やしろやまじょう

社山城

静岡県磐田市

別名 : 八代山城、水巻城
旧国名 : 遠江

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主郭
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ぴーかる

社山城 (2025/05/04 訪問)

【社山城】
<駐車場他>駐車場はなし。<34.817355,137.854148>の茶畑横に2台程停めれる。
<交通手段>車

<見所>横堀・竪堀・堀切・土塁
<感想>日帰り今シーズン山城ラスト旅3城目。現地説明板によると社山城の築城者・築城年代とも定かではないようです。文亀年代(1501~1503年)のころ今川氏と斯波氏との間に抗争の舞台になったという記録があります。その後今川氏の支配下に置かれ、今川氏衰退の後は徳川家康の支配下に置かれます。1572年に武田信玄の遠江侵攻、二俣城攻めで一旦落城したと考えられますが、1573年に徳川家康が修理したという記録を最後に記録が途絶えています。
 登城口は上記駐車ポイントと東側から通っている道路からと2箇所あるようです。登城道は整備され、足場も組まれているので楽に登城できます。上記駐車ポイントからだと登り始めてすぐに北の曲輪の横堀が右手に見られるます。横堀の上部に堡塁があり、礫石が多くあります。石組壇の櫓があったように思います。進むと細い土橋の大堀切があり、主郭に至ります。主郭は東西に広い長方形で西面と南面に横堀、北側は2郭と隔てる大堀切、東面は崖になっています。南面の横堀は長大で土塁上には多くの礫石があります。この横堀はすごい見応えがあり、武田流の横堀といわれる構造ですが、武田信玄の手は加わえられていないようなので私的な考えではこういう長大な横堀構造は駿河・遠江・甲斐に元々あった造りだったようにも感じた。
 文書が逸れましたが、戻って、主郭南側の横堀のさらに南側は竪堀と小曲輪とが入り組んでいる防御構造となっています。一帯の散策がすごく楽しいです。主郭から北側に2郭があり、主郭程の広さがあります。2郭北側に切岸の高い大堀切があります。2郭の北側にも尾根上の曲輪が伸びていて、数ヵ所堀切で仕切っています。現地説明板には主郭と2郭の東側にも腰曲輪が連なっているのでチャレンジしましたが、道が無くて断念しました。横堀・堀切がダイナミックで堡塁などに礫石が残っていて、かなり見応えがあり、散策が楽しい城跡でした。お勧め山城です。

<満足度>◆◆◆

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姫街道

社山を歩きながら考える事 (2024/05/11 訪問)

二俣城を巡る武田対徳川の戦いで、元亀3年には武田信玄が、天正3年には徳川家康が陣城としてそれぞれが築造した縄張りを想像しながら巡るのがおススメ。
個人的には、長篠の戦いに勝利した徳川軍が二俣城攻め時に築造した部分が多いのかなぁと思ってます。
以前に比べたら、伐採や整備が進んで見やすくなってきてます!

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しんちゃん

散策道が用意されており堀切と土塁を楽しめる。 (2022/09/03 訪問)

社山城の登城道は北側に付いていて、途中に堀切があります。そのまま簡単に
主郭である一の郭にたどり着き、城名の示すとおり八幡神社が鎮座しています。神社の
背後には土塁が残っており、一の郭の東には堀切を隔てて郭が広がり間を堀切で隔てて
二の郭と三の郭を仕分けているようです。雑草がうっそうとしていますが、散策道が
用意されており比較的遺構も残り、お手軽に山城の良さを味わうことが出来ます。

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じゅんじん

10年ぶり (2022/04/25 訪問)

夏場はジャングルになるんでしょうね。でも城跡は素晴らしいです。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 斯波氏、今川氏、松井氏、徳川氏
遺構 曲輪、土塁、堀切、竪堀、横堀(空堀)
指定文化財 市史跡
再建造物 碑、説明板
住所 静岡県磐田市社山
問い合わせ先 磐田市教育委員会文化財課
問い合わせ先電話番号 0538-32-9699