小山の形を生かして整備された公園で、広場=曲輪と条件反射してはいけないようですが、大きな空堀や土橋、主郭の土塁、腰郭などの見どころがありました。
土橋は舗装路、腰郭は遊歩道になっていますが、大きく改変された感じはせず、おかげさまで藪と戦うことなく見学できました。それぞれの場所に発掘調査の写真つきの説明板があり、イメージしやすかったです。物見塚は土塁と同様の版築で築かれていたのだそうです。
「有事の際に周囲に暮らす武士たちが集結して外敵の侵入に備える防御施設として、また、領民に対しては権力を誇示するシンボルとして機能していた」と現地説明板にありました。正にお城だなと。腰郭から掘立柱建物の柱穴が複数発見され、監視する建物もあったようです。
日本庭園やバラ園もきれいでした。
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