二条城は徳川幕府が築いた輪郭式の平城で、城としての軍事的な機能と典礼・儀式の場として使用された政治・軍事両面の顔を持つ城郭です。
唐門は二の丸御殿入口に設けられた正門で、門の前後に軒唐破風を付けた四脚門。国宝二の丸御殿は遠侍・式台・大広間・蘇鉄の間・黒書院・白書院の全6棟の建物から成る日本建築史上重要な遺構と位置付けられています。
二の丸庭園は池の中央に蓬菜島、左右に鶴亀の島を配した書院造庭園となっています。本丸櫓門も重要文化財で櫓門の前の木橋には、かつて廊下になった建物が存在し本丸櫓門と接続されていたそうです。
本丸御殿は、玄関・御書院・御常御殿から成る御書院・玄関で平成29年から耐震と保存修理工事を行っていましたが、令和6年9月から18年ぶりに一般公開されています。(拝観にはwebによる事前予約が必要で、今回予約をしていなかったため拝観できませんでした。)
かつての天守台には、外観五重・内部五階・地下一階の高さ約28mの天守が聳えていたそうです。現在は、高さ20mの天守台が残っています。
前回、二条城外堀を散策した、櫓・門・堀・石垣などを投稿させていただきましたが、今回は二条城内を投稿させていただきます。
+ 続きを読む