長浜城からも近いので長浜城の周辺観光で投稿させていただきます。
前から鉄砲生産地として歴史に登場する国友集落(滋賀県長浜市国友町)へ行きたいと思っていました。国友村は戦国時代を舞台にした小説を読んでいると度々登場します。鉄砲伝来の翌年に将軍足利義晴が管領細川晴元を通じて国友村の鍛冶に鉄砲を作ることを命じ、半年後に2挺を献上したということが始まりとされています。実際には違うのではないかという説もあるようです。ただ戦国時代多くの鉄砲が生産されていたことは確かなことです。どうして国友なのだろうと昔から思っていました。納得する答えが見つかったわけではりませんが、それなりに楽しんで散策していきました。国友鉄砲ミュージアム(国友鉄砲の里資料館)は多くの火縄銃の他に大筒などの展示あり、製造工程もわかりやくすくビデオなどで説明がありました。火縄銃を持って重さを体験できます。館内展示の撮影もOKということなので撮影させていただきました。
国友城という石碑がありました。国友に城があったとは聞いたことがなかったのですが、国友氏の館跡といわれています。遺構は水路が堀の痕跡ともいわれていますが、土塁などは見当たりません。城びとには未登録な城址です。
近くには国友河原合戦の石碑もあります。
全部を回りきれたわけではありませんが、鍛冶師、台師、金具師の館跡等も散策しました。その中でも江戸時代に活躍した国友一貫斎は有名ですね。日本初の反射望遠鏡を作ったことは知っていましたが、その他にも気砲(空気砲)、懐中筆、玉燈なども作っています。
長浜駅からバスに乗り国友鉄砲の里資料館前下車。乗車時間は20分くらいです。
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