続日本100名城

なかつじょう

中津城

大分県中津市

別名 : 扇城、小犬丸城、丸山城
旧国名 : 豊前

投稿する
中津城
口コミ・画像を投稿する

みんなの写真投稿

投稿する

みんなの口コミ

投稿する

キンヤ

黒田時代の石垣がよく残る水城 (2024/10/12 訪問)

1588年(天正16)、豊臣秀吉から豊前六郡18万石の所領を与えられた黒田官兵衛(孝高)が築城しました。
1600年(慶長8)、黒田官兵衛・長政は関ヶ原の戦いの功で筑前福岡52万石へ国替えとなり、その後は細川氏、小笠原氏、奥平氏が代々居城としました。

大河ドラマ「軍師官兵衛」が放送されていた2014年に行きましたが、続100名城に選定され再訪しました。

河口付近に築かれ、堀には河口の水が引きこまれた水城で、日本三大水城にも数えられます。
西側に中津川が流れ、対岸から見ると水城らしい眺望です。

本丸の石垣がよく残っていて、1番の見所と思います。
北側では黒田時代から細川時代への石垣の変貌を見ることができ、西側の川沿いの石垣も黒田時代で黒田氏が持ち込んだ古代山城の神籠石の転用が見られます。
南側の石垣は、発掘調査により黒田時代の石垣は今よりも低く幅は狭いもので、細川時代に高く幅広く造り替えられたことが分かったそうで、綺麗に修復・整備されています。

模擬天守は1964年(昭和39)に萩城天守の古写真をもとに建てられたものですが、黒の下見板張がカッコよく立派で、個人的に好きな模擬天守です。

前回は巡っていなかった城下を囲む総構えの「おかこい山」と呼ばれる土塁にも行きました。
中堀沿い1ヶ所、外堀沿い2ヶ所を巡りましたが、南西の外堀内側の自性寺に土塁がよく残されており、高く長大で見応えがありました。

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

エボママ

大好きになりました (2024/11/04 訪問)

さすが軍師勘兵衛。ここにお城を築き、天下取りを夢見ていたとは。黒田が天下をとっていたら、歴史は大きく変わっていたでしょう。

+ 続きを読む

虎の子

城への交通手段実践レポート (2024/07/12 訪問)

大分+α城廻第1日
※角牟礼城、大分城と共に登城
※前日中津駅付近宿泊

中津に前泊したので、朝早めに城跡を散策
模擬天守だが、城の風格を感じた、石垣からはみ出した石落としなどが美しい
石垣は黒田時代と細川時代のつなぎ箇所が何か所か確認でき、横に拡張したつなぎ目と縦に高く拡張したつなぎ目があるのが面白い

あと中津川沿い他本丸辺りにも石垣の隙間等に沢蟹がたくさんいました、鋏を振り上げ一生懸命威嚇してくるのがかわいい

【今回の交通手段は以下の通り】
 (中津駅徒歩15分)歴史博物館(9:00-17:00無休)、中津城
10:10中津駅前(路線バス)、10:50,11:05柿坂(路線バス)、11:41童話碑入口
 (徒歩3分)豊後森藩資料館わらべの館2F(9:00-16:30月休)
 角牟礼城跡散策

(わらべび館徒歩7分)13:40森町(路線バス)、13:45,14:05豊後森駅(JR:特急ゆふ)、15:29大分駅
 (徒歩15分)大分城散策 (24Hスタンプ可)

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

ryu

猛暑の中津城 (2024/07/06 訪問)

JR鈍行列車を使って中津城探訪

駅前の観光協会で貸自転車(300円/4h)を借りて中津城へ

駐車場にチャリを停めて、猛暑の中、歩いて本丸の外周の石垣を見てまわる。
模擬天守内を見たあと、中津市歴史博物館を見学、チャリで大手門跡の石垣、金谷口のおかこい山を見て、チキンハウス中津本店でからあげ定食(上)950円を食べる。砂ずりの唐揚げが美味。

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

城郭情報

城地種類 梯郭式平城
築城年代 天正15年(1587)
築城者 黒田孝高
主要城主 黒田氏、細川氏、小笠原氏、奥平氏
文化財史跡区分 県史跡(中津城跡)
近年の主な復元・整備 細川忠興
天守の現況・形態 独立式望楼型[5重5階/1964年築/RC造模擬]
主な関連施設 模擬天守、二重櫓、塀、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣、横堀(水堀)
住所 大分県中津市二の丁
問い合わせ先 中津城
問い合わせ先電話番号 0979-22-3651