約2時間の登山です
(2017/11/17 訪問)
勝山頂上周辺は絶壁で要害の地、付近に山城の遺構である郭や櫓跡がある。
大永元年(1521)から大内家の重臣、内藤興盛が九州に対する備えとして在城した。
弘治3年(1557)3月、毛利元就に追われた大内義長が山口を棄て、内藤隆世と
ともに籠城した。毛利軍は攻略に手間どったため、矢文を放ち降伏を促した。
投降の勧告を受けた隆世は、主君義長の助命を請うため、一身に責を負い自刃した。
義長は、直ちに下城し長府の長福寺(功山寺)に入ったが、毛利軍に攻められ自刃した。
大内氏最期の山城、落城後、毛利元就が入江箸親を城番として置いた。(案内板@頂上近く)
勝山地区公園駐車場(20台)を利用、見事な石垣が残る勝山御殿跡を30分ほど散策する。
その後、勝山頂上へ登ると決めるが、2年前(今も?)はサイト情報が少なく、登城入口
(道路奥)の「勝山三山(青山、勝山、四王司山)登山マップ」と地形アプリだけで出発する。
約600m進むと勝山登山口(分岐点)<34.029288,130.974812>に着くが、登山マップ上の
「近道」が記されておらず、正しいか分からない。地形アプリを見ると正解と確認できるが、
頂上まで折線(登山道)が続いてない!
登山マップを信じ、地形アプリで確認しながら進むと、最初はハイキングコースで楽勝だったが、
坂道に変わり、岩場をロープを伝って渡り、石垣跡を楽しみ、急斜面をロープを手に登り、
約30分で頂上(主郭)に辿り着く。要所の道標で迷わないが、少しキツイ登山道です。
頂上周辺の土塁・曲輪群など確認後、時々ロープを手に下り、出城跡・ひとやすみ展望台を
経由して駐車場へ戻るが、約2時間の登山です。
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