輪郭式の縄張りを体感できる土塁と堀が立派な城
スタンプと御城印は本丸跡地の
荘内神社(8:30~17:00)
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2025/08/29 00:14
2025/08/01 13:56
新徴組を訪ねて (2025/07/26 訪問)
東北地方も猛暑日が続いている週末、ここ数年続けている山形県庄内地方を訪問しました。午前中は遊佐町の知人を訪ね、午後からは鶴岡市内でチョいと歴史探訪。何度も訪れている鶴岡市ですが、今回は「江戸のお巡りさん」の異名をとり、鶴岡に移住後は庄内藩の戊辰戦争でも活躍した新徴組に関わる場所を訪ねました。
先ずは鶴岡の奥座敷と云われる湯田川温泉へ。新徴組は元治元年(1864)に幕命で庄内藩士となり江戸市中取締りにあたりますが、慶応4年(1868)の庄内藩の江戸屋敷引き払いに伴い、組士136人とその家族311人が鶴岡の湯田川の温泉宿や民家に移住します。温泉街の西の山際に新徴組の墓地があります。ここには湯田川在任中に亡くなった組士と家族20名の墓があります。
次に、松ヶ丘開墾場跡へ。戊辰戦争の後、旧庄内藩は殖産興業策として蚕糸業を起こします。明治五年(1872)に旧藩士3,000人が刀を鍬に持ち替え、月山山麓の後田山で開墾にあたり、明治七年には311ヘクタールの桑園を完成させます。ここでは松ヶ丘本陣や大蚕室、開墾が始まってから大宝寺より移築された新徴組屋敷を観ることができました。
暑いさかりの時間でしたが、大蚕室を利用した開墾記念館は涼しく、幕末の動乱、そして戊辰戦争の時代をたくましく生き抜いた新徴組士や庄内藩士に思いを寄せることができました。
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2024/06/15 23:04
2024/06/10 17:02
鶴ヶ岡城探訪 (2024/06/06 訪問)
鶴ヶ岡城を訪問しました。現在のお城は、酒井氏が入封した江戸時代の姿とのことです。なお、この酒井氏は、あの徳川四天王の酒井忠次を祖とします。
JR鶴岡駅から自動車でアクセスしました。お城の周囲は鶴岡公園となっており、無料の駐車場が数か所ありますので、アクセスし易いお城と思います。
(なお、前日に村上駅からJR羽越本線で鶴岡駅に来ましたが、ICカードSuicaが使用できませんので注意です)
このお城の本丸跡には庄内神社が鎮座し、まずは参拝してからの散策です。本丸を囲むように水堀と土塁が巡らしてあり、平城のイメージそのものです。
また、二の丸跡には藩校の致道館、明治時代の致道博物館がありますので、見学をお勧めします。訪問時、致道博物館では「大名酒井家の名宝 国宝展示」が開催され、数々の貴重な国宝、重要文化財を見ることができました。
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城地種類 | 輪郭式平城 |
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築城年代 | 鎌倉時代前期 |
築城者 | 大泉氏(武藤氏) |
主要城主 | 武藤氏、上杉氏、最上氏、酒井氏 |
文化財史跡区分 | 国史跡(藩校)、国の名勝(三の丸庭園) |
近年の主な復元・整備 | 直江兼続、最上義光、酒井忠勝 |
主な関連施設 | 石碑、説明板 |
主な遺構 | 曲輪、石垣、土塁、横堀(水堀)、藩校、庭園 |
住所 | 山形県鶴岡市馬場町 |
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問い合わせ先 | 鶴岡市観光連盟 |
問い合わせ先電話番号 | 0235-25-2111 |