北条領の城を巡っていると、たびたび目にした静岡県清水町の戸倉城の名前。
伊豆中央部から北に流れる狩野川の、河口から約7km。その川を蛇行させる標高75mの山に築かれた戸倉城。
狩野川との間の平地部を守る壁の様にも思える城。
駿河湾へ繋がる水運の拠点となり、陸路も東海道と下田街道の監視ができたでしょうか。
築城時期は定かでないが北条氏綱の築城とも伝わり、1500年代後半には沼津三枚橋城の武田氏と激突。
裏切りにより1度は武田方に寝返るが、武田滅亡後は再び北条方の城となりました。
現在は主曲輪(本城跡)周辺が本城山公園となっており、城主の居館があったとされる場所は龍泉寺に。
西曲輪には八坂神社が建てられていましたが、最近解体されたようです。
訪問時は北駐車場から入城し、東駐車場方面や龍泉寺、八幡神社を経て大手口の水神社へ。
主曲輪の切り株型展望台に上がると、沼津から三島、韮山まで見晴良好。しかし主曲輪西の土橋以外、城らしい遺構を見ることは困難。
また八坂神社へは道がわからず、翌日に再チャレンジ。
八坂神社への道は、西曲輪の西側に山を越える遊歩道があり、その北口の民家の裏にある隠し階段のような細いコンクリート階段。
西曲輪周辺は狭いものの、城跡らしき遺構が確認可能。
遺構探しを楽しんだ戸倉城が、私の城郭巡りの144城目でした。
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