春の長崎天草を巡る旅、(6城目)は「島原城」です。
白漆喰と桜のコントラストはとても綺麗でした。ちょうど桜祭りが行われていて、琴の演奏や茶会も行われていました。何やら女武者も見参!
今の島原城は具雑煮で有名な姫松屋の前から直接本丸へ車で入る道(駐車場)があるので、大部分の方(ほぼ99%の方)はそこから入り直接天守のある本丸へ行かれると思います。しかし当時はそのような道は無く、島原城は本丸から北へ二ノ丸、三ノ丸と続く連郭式の縄張りで、それらは一本の廊下橋でのみつながれていました。三ノ丸から進むと、この廊下橋があった場所や、深くて大きな堀、見事な高石垣や桝形門の迫力が堪能でき、連郭式の縄張りだった事がよく分かります。
そして、島原城は難攻不落の城でした。それを実証したのが島原の乱です。一揆軍は圧倒的に優勢だったにもかかわらず、この島原城を落とす事ができませんでした。それはなぜだったのでしょうか? 三ノ丸から本丸へ向かって歩くと、なるほどそれがよく分かります。そして堀底を歩きながら、ゆっくりと廊下橋跡を渡り、迫力ある高石垣や桝形虎口を見て、本丸への階段を登り、それから天守に入って島原の歴史を学び、最上階に登って普賢岳と有明海を眺めて爽快な気分になり、お腹を十分空かしてから具雑煮を食べに行くと(ああ美味しい)😊。
次は(7城目)日野江城へ向かいます。
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