今回はお墓の話ばっかりになります。日近城は林道でもいけますが、道がとても悪いので麓の廣祥院あたりから登って行った方が良いでしょう。車で来られた方は日近の里の駐車場が隣にあります。廣祥院の左(西)側に日近奥平氏の墓所が有りました。
寺の右手には武家屋敷跡があり、そのあたりから城址に行けるのですが、周辺で崩落している場所があるので注意が必要です。登城道から一段下がったあたりに於ふうさんの父、貞友公のお墓が有ります。向かって右の崩れているお墓がそうです。
武家屋敷の上段が貞友公が剃髪して居住した屋敷跡になるのですが、その片隅に於ふうさん、その祖母の貞子さん、仙千代さんのお墓があります。コオリ坂で処刑されたあと鳳来寺山麓にさらされた首を於ふうの祖母・貞子が持ち帰って埋葬したと伝わっています。そういえば虎千代の首はどこにいったのか?どこか別の場所に埋葬してあるようです。なんか生々しい話になって申し訳ないです。
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