弘前城は言わずと知れた桜の名所です。かつてあった五重の天守は寛永4年に焼失し、文化8年(1811)に改修が施された本丸南東隅の辰巳櫓が事実上の天守として君臨しています。この三重天守、石垣のふくらみなどで傾き、2015年に天守を持ち上げる「揚屋」移動させる為の「曳屋」工事が行われ写真の場所に移動していました。内部には鉄で補強がしてありました。すごいことするもんですね。
桜は一部残っていましたが、すでにピークは過ぎていて堀にたまった桜の花びらは残念な感じになっていました。しかし弘前城の本当の魅力は当時のまま残された多くの遺構なんですね。二階建ての立派な門が5つもありますね。門5つと櫓3つ、そして天守が重要文化財に指定されています。個人的にはこの城そのものが国宝級だと思います。
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