【イベントレポート】上州真田三名城ウオーキング2019「東吾妻 一般・城跡コース」に参加!

2019年5月18日(土)・26日(日)の2週にわたって開催された「上州真田三名城ウオーキング」。今年は城びと編集部だけでなく、城びとアンバサダーもウオーキングに参加! 2週目の26日(日)に開催された「東吾妻 一般・城跡コース」の模様を、城びとアンバサダーがレポートしてくれました!



この日は、岩櫃城址をたどる「東吾妻 一般・城跡コース(約7.1km)」と、岩櫃山をしっかり登る「東吾妻 登山コース(約8.7km)」の2コースがが開催されました。
前週の沼田・みなかみコースに続き、暑くはあるものの天気に恵まれ、ウォーキングには最適でした。集合場所は、2019年1月に移転したばかりの東吾妻町役場。岩櫃城がモチーフとなっており、歴史好きの血が騒ぎます!

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 集合時間前から、多くの参加者が受付に並んでいました。新町役場は、もともとあった大規模複合施設を増改築してできたもの。複合施設内には温泉施設もあり、長年町民のみなさまに親しまれていたそうです

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東吾妻町マスコットの水仙ちゃんと、スポンサー企業のイメージキャラクターのきずなちゃん、ズナーキーが参加者を歓迎! 子ども達の笑顔も輝いていました

「東吾妻 一般・城跡コース」に参加しました。約20名ずつのグループに分かれたあと、2名のガイドと一緒に出発です。東吾妻町役場をスタートし、道沿いに歩くと善導寺というお寺が右手にあります。現在の場所に建立されるまで、2回ほど移築していると言われています。

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進んでいくと、岩櫃城址へと続くバンショウ坂入口に到着。

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行く手は、なかなかの迫力!

落ち葉で滑りやすかったり、ところどころ石が落ちていたりと歩きにくさを感じる道。当時の人は靴ではなく草履で進んでいたかと思うと、脚力も凄かったのかもしれません…。

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少し日陰がありましたが、皆さん汗を流しながら懸命に進んでいきます

しばらくバンショウ坂を登っていくと、なだらかな道にさしかかります。進むにつれて、かつて商人や町人が住んでいた平川戸が見えてきました。そこからさらに先へ行き、岩櫃神社に到着です。
 
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参加者の中にはお参りをする方も沢山いらっしゃいました

岩櫃神社を後にし、さらに進んでいくと、岩櫃山平沢登山口観光案内所に到着しました。この案内所では、「続日本100名城」の117番めである岩櫃城のスタンプが押せます。沼田城・名胡桃城の分もあわせて3つのスタンプを集めた人には、記念のクリアファイルが配られていました。
ここで少しの休憩を挟み、この日最大の目的地でもある岩櫃城本丸を目指します!

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岩櫃城址本丸を目指しここからスタート!

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(左)岩櫃城の説明看板に、“やる気”を掻き立てられます (右)岩櫃城本丸の文字が!

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(左)だんだん道が険しくなっていき、バンショウ坂の時よりも汗だくだく… (右)経由地の中城跡では、ガイドさんが深い歴史を分かりやすく説明してくれました

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ついにこの日最大の目的地、岩櫃城址本丸に到着! 絶景を見ながらみんなで喜びあいました! この近くにある傾斜の高い崖は、隣の越後国(現在の新潟県)の武将上杉氏からの侵略を防ぐべく、真田氏が築いたものだそう。「軍神と称されたかの上杉謙信ですら攻略できなかったとは、岩櫃城の守りの堅さは凄いものだ!」と改めて思いました。

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絶景を眺めた後は観音寺滝不動ヘ行き、マイナスイオンを感じながら絶景の滝を見物します。
 
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木々の緑の中に赤が映えます

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自然のマイナスイオンを堪能したら暑さも吹っ飛びました!

滝のすぐ近くで涼しんでから、スタート地点の東吾妻町役場へ戻りゴール!

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ゴール後に提供された名物「いわびつ汁」。豆乳ベースの味付けであっさりしており、暑い中でも、とても美味しくいただけました

約4時間をかけてコースを巡りましたが、参加者の皆さんは達成感で満ち溢れていました。
東吾妻町役場、東吾妻町観光協会、ボランティアガイド、上毛新聞社その他参加者の皆様、暑い中でしたが本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした!


執筆/城びとアンバサダー

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