曲輪や空堀が本郭を守る中世の城が味わえました。
近くにある宇土城には石垣が、ココ古城は丘陵を利用した土の城の縄張りを味わえます。
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2024/05/07 22:04
2024/01/05 20:00
2023/07/04 06:58
2023/06/22 00:12
古墳時代から戦国時代の終焉まで使われ続けた古城跡 (2023/01/03 訪問)
宇土古城は通称「西岡台」と呼ばれる標高39mの丘陵上に築かれていました。
その歴史は古く、平安時代の永承3年(1048)菊池氏の一族によって築かれたものと
思われます。室町時代になってからは、たびたび城主が変わり、小西行長が宇土城を
築き始めたころには使われなくなっていました。
古墳時代にも首長の居館として使われていたらしく、城内の案内板に千畳敷周辺に
壕がめぐらされていたことが表記されています。
宇土古城は東側に駐車場があり、そこから竪堀跡の通路を通って行って、主郭である千畳敷に
向かいます。千畳敷の周囲には堀がめぐらされ、入り口には古めかしい門が立っています。
千畳敷にはかつての掘立柱建物を模した建造物が立っていて周囲には建物が立っていたことを
示す木のクイが並んでいます。
主郭である千畳敷の西に三城と呼ばれる郭があって、ここにも掘立柱建物の跡があります。
西側には土塁が連なり、端部は大きな土の高まりとなっています。
北側の斜面には石積みが連なりますが、いつの時代のものかはわかりません。
城の中央の南側に住宅地に通じる通路があって、どうやらこれがかつての大手の跡らしいです。
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分類・構造 | 平山城 |
---|---|
築城主 | 菊池氏 |
築城年 | 治承3年(1048) |
主な城主 | 菊地氏、宇土氏、名和氏 |
遺構 | 曲輪、石垣、土塁、横堀(空堀) |
指定文化財 | 国史跡(宇土城跡) |
再建造物 | 石碑、説明板 |
住所 | 熊本県宇土市神馬町他 |
問い合わせ先 | 宇土市文化課文化財係 |
問い合わせ先電話番号 | 0964-23-0156 |