ひらいずみのたち

平泉館

岩手県西磐井郡

別名 : 柳之御所
旧国名 : 陸奥

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ぎりょう

奥州藤原氏の本拠地 柳之御所 (2024/09/23 訪問)

地元紙の記事で『江戸の大名屋敷ー一関藩・仙台藩』という特別展開催中を知り一関を訪問しました。ついでにどちらか館跡に寄りたいと考え、これまで時間をかけて観たことのなかった平泉の「柳之御所史跡公園」に向いました。
遺構は北西から流れる北上川右岸の台地にあります。長さ700m、幅200mの規模で、北東側は北上川、他の三方を幅10m、深さ2~5mの空堀で囲む構造。複数の大型建物や付属建物、井戸、庭園などが発掘されており、当時の館の構造がよく理解できます。
また、義経が籠った高館跡や、三代秀衡が「仏国土」(浄土)の光景をイメージして建立した無量光院跡も近く奥州藤原氏の栄華を感じることができました。

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しんちゃん

あきらめたらそこで試合終了 (2015/05/04 訪問)

すこし写真が古くて申し訳ないんだけど‥平泉館(柳之御所)の投稿です。平泉館は柳之御所史跡公園として整備され、出土物の大半が重要文化財に指定されています。なぜかユネスコには嫌われ(?)柳之御所遺跡を除外することを条件に「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の名で中尊寺、毛越寺、無量光院跡、金鶏山などが世界遺産に登録されています。
現在は再び世界遺産の暫定リストに名を連ねているようです。諦めたらそこで試合終了なので、しぶとく頑張ってほしいですね。
柳之御所は奥州藤原氏初代清衡が平泉に移ってきて居館を構え、三代秀衡によって「吾妻鏡」における平泉館(政庁)として整備が行われたようです。そのあたりの関連付けが証明出来れば世界遺産としての追加登録も夢じゃないですよね、安西先生!

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にのまる

平泉世界遺産ガイダンスセンター (2022/11/27 訪問)

3年前に初めて訪れた際にその別世界ぶりにすっかりはまってしまっていました。今回は旧柳之御所資料館がリニューアルされた「平泉世界遺産ガイダンスセンター」入館を楽しみに行きました。

金ヶ崎から電車移動した平泉駅でレンタサイクルを借りることも考えていたのですが、行列ができていたので歩くことに。伽羅御所推定地を通って向かいました。前回こちら(南)側は整備中で少ししか入れなかったので、完成した巨大な堀跡に思わず感嘆の声を上げてしまいました。秀衡時代の堀跡を復元した区画は全体のほんの一部ですが、丁寧な説明板を読みながら歩いているとイメージがどんどん膨らんできました。

ガイダンスセンターはとてもスタイリッシュな建物です。シンプルさと重厚さを兼ね備えた外観は風景とも違和感なくマッチ。まだ新しい館内は設備も最新で、半円筒形のプロローグシアター、奥州藤原氏デジタル絵巻、ジオラマや出土品、模型や再現品など、文字解説だけでなく様々な方法で平泉の歴史を学ぶことができました。写真撮影もほぼOK、入館も音声ガイドの貸し出しもすべて無料です。つまりとても感動しました。

ガイダンス施設を出たあと史跡公園内をぐるっとまわって再現された施設を見て、無量光院跡、高館義経堂を経て中尊寺に向かいました。義経の最期の地である高館義経堂は11/21~3/14まで冬期拝観休止のため階段の下までしか行けませんでしたが、また行く楽しみ(楽しみと言っていいのだろうか?)ができたのでOKです。

1988年からの発掘調査の記録や研究がまとめられた「奥州藤原氏と柳之御所跡」(平泉文化研究会編・吉川弘文館)がとても興味深い内容で大変勉強になりました。

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柳之御所 (2020/09/19 訪問)

 整備され散策しやすくなっています。行った日も草刈りをしてみえる方たちがいました。残っていれば華麗な姿をしていたのでしょうね。

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城郭情報

分類・構造 平城
築城主 藤原清衝
築城年 12世紀前期
主な城主 藤原氏
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)、井戸跡
指定文化財 国史跡(柳之御所・平泉遺跡群)
再建造物 碑、説明板
住所 岩手県西磐井郡平泉町(柳之御所史跡公園)
問い合わせ先 柳之御所資料館
問い合わせ先電話番号 0191-34-1001