佐土原城は、標高約70mの丘陵に築かれた山城と、その麓に広がる平城で構成され、約二十七万㎡という広大な面積を誇っています。
現在、鶴松館が建っているいる場所は、江戸時代に平城の佐土原城があった場所ですが、背後の山全体が室町時代から江戸時代初期まで存在していた佐土原城です。
歴代の城主は、伊東義祐公や、島津家久公・島津豊久公がおり、戦国時代の日向国の中心でした。
平成8年の発掘調査で南九州では唯一となる天守の存在が確認され鯱瓦等が発掘されているとのことで、是非、天守台跡などを見たいのと、続・百名城のスタンプ目的で佐土原城を訪問しましたが、鶴松館のスタッフの方から、「登城路が崩落しているところがあったり、草が腰のあたりまでのびていて危ないから通行止めにしている」とのことを聞きましたが、諦めきれず「行けるところまで行っても大丈夫ですか」と尋ねたところ、大手道の登城口あたりなら大丈夫とのことで、行けるところまでまで行ってきましたが、やはり登城口を過ぎた辺りで登城路が崩落しており、ブルーシートが掛っていました。( ノД`)シクシク…
ですが、鶴松館に引き返しガイドさんの話が面白くついつい聞き、鶴松館もガイドさん曰く、柱穴・礎石・石組みなどの遺構から、想像し復元された館で二条城の御殿を模して建てたなど展示物の説明などを受け、目的は達成できませんでしたが愉しい時間を過ごしましたが、早く登城できることを願います。
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