5月3日(土)から5日(月・祝)にかけて、駿府城公園でストリートシアターフェス「ストレンジシード静岡2025」が開催されました。今年で10周年を迎えた本フェスは、普通の演劇祭とは異なり、静岡の街そのものが劇場となる、他に類を見ない体験型フェスティバルです。
そして中でも注目なのは、駿府城天守台発掘調査現場を舞台に上演された「グルーヴィ・グレイヴ」です。駿府城跡天守台発掘調査現場を舞台にしたダンス作品は、今回が初の試みとなりました。
「グルーヴィ・グレイヴ」は、神戸を拠点に国内外で活躍するダンサー・中間アヤカ氏、舞踏家・今貂子氏、俳優・山田航大氏、そしてアンサンブルダンサーたちが共に創り上げた新作ダンス作品です。
3日間にわたり多くの方にご来場いただき、観客からは「まるで時空を旅するようだった」「日常と非日常が交差する、不思議な感覚を味わえた」などの声もあり、大盛況のうちに幕を閉じました。
イベントは終了しましたが、駿府城跡天守台発掘調査は今なお、歴史の息吹を感じることができる特別な場所です。ぜひ当時のままに迫る壮大な天守台をその目でご覧いただき、静岡の歴史にふれてみてください。
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