続日本100名城

かつれんじょう

勝連城

沖縄県うるま市

別名 : 勝連グスク
旧国名 : 琉球

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勝連城
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まさお

沖縄城巡りツアー3城目 勝連城 (2025/04/16 訪問)

座間味城から勝連半島の勝連城跡へドライブ。渋滞で約1時間で勝連城あまわりパークに到着。
常設展示室で予習の後、城跡へ移動しました。
勝連城は立地が勝連半島の海岸沿いの標高約100mの丘の上に、5の曲輪で構成されていました。
入口からカートで四の曲輪まで送ってくれました。その後、三の曲輪・二の曲輪そして一の曲輪と続いています。
城壁は沖縄の他城同様の琉球石灰岩ですが、座喜味城とは違う鋭角的な石積み方法のようです。
一の曲輪から見通しは素晴らしい光景でした。

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たか

これは麓に着くなり圧倒! (2025/03/25 訪問)

車で向かって何げなく見ると右手にそびえたつ石垣!
駐車場を通り過ぎてしまいぐるっと回って駐車場へ。
いま綺麗な資料館が出来ているんですね。
まだこれからも整備していくようなことを書かれていました。
チケットを購入して施設内を抜けていざ攻城!

横断歩道を待つのももどかしくこの石垣に早くいきたい!
遠景の写真だけ撮ったらすぐにカートで送ってくれました。
降ろしてもらったところから石段を登っていざ石垣の上へ。

さすが天空の城とか言われていますが絶景です。
下からの圧倒感もそうですがこれは絶対に見に行くべき城に間違いなしです。
しばし天守部分で遠くを眺め風を受けて最高の気分でした。
沖縄に来たらまた行こうと思います。

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とばつびしゃもん

肝高の城 (2024/12/31 訪問)

14年ぶりの登城。当時はなかったあまわりパークに駐車し大晦日も開館している歴史文化施設館へ。阿麻和利をヒーローにしたシアターが見られる。企画展示室では「グスクとは城か?」という展示がありとても興味深く見学できました。
施設館から歩いて数分、西原御門から登城開始。四の曲輪から見上げた三の曲輪石垣の姿は壮観。
三の曲輪から殿舎のあった二の曲輪を通って20分で一の曲輪へ。吹き飛ばされそうな強い風の中、北には金武湾、南には中城湾の眺望は爽快。
阿麻和利が城主の頃は京都や鎌倉ほど繁栄し、肝高(きむたか)と表現されたとか。
下城後、施設館横の観光ターミナルで続日本100名城スタンプポン。

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トク

⑧【護佐丸と沖縄6城】(4)勝連城(2/2) (2025/02/06 訪問)

勝蓮城の続き(2/2)です。二の曲輪から階段を登り(写真①)、いちばん最上部の一の曲輪へ着きました。一の曲輪には玉ノミウヂ御嶽がありました(写真②③)。ここは祈祷をする場所でもあり見張りの場所でもあったようです。東は知念半島と宮城島(写真⑤)、北には金武湾(写真⑥)、南は太平洋、西は中城湾(写真⑦)と四方を海と半島に囲まれた、とてもすばらしい景色でした。

護佐丸がまだ座喜味を居城としていた頃、先の勝連按司「茂知附」は尚国王に従おうとはせず、勝連で独裁政治を行っていました。そしてだんだんと勢力を拡大し、国王を脅かすようになります。阿麻和利は嘉手納の農民の捨て子で、茂知附に拾われ育てられたと伝わっています。1440年悪政により困窮している勝連の領民たちを見かねた阿麻和利は、何と養父の茂知附を討ち自らが勝連按司となります。そして漁業や貿易を盛んにし、勝連を豊かな地にしたため、領民からは慕われていったようです。

しかし同じ年、三代目の琉球国王となった尚中の命により、護佐丸が座喜味より自ら築いた中城城に移り按司となります。阿麻和利は勝連按司となったものの、勝連城を睨むように巨大な城を建てた護佐丸を常に脅威に感じ、やはり琉球国王には従おうとしませんでした。

しかしその13年後(1453年)、阿麻和利に転機が訪れます。王位継承をめぐり四代目「尚金福」死後、王の子「志魯」と王の弟「布里」の間で家督争いが起き、首里城は戦乱で焼かれ両者ともに命を落とします(志魯布里の乱)。その3年後に首里城は再建され、二番目の弟「尚泰久」が王位に着くと、弱体化した王朝を立て直すため、国王は自分の娘「百十踏揚」(ももとふみあがり)を阿麻和利の妃にして和睦を計ろうとします。しかし阿麻和利はこの関係を逆に利用し、護佐丸と国王をこの際一気に滅ぼして、琉球王国を乗っ取ってやろうと企んだのでした。

私は勝連城の一の曲輪から中城湾を眺めて見ました。確かに喉元に刃(やいば)を突きつけるような場所に、護佐丸の建てた中城城が見えました(写真⑦)。

勝連按司となった阿麻和利は、「どうやったらあの邪魔な護佐丸を滅ぼす事ができるのだろうか?」。毎日ここから中城城を眺め、その事ばかりを考えていたのではないでしょうか?

次は「首里城」に続きます。
 

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城郭情報

城地種類 平山城
築城年代 13〜14世紀
築城者 茂知附按司?
主要城主 茂知附按司、阿麻和利
文化財史跡区分 世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)、国史跡(勝連城跡)
天守の現況・形態 なし
主な関連施設 石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、井戸、拝所
住所 沖縄県うるま市勝連南風原1710
問い合わせ先 うるま市役所
問い合わせ先電話番号 098-974-3111