塩河公園から登城しますが、わかりにくい場所に入口があります。ネットで事前情報を得ていないとわからなかったと思います。入口はわかりにくいですが、進み始めると道が明瞭になり鉄塔が建っている場所を経由して城域に行くことができます。尾根に突き当り左右へ道がありますが、まずは左側へ行ってみました。石積みで作られていたかもしれない虎口のような地形がありました。先へ進むといくつか曲輪と思われる地形があり堀切もありました。下を見ると尾根にも削平地があり曲輪だったと思われます。一つを降りてみると畝状竪堀と思われる地形がありました。戻ってくる時に降り口を通り過ぎてしまい、登り口から右の曲輪も探訪することになりました。一部の尾根には連続した堀切があります。ただ「ニッポン城めぐり」さんの口コミ情報を見ると北側のやせ尾根にある何本もの堀切は「岐阜県中世城館跡総合調査報告書」によると自然地形との見解が示されているそうです。その後もしばらく道に迷ってしまいましたが、おかげで遺構かなと思われる場所を見ることができました。縄張り図が入手できていないので何とも言えませんが、意外と城域は広く遺構はあるのかもしれません。その後は何とか降り口を見つけて下山することができました。道に迷わなければ歩きやすいと思います。事前に得られる情報が少なく後回しにしていた城址ですが、思い切って行って来ました。残っている雪と堆積した落ち葉に少しだけ苦労しましたが、それなりに楽しめました。
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