丹波の有力国人波多野氏代々の居城で、明智光秀の兵糧攻めにより落とされた悲劇の城で有名です。
春日神社・主膳屋敷から登ると西尾根は多数の曲輪が配置され堀切もあり堅い守りです。
山頂部は伐採され景色が良いものの夏場は草が生えて遺構を見辛い面もありましたが、右衛門丸と本丸には石垣が見られました。
本丸の南東側下に水ノ手曲輪があり、朝路池を守る池東番所・池西番所の南側の堀切・竪堀が遺構としては1番の見所と思いました。
北東尾根には、いくつかの曲輪が配置され、北側には5ヶ所位で竪堀が見られました。
北東端の西蔵丸の手前から藤ノ木坂口へ下山しました。
トータルで3時間以上かかりましたが、見所が多く素晴らしい山城でした。
黒井城・八木城と共に丹波三大山城といわれますが、八上城は他の二城よりも更に大規模な縄張りだと思いました。
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