日本三名城の一つといわれる熊本城へは、修学旅行以来42年振りの訪問となります。当時は、思春期で女子の気を引くことばかりで熊本城の様子など目に入らず、ほぼほぼ記憶にないのが現状ですが、熊本城天守の大きさと恰好良さ、迷路に入り込んだような石垣群が少し記憶に残っている程度でした。
平成28年の熊本地震の前に訪れる計画はありましたが、熊本地震が発生し計画倒れになっておりました。今回、トクさんの投稿を拝見し、どうしても自身の目で熊本城が見たく再訪(再訪といえるかどうか?)を決めました。
熊本城の中で一番見たかったのは宇土櫓でしたが、トクさん情報で解体保存工事が始まっているとの事で諦めてはいました。宇土櫓は現存する櫓で、国指定重要文化財。現存天守・現存櫓の中では4番目の高さを誇り3層5階地下1階、地上約19mの櫓です。完成は8年後の令和14年の予定です。
本丸御殿にも「昭君之間」の床の沈下、各広間の壁が剥がれ落ちるなどの被害があり入ることはできません。飯田丸5階櫓も石垣が一部崩落し「奇跡の一本石垣」と呼ばれていましたが、櫓は解体、石垣は復旧されておりました。重要文化財の長塀も80m程倒壊する被害がありましたが、復旧が完了しています。その他、櫓門等も被害を受け解体されております。熊本地震から8年経った今でも、愕然とするほどの被害状況が目の当たりにすることができ、地震の怖さを実感できます。
現在は、見学する箇所がかなり制限されていますが、特別見学通路が設置され、安全に見学することができます。また、大天守内も見学ができます。
トクさんが、「元気をもらいに熊本城へ」とありますが、少しづつ復旧が進み熊本城のパワーが感じられます(*^▽^*) 私も何があっても頑張るぞ!!という元気をいただくことが出来ました。
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