本三大山城の1つにして、現存12天守の1つ。真田丸のオープニングにも使われた石垣。日本一高いところにある天守閣。雨の中の登城は大変だけど、ここは何回来てもいい。(ASAさん)
▼9位の備中松山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆備中松山城へのアクセス
JR「備中高梁駅」からバス乗車し「松山城登山口」下車、徒歩約50分
■8位 皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)(東京都千代田区)
もとは徳川将軍家の居城であり、現在は皇居となっている江戸城跡。徳川家康が関東に移封となり、その後段階的に江戸城が改修され、総構えとなり、日本最大の城郭となりました。外桜田門や三重櫓の富士見櫓、皇居外苑から皇居正門である二重橋を臨む風景など見どころも多く、東京観光の名所となっています。特に富士見櫓はどの方向から見ても美しい姿を持つことから「八方正面の櫓」とも称されています。日本100名城。
▼皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)の城びとの口コミ
石垣が洗練されてて、さすが天下統一した人のお城だと思わせる迫力でした。石垣に大名の家紋を見つけるのも楽しい時間。番所や門など再現されていたり、見るところはたくさんあります。天守閣のあった広場は、とても気持ちよく、東京で広い空を見られる場所はここしかないでしょう。全て回れず桜田門側は行かれませんでした。後で調べたら一回りするには桜田門からスタートするのがよかったみたい。(のんさん)※投稿より一部抜粋
▼8位の皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)へのアクセス
地下鉄「大手町駅」から徒歩約5分
■7位 宇和島城(愛媛県宇和島市)
藤堂高虎が文禄4年(1596)から数年かけて、中世の山城・板島丸串城を近世城郭化したのが宇和島城です。伊達政宗の息子・秀宗が祖となった宇和島藩の居城。2代目当主宗利が寛文6年(1666)頃に改修した層塔型天守があり、高さは約15.7mと小ぶりですが、破風が多数使われた格式高い外観は印象的です。時代や技法が異なる石垣が楽しめるのも魅力的。日本100名城。
▼宇和島城の城びとの口コミ
現存天守のあるお城だからそれほどの山城ではないであろうと思っていました。その考えが甘かったです。結構登りました。天守には狭間や石落としなどがなく、美にこだわった天守でした。最上階の天井には板がはられていて柱がむき出しな戦国時代の天守とは少しちがいました。戦のある時代に作られたお城もいいですが平和な時代に作られたお城もいいと思います。(丹羽長重さん)※投稿より一部抜粋
▼7位の宇和島城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆宇和島城へのアクセス
JR「宇和島駅」から徒歩約15分
■6位 犬山城(愛知県犬山市)
織田信長の叔父である織田信康が築城。小牧・長久手の戦いで羽柴秀吉が本陣としたことでも有名です。見どころは、国宝に指定されている現存天守。天守の歴史において初期段階に発展した三層四階地下二階の望楼型で、国宝天守の中で唯一、外に出て眺望を楽しむことができます。日本100名城。
▼犬山城の城びとの口コミ
木曽川の荒々しい濁流に、重厚な現存天守が、一層引き立ち、威厳を感じさせてくれました。はじめて、御城印も購入しました。駐車場から、天守までは、徒歩5.6分程で、山城でもそれほど、足場は悪くなく、ファミリーでも、ご年配の方でも楽しめますが、現存天守の為、城内は急な階段が多く足場に注意が必要です。(もっちゃんさん)※投稿より一部抜粋
▼6位の犬山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆犬山城へのアクセス
名鉄「犬山駅」から徒歩約15分
■5位 松江城(島根県松江市)
関ヶ原の戦いの功績で出雲国を拝領した堀尾吉晴が築いた城で、山陰地方に現存する唯一の天守があります。天守は石落や総桐の階段、90以上の鉄砲狭間など戦闘に備えた実践的なつくりになっています。明治の廃城令で陸軍省の管轄となり、松江城は解体されることが決まりましたが、旧松江藩士らの尽力で天守だけは解体を免れました。時代は下り、平成27年(2015)、正式に国宝に指定されました。日本100名城。
▼松江城の城びとの口コミ
松江神社で発見された創建に関わる文書が書かれた祈祷札と天守柱の釘穴の位置が一致したことで創建年が証明されて国宝に指定されたという、お城ファンにはたまらないエピソード。(さんぽさん)※投稿より一部抜粋
▼5位の松江城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆松江城へのアクセス
JR「松江駅」からバス乗車し「国宝松江城・県庁前」下車、徒歩約7分
■4位 松山城(愛媛県松山市)
賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築き始め、蒲生氏を経て松平氏の時代に完成した比較的新しい城。天守は、大天守、小天守、隅櫓、門をつないだ複雑な構造で防御を固めているのが特徴です。大天守を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に指定されているほか、城郭遺構を含む城山公園全体が国の史跡に指定されています。日本100名城。
▼松山城の城びとの口コミ
重点的に乾櫓、野原櫓、乾門を紫竹門から入り天守曲輪を回って艮門、艮門東続櫓に出るルートを探訪させて頂きました。江戸期最後復元の現存天守閣、重文建造物も多く残り、復元建造物も逐次建てられ、二の丸の復元と貴重な登石垣の修復と三の丸整備されてます大変見ごたえのある城郭です(カズサンさん)※投稿より一部抜粋
▼4位の松山城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆松山城へのアクセス
JR「松山駅」から市内電車に乗車し「大街道」下車、徒歩約5分
■3位 熊本城(熊本県熊本市)
熊本県のお城といえば、「築城の名手」加藤清正が築いた熊本城。慶長12年(1607)に完成した大城郭で、織豊系城郭の到達点ともいわれています。西南戦争では城内に新政府軍が籠城、西郷隆盛軍が攻めたものの、堅固で攻略できなかったといわれています。平成28年(2016)4月に起きた熊本地震で大きな被害を受けましたが、大小天守や飯田丸五階櫓など復旧が進んでおり、最終的には現存する絵図や古写真をもとに幕末の熊本城を目指しています。日本100名城。
▼熊本城の城びとの口コミ
城内は立ち入り禁止のところが多く、今なお崩れたままの石垣や長塀に地震の恐怖を思い知らされ、呑気に見学しながら写真を撮っている自分に罪悪感さえ感じてしまいました。が、加藤神社への初詣参拝者も多く、訪問前夜に大きな地震があったにも関わらず新春の穏やかで元気な雰囲気に溢れており、自粛しなくてもいいんだ!と逆に元気をもらいました。(にのまるさん)※投稿より一部抜粋
▼3位の熊本城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆熊本城へのアクセス
市電「花畑町」もしくは「熊本城・市役所前」下車、徒歩約10分
■2位 松本城(長野県松本市)
豊臣配下の石川数正・康長父子の手によって近世城郭に改築された松山城。連結複合している複雑な構造の天守群や下見板の黒と漆喰の白の絶妙なバランスが見事で、江戸時代に増築された遊興用の月見櫓との対比も見どころです。現在、幕末期の松本城の姿を目指して南・西外堀復元事業が進められています。現存12天守で日本100名城。
▼松本城の城びとの口コミ
創建時の技術と道具により復元された太鼓門内では、梁などにちょうなの跡を見ることができ、平面復元された二の丸御殿は歩き回って構造を体感することができますし、名水の町だけあって内堀・外堀は豊かに水をたたえ、埋橋や二の丸裏御門橋が水面に映えています。また、天守二階の松本城鉄砲蔵はかなり見応えがありますし、天守と共通入場券の松本市立博物館も見て回れば軽く2時間を超えるはず。(イオさん)※投稿より一部抜粋
▼2位の松本城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆松本城へのアクセス
JR「松本駅」から徒歩約15分
■1位 姫路城(兵庫県姫路市)
黒田重隆の居城を羽柴(豊臣)秀吉が改修したのを皮切りに、関ヶ原の戦い後に入城した池田輝政による大改修で連立式天守が完成、さらにその後入城した本多忠政によって西の丸などが増築され、ようやく現在の姿になった姫路城。大天守の外観は五重ですが、内部は地上六階地下一階。美しいだけでなく実戦を意識して造られた城として、敵の目をあざむくために仕掛けられたさまざまな工夫もチェックしたい部分です。
▼姫路城の城びとの口コミ
我々日本人が世界に誇りうる城である。その美しさは松本城と双璧と言っていいと思う。第二次世界大戦の際、姫路城が奇跡的に空襲を免れ、無事を知った姫路市民の皆さんが涙を流して喜んだ、という話は本当に美しい。(街道おじさんさん)
▼1位の姫路城について知りたい方は、こちらの記事もチェック
◆姫路城へのアクセス
JR「姫路駅」から徒歩約20分
みなさま納得のランキングでしたか? 平成31年(2019)3月にテレビ朝日系列で放送された「お城好き1万人がガチで投票!お城総選挙」とは、また違ったお城がランクインしていましたね。これから秋になり、気持ちのいい季節を迎えますので、自分なりのランキングを作って、歴史を楽しむ旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか?
▼「お城好き1万人がガチで投票!お城総選挙」について知りたい方は、こちらの記事もチェック
▼トリップアドバイザーの記事はこちら
執筆/城びと編集部