日本100名城

おかやまじょう

岡山城

岡山県岡山市

別名 : 烏城、金烏城、石山城
旧国名 : 備前

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岡山城
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イオ

ご当地グルメとお土産 (2024/09/14 訪問)

せっかく城めぐりであちこちに行くんだからご当地の美味しいものを食べたい! と常々思いつつも、日帰りだと時間の制約から諦めざるを得ないことも多いですが、今回は泊まりで余裕があるし岡山市のご当地グルメを、ということで、昼食にえびめし、夕食にデミカツ丼を食べました。

えびめしは東京・渋谷の「いんでいら」発祥のえび入りのチャーハン(のようなもの)を、岡山出身の店員が暖簾分けで故郷に持ち込んだもので、「えびめしや」が岡山での発祥になりますが、この日は岡山城から徒歩圏内(ももちゃりで約3分)の「ラーメン西本」で塩ラーメン・えびめしセットを。さっぱりしたスープの塩ラーメンに思ったより真っ黒いえびめし…。コールスローサラダがついていることからも、ソースの濃厚な味が想像されましたが、スパイスのピリ辛感はあるものの全体的にあっさりとしていて、見た目のイメージを覆す不思議な味わいでした。わかりやすく美味しい! というのとは少し違いますが、何やらくせになってしまいそうな味です。次は「えびめしや」に行ってみよう…。

デミカツ丼は玉子とじに替えてデミグラスソースをかけたカツ丼で、どうせ行くならと発祥の「カツ丼野村」へ。20時過ぎの入店でしたが私の後にも次々と来客があり、お目当てのドミグラスソースカツ丼も間違いのない美味しさで、さすがの名店でした。ただ、インパクトという意味では、想像もしない味だったえびめしに一歩譲りますが(笑)

お土産には定番の「大手まんぢゅう」に加えて「おかやま、城さんぽ」を(お土産というより自分用)。岡山県内の国史跡の岡山城、備中松山城、津山城、備中高松城を取り上げた本で、城内はもとより城下の見どころや特産品も紹介されていて、岡山の城めぐりのお供として活躍してくれそうです。…というか、この後の備中松山城や津山城で大いに活用させてもらいました。
 

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イオ

とことん岡山城(城下町めぐり) (2024/09/15 訪問)

(続き)

ホテルに戻って朝食を摂りチェックアウトした後は、再びももちゃりで城下町めぐりです。

まずは岡山城を構成する三つの丘陵(岡山、石山、天神山)のうち、昨夏に未訪だった天神山から。天神山は旭川から導水した中堀が三方をめぐる岡山城北西の出城として機能し、支藩・鴨方藩主の中屋敷が設けられていました。北麓の公園側には内堀の石垣が状態良く遺り、中堀跡の説明板も立てられています。天神山から石関緑地に出ると、旭川沿いに聳える天守が望めます。この方向からの天守も格好いいですね。石関公園には築城400年を記念して大島から史実通りに筏と修羅で運んだ石が展示されていました。

城下筋に出て真っ直ぐ南へ。西大寺町バス停付近が二の丸の南西隅にあたり、津田永忠屋敷跡の石碑と説明板が立てられています。津田永忠って? と思って説明板と石碑側面のパネルを読んでみると……なるほど、新田開発に百間川の開削、後楽園の築庭、藩校の開設など、今に残る大変な業績を残した方だったんですね。帰宅して撮った写真を見てみると、後楽園にも津田永忠遺績碑が立てられていました。津田永忠屋敷の西辺と南辺は内堀により画され、表町2丁目交差点から内堀跡を東に一区画先進むと北側に大手門跡の説明板があります。大手門から南にのびる道が大手道で、西国街道との交差点南東には大手饅頭伊部屋京橋本店がありました。岡山土産の定番「大手まんぢゅう」は大手前にある店だからこそなんですね。

京橋西詰から旭川沿いに水之手筋を北東へ。少し進んだところに江戸前期の京橋の橋脚が復元されています。遊歩道沿いには東門跡の石垣や説明板、その先にも素軒屋敷櫓の説明板が立てられています。遊歩道から河原に下りてみると、時季的に草木に覆われてはいるものの、東門跡や素軒屋敷櫓の石垣も見られました。県庁通りに出たところで県立図書館前ポートにももちゃりを返却して、この日の城下町めぐりはここまで。昨夏に買った「絵図で歩く岡山城下町」を参考にめぐってみましたが、この本で紹介されているコースでまだまだ歩いてみたい(自転車ですが)ところもあるので、またの機会を楽しみにしています。
 

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赤い城

石山城 岡山県岡山市 (2024/10/13 訪問)

この日の宇喜多2代を辿る攻城ラストは岡山城。
ちょうど本丸下の段でイベントをやっていて多くの人で賑わっていました。
宇喜多2代の大河ドラマ誘致の署名活動をしていたので署名したら宇喜多家の家臣団になっちゃいました。

当然人が映らない写真は難しく、イベントブースを一通り見てニッポン城めぐりアプリのイベントのQRコード読み取りを完了。
さっさと退散することに。

今の位置にある岡山城は秀家が築城したものですが直家が居城としたのは近くにある石山の丘に築いた城です。
写真は前回登城時のものですが市内を見渡せる岡山の中心としてふさわしい場所だと思いました。

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イオ

とことん岡山城(内堀跡めぐり) (2024/09/15 訪問)

岡山市内のホテルに泊まって、朝食前にももちゃりを利用して内堀跡をたどりました。ももちゃりには様々な料金プランがありますが、一回60分以内なら200円で24時間くりかえし利用できるプラン(かつての姫ちゃりと同様)でGo!

内堀跡は昨夏に城下交差点から西丸西手櫓を見上げつつ石山門まで歩いているので、その続きから…と自転車を走らせると、対面所跡(林原美術館)西辺に石垣が聳えています。街なかにこんな石垣が普通に遺っているのは素晴らしいことですね。対面所南西隅から南辺を東に進むと、突き当りは県立図書館の駐車場になっていて、出入口脇に自転車を駐めて開館時間前のがらんとした駐車場に足を踏み入れると、舗装された路面に真っ直ぐのびる敷石の列が! これはもしや…と石列をたどった先には、外下馬門から北に続く石垣と内堀跡の水盤が広がっていました。図書館建設時の発掘調査で確認された内堀と石垣のラインを敷石で平面表示したもののようです。図書館東の外下馬門石垣の存在は承知していましたが、駐車場の平面表示のことは知らなかったので、思わぬ遭遇にテンション爆上がり。さらに内堀跡の水盤には外下馬門の橋脚跡の表示も設けられていました。説明板の絵図を参考に、眼前の水盤と橋脚跡と石垣に往時の内堀と橋と門の姿を重ね合わせる……これぞ城下町歩きの醍醐味だよなぁ、と。外下馬門を入ったところには、岡山藩池田家の筆頭家老・伊木家の屋敷があったようですが、現在は駐車場や住宅地になっています。外下馬門から南の内堀は県庁敷地になっていますので、内堀跡めぐりはここまで。県庁前にも石垣が見られますが、こちらは模擬と思われます。

さて、ここで ももちゃりを借りて45分経過したこともあり、いったん返却してホテルに戻るとしましょう(続く)。
 

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概要

宇喜多直家から城を引き継いだ嫡子・秀家が高石垣を築き、不等辺五角形の天守台に金箔瓦を葺いた六階の天守を建てた。外壁の下見板張が黒漆塗だったことから「烏城」または「金烏城」とも呼ばれた。秀家の後に入城した小早川氏・池田氏も拡張整備し、本丸内では3期の石垣を観察できる。

城郭情報

城地種類 梯郭式平山城
築城年代 正平年間(1346〜1370)
築城者 上神高直?
主要城主 上神氏?、宇喜多氏、小早川氏、池田氏
文化財史跡区分 国重要文化財(月見櫓、西の丸西手櫓)、国史跡(岡山城跡)
近年の主な復元・整備 宇喜多秀家、小早川秀秋、池田忠雄
天守の現況・形態 複合式望楼型[4重6階/1597年築/焼失(空襲)]、複合式望楼型[4重6階/1966年築/RC造外観復元]
主な関連施設 天守、門、塀、石碑、説明板
主な遺構 曲輪、櫓、石垣、横堀(空堀)、虎口
住所 岡山県岡山市北区丸の内
問い合わせ先 岡山城事務所
問い合わせ先電話番号 086-225-2096