日本100名城

おおさかじょう

大坂城

大阪府大阪市

別名 : 大阪城、金城、錦城、浪華城、(石山本願寺)
旧国名 : 摂津

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大坂城
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小城小次郎

でかすぎ (2024/01/13 訪問)

大阪市の真ん中にあるのにでかすぎて最寄りの駅から天守までどうしても20分はかかる。西の丸にある現存乾櫓を堀の外側から見ようと思うと更に歩く。大きい上に高さもある大坂城のド迫力は、歩けば歩くほど実感できる。

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鎌倉たっちさん

大坂城乾櫓公開 (2024/05/02 訪問)

大坂城の乾櫓内部が9年ぶりに公開された。L字型の重箱櫓で珍しい形をしているが、壁や石落としなどの造りは千貫櫓と共通する部分が多い。梁や柱の木材は修復されて新しいものが多いように思ったが、床板の手斧痕は千貫櫓よりもくっきりしている。

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イオ

大手口多聞櫓と千貫櫓 (2024/05/03 訪問)

大手口多聞櫓と千貫櫓は5年前の特別公開に行っているので、今回は乾櫓だけでもよかったんですが、乾櫓のみ公開の日には行けそうにないため、ゴールデンウイーク中の3櫓の公開日に訪れました。

大手口多聞櫓の渡櫓の槍落とし、続櫓の笠石銃眼や武者溜などは前回にも見た記憶があるものの、続櫓の東面に設けられた謎の扉(高さ5.7mの石垣上の扉の外には何もない)などは全く覚えがなく、石垣の刻印の展示パネルにより多聞櫓北方塀(渡櫓と千貫櫓の間)の笠石銃眼の刻印を認識できたり、再訪なりの発見がありました。

千貫櫓も同様で、狭間や石落としは見覚えがあり(大手土橋に横矢掛け放題)、二階は今回も非公開でしたが、放映されていた案内VTRで二階の様子を観ることができました。そこで紹介されていた二階への荷揚げ用の格子扉は今回初めて認識した…ように思います。

…ということで、乾櫓のついでに再訪した大手口多聞櫓と千貫櫓でしたが、一度訪れただけでは気付かなかったこともいろいろとあって、これはこれで来た甲斐がありました。それでも、帰宅してから改めて調べてみるとまだまだ見落としもあるようなので、またいつかの機会には再訪したいものです。あとは一番櫓や六番櫓、金蔵にも入ってみたいところですが…公開されることはあるのかなぁ?
 

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イオ

乾櫓特別公開 (2024/05/03 訪問)

西の丸北西隅に建つ乾櫓は、大坂夏の陣の後の大改修により築かれた城内最古の二重櫓で、L字形で一階と二階の面積が同じ総二階造りが特徴です。大手口から京橋口までを広く見渡し、南の上町筋、西の高麗橋筋、北東の京街道からもよく目立ったことから「三方正面の櫓」とも呼ばれました。徳川期の大改修が完成すると三代将軍・徳川家光が乾櫓を訪れ、堀端に呼び集められた町民を前に金の采配を振るって大坂の地子免除を宣言し、大坂城の城主が徳川将軍であり豊臣から徳川の治世となったことをアピールする舞台ともなりました。

乾櫓の内部は通常非公開ですが、9年ぶりに特別公開されるとのことで行ってきました。西外堀越しにも西の丸からも外観は何度も目にしていましたが、改めて見てみると櫓台の石垣に化粧が施されていることに気付きました。それでなくても徳川将軍の城ですが、家光自らか来るとなればそりゃ化粧も必要ですよね。

内部は3つの内室の外周を武者走りが囲む間取りで、二階への階段(二階は非公開)が2つあり、西面と北面には16箇所の隠し狭間と出張に4箇所の石落としが設けられています。通常は非公開のためか床にはちょうなの痕がはっきりと残っていました。北西隅には家光の故事にちなんだ陣羽織と金の采配が備え置かれ(着用して写真撮影できます)、そばの窓から覗いてみると、上町筋、高麗橋筋、京街道が三方にのび、なるほど三方正面の櫓であることを実感しました。その他、乾櫓の修理時に交換された鯱瓦や懸魚、説明パネルが展示されています。

姫路城の西小天守特別公開が300円だったことを思うと、西の丸庭園の入場料と乾櫓記念符付きとはいえ、乾櫓のみで800円、大手口多聞櫓と千貫櫓込みで1500円はいささか高いようにも思われますが、それでもやっぱり念願の乾櫓を見学できて良かったと思ってしまうのは惚れた弱みというやつでしょうか(笑)
 

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概要

現在見られる天守は、五重六階地下二階・黒漆塗の下見板張・金箔瓦という、豊臣秀吉が築いた望楼型天守を模した3代目(鉄筋コンクリート造の復元天守は日本初)。徳川秀忠が豊臣時代の城跡に盛土をし建設した2代目は、五重五階地下一階・白漆喰塗籠・瓦葺きの層塔型天守だった。

城郭情報

城地種類 輪郭式平城、平山城
築城年代 天正11年(1583)
築城者 豊臣秀吉
主要城主 豊臣氏、奥平氏、徳川氏
文化財史跡区分 国重要文化財(櫓・門等)、登録有形文化財(再建天守)、特別史跡
近年の主な復元・整備 徳川秀忠
天守の現況・形態 連結式望楼型[5重6階地下2階/1585年築/焼失(落城)]、独立式層塔型[5重5階地下1階/1626年再/焼失(落雷)]、独立式望楼型[5重8階/1931年再/SRC造復興]
主な関連施設 復興天守、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、櫓、門、石垣、横堀(水堀)
住所 大阪府大阪市中央区(大坂城公園)
問い合わせ先 (財)大阪市博物館協会大阪城天守閣
問い合わせ先電話番号 06-6941-3044