この日午後の北村山市地域史研究会による楯岡城攻城前に、近場でもう一ケ所と考え白鳥城を目指しました。ここは大永年間(1521~29)にこの地に入部した白鳥氏の城と伝わります。天正12年(1584)に最上義光に謀殺された白鳥十郎長久は名高いですね。
戸沢中学校の裏山にあたる比高60mの最高所に東西40m、南北30mほどの主曲輪をおき、その東側・南側は腰曲輪と帯曲輪、西側は堀切、北側は細長い曲輪で防御する構造です。ニノ曲輪から主曲輪までは遊歩道があります。事前の情報では西側の堀切と帯曲輪の切岸が見事との情報でしたが、時節柄草が伸びており確認が困難でしたが、主曲輪から見下ろす景色は素敵でした。
長引くコロナ禍と各地の熊出没情報で山城探訪を控えており、久々の攻城に息も絶え絶えでしたが、よい汗を流しました。
ニノ曲輪に駐車場(3台分)が設置されてはいますが、途中の道が細い坂道のためスリップで路外逸脱の危険があります。車での訪問の際は土海在家自治公民館の駐車場利用をおすすめします。
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