石巻駅から徒歩で20~25分程でした。車の場合、日和山公園駐車場(無料)に50台程止められます。
事前に調べてもあまり情報はなかったので、城址碑と説明板を確認し、城跡の鹿島御児(かしまみこ)神社を参拝して帰ろうかと思っていましたが、周囲を散策してみると神社の南東に段状の曲輪群らしき場所があり、奥羽の名門・葛西氏がいたであろう名残を強く感じることができました。中世城郭好きの方にはお勧めです。
また、神社下の東側の曲輪跡のような所に、川村某と書かれた銅像が建っており、「仙台藩で川村と言えば川村重吉?」と思いよく見てみると、川村孫兵衛重吉公の像でした。来るまで知らなかったので、「ウオォ!川村重吉!」とテンションが上がってしまいましたw 元は長門国出身で毛利輝元に仕えていましたが、後に伊達政宗に仕えて仙台城下の治水工事で功績をあげた方です。港町石巻の基礎を築いた大恩人としての業績を後世に伝えるために像が建てられたそうで、菩提寺は石巻市の普誓寺(城址からは少し遠い)とのことです。
東日本大震災の際は、海がすぐ近くなので津波の避難所となり、城跡である日和山(ひよりやま)が津波から多くの命を救った(山頂の鹿島御児神社は標高60m)のを嬉しく思う一方。城跡から眺めた綺麗な海が多くの命を奪ったと思うとなにも言えない気持ちになり、ただ鎮魂の祈りを捧げました。
石巻城から少し離れますが、石巻駅の二つ先の渡波(わたのは)駅から徒歩30分程のサン・ファン館も訪れました。大航海時代に世界中の海を航海したガレオン船(帆船)のサン・ファン・バウティスタ号(仙台藩士・支倉常長公の慶長遣欧使節団を乗せて太平洋を横断した船で、日本に漂着したスペインの冒険家セバスティアン・ビスカイノの監督の下、驚くべきことに日本人が建造!)の復元船を見ることができます。つい最近のサザエさんのOPでもサン・ファン・バウティスタ号に乗る支倉常長公のシーンがあったので、記憶している方もいるかもしれません。東日本大震災の津波とその後の強風により、船は大きく損傷し、2017年3月から乗船は禁止され、2020年まで現状を維持するものの、その後は解体することが有力視されているそうです。ガレオン船が今後、日本で建造される可能性は非常に低いと思われるので、大航海時代や慶長遣欧使節団等に興味がある方は、解体される前に是非足を運ばれてください!
400年前、太平洋横断を果たしたサン・ファン・バウティスタ号を建造し、日本人の技術が世界に通用することを証明してくれた石巻(建造された場所はサン・ファン館ではなく、少し離れた石巻市の月浦)、津波でたくさんの命が失われたことは本当に悲しいですが、400年前と同じく、今度は復興で、世界に石巻と東北の技術を見せてほしいです。Siempre contigo 石巻・東北!(石巻・東北と心は共にある!)
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