西播磨山城11のひとつ「龍野古城」。
龍野城の西門奥から登城口があり、20分ほど登ると 最下段の段曲輪(削平地)に到着。
ここから6段の段曲輪を順に登ると最上の曲輪となり、これが二ノ丸。
二ノ丸を一段降りて100mほど進むと本丸があり、二極に分かれた曲輪構成となっていることが判ります。
本丸の下段には八幡宮跡があり、石垣、古城石段、石たたみや鳥居跡が見られます。
本丸の側面の一部に帯状の石垣があり、本丸の先を進むとそこにも幾つかの石垣と散らばる大きな石塊も見られる。(積石の跡?)
山裾には3段の帯曲輪、山上で重なる段曲輪、石垣を多用した様子から、標高218mと高くはありませんが、鶏籠山を要塞とした山城であったのではと想像を掻き立てられる実に面白く興味深い山城です。
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