先日浜松市中央区庄内協働センター主催で「知られざる浜名湖畔の城下町 講座:堀江のまちをしる 見学会:堀江のまちを巡る」が開催され、抽選50人に入り受講してきました、講座は二日に分けて開催。
講師は浜松市文化財で発掘調査現地説明会でよく解説されてる鈴木一有さんです。
座学は
大澤氏の系譜と堀江の略歴
中世堀江居館跡?の考察、歴史地理学による堀江居館跡を古い地籍図での発掘実験考察。
戦国期の堀江城考察、地籍図で古の入江の発掘考察、堀江城西と舘山寺から南に伸びる砂州の間に船着き入江、湊が有った様です。堀江城の水城形態が浮かんできました。
周辺に散見される塚墓、宝篋印塔のある塚などの紹介
史跡マップ、武田信玄攻城の陣地と堀江城の相関図(舘山寺公共駐車場の観光案内所のチラシ棚に有ります)
など
見学会探訪は2週間後小雨の中決行
Ⅰ、地籍図より浮かんできた大澤氏の堀江居館跡の見学探訪、残る田圃痕が元堀跡?館跡の周辺に残存か?
現地は住宅街で町村合併で堀江村が消えて地元の方が堀江の名を残そうと「ほりえ公園・堀江児童遊園地」を整備し「ほりえ」が目を引く、堀江館跡?に当たる「住所:浜松市中央区舘山寺町254」、旧道に当たる寺東の坂標柱が堀江居館に入る道を指名しているようです、ほりえ公園の西下に高低差のある段丘は西の堀江湊に伸びて居館跡の端の段差で降りて湊に至る。
Ⅱ、堀江城跡の探訪(駐車場:舘山寺公共駐車場利用、無料、トイレ完備、舘山寺観光案内所有り)
駐車場から浜名湖パルパル遊園地側へ舘山寺バス停前に堀江城跡解説板有り、バス停前の通りは大堀切の跡、遊園地側の堀江城から御陣山南から西の入江水路跡、内浦、北側、東側と一周する、御陣山南には陣屋跡に建つホテルの前に入江だったころを表すモニュメントの小舟が据えれれて入江の雰囲気を出す、御陣山のホテルは閉鎖撤去されて更地に成っているが進入禁止。北側からはホテルが撤去されて御陣山の曲輪及び曲輪稜線がよく観える、堀江城の西裾に堀江城の大看板あり。パルパルに入園すると堀江陣屋鬼瓦が野外展示されているそうです。
雨の中約2時間講師の鈴木さんの解説で今まで認識して居なかった堀江城の新しい発見が有りました、雨でしたので晴れた日にもう一度探訪したいと思います。
庄内協働センター、浜松文化財課の大勢の職員さんに大変お世話になりありがとうございました。
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