せっかく城めぐりであちこちに行くんだからご当地の美味しいものを食べたい! と常々思いつつも、日帰りだと時間の制約から諦めざるを得ないことも多いですが、今回は泊まりで余裕があるし岡山市のご当地グルメを、ということで、昼食にえびめし、夕食にデミカツ丼を食べました。
えびめしは東京・渋谷の「いんでいら」発祥のえび入りのチャーハン(のようなもの)を、岡山出身の店員が暖簾分けで故郷に持ち込んだもので、「えびめしや」が岡山での発祥になりますが、この日は岡山城から徒歩圏内(ももちゃりで約3分)の「ラーメン西本」で塩ラーメン・えびめしセットを。さっぱりしたスープの塩ラーメンに思ったより真っ黒いえびめし…。コールスローサラダがついていることからも、ソースの濃厚な味が想像されましたが、スパイスのピリ辛感はあるものの全体的にあっさりとしていて、見た目のイメージを覆す不思議な味わいでした。わかりやすく美味しい! というのとは少し違いますが、何やらくせになってしまいそうな味です。次は「えびめしや」に行ってみよう…。
デミカツ丼は玉子とじに替えてデミグラスソースをかけたカツ丼で、どうせ行くならと発祥の「カツ丼野村」へ。20時過ぎの入店でしたが私の後にも次々と来客があり、お目当てのドミグラスソースカツ丼も間違いのない美味しさで、さすがの名店でした。ただ、インパクトという意味では、想像もしない味だったえびめしに一歩譲りますが(笑)
お土産には定番の「大手まんぢゅう」に加えて「おかやま、城さんぽ」を(お土産というより自分用)。岡山県内の国史跡の岡山城、備中松山城、津山城、備中高松城を取り上げた本で、城内はもとより城下の見どころや特産品も紹介されていて、岡山の城めぐりのお供として活躍してくれそうです。…というか、この後の備中松山城や津山城で大いに活用させてもらいました。
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