あまり整備されていない険しい山道を登っていくと、土塁や堀切、石垣が現れる。
道はかなり険しいけど、見に行く価値あり。
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2023/11/11 10:55
2023/11/09 21:31
五龍城麓廻り(2/2) (2023/10/06 訪問)
五龍城を下城して、半島状に伸びる巨岩山城五龍城を江の川と本村川の合流点辺りより暫し眺める、大変攻めにくい山城です、本村川に架かる旧R54五龍橋は4本の橋柱は龍の柱、西側に1本龍橋柱が有り、5本で五龍を表している。
尾崎丸下にもう一つの登城口が有り、階段前に宍戸司箭神社の鳥居が有り、その脇に城名石碑と広島県史跡五龍城跡案内板が設置されてる。
新しいR54は五龍城跡をトンネルで貫いている。
宍戸氏も関ケ原前は15万石を領有していたようですが、関ケ原後毛利氏周長二州に移封の際これに従い、周防三丘1万2千石に移った。(案内板より)
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2023/11/09 20:58
三の丸切岸で登城断念⁉(1/2) (2023/10/06 訪問)
五龍城は常陸宍戸から安芸甲立荘に下向し、江の川と本村川合流の半島状に突出た岩山に築いた城です、ようやくこの年に成って辿り着けた山城ですが、さすが人を寄せ付けない堅固な山城、三ノ丸前までやっとの思いでたどり着けましたが切岸の登城路で、手摺は不安定、階段は真砂土で埋まり且つ滑り私にの脚力では滑落不安になり三ノ丸を前にして登城断念しました。残念です。
駐車場:旧R54沿いで五龍橋を渡った直ぐ西に砂利駐車場有数台可(34°41'57"N 132°45'23"E)ここを利用、道の反対東側にもアスファルト舗装駐車場有、トイレ無。
参考資料:城郭放浪記さん、古城盛衰記さんによる。
駐車場から宍戸の里碑、案内板を確認し木村川沿いの道から階段を登って先端の尾崎丸へ、折れ折れの登城路は少し崩落も有り危険な状態、尾崎丸の上段に宍戸司箭神社が鎮座、神社西奥の物見の段より尾根の細く、竪堀の様な岩崖横道も細くひやひやもの道を通り、一位ノ段へ、櫓ノ段手前の坂道に桜の大きな枝が倒れて道を塞いでる、手前からの取り除きは危険なので枝と枝の隙間を潜り抜けて、上から谷方向へ落とし込む、広い櫓ノ段、祠有り、上方向に土塁と細い虎口、虎口を通り一位ノ段の土橋と堀を登り、三ノ丸手前の切岸、登城路が三段の折れ折れで不安定な手摺、一段目の折れまで登ったが真砂土で滑り、私の脚力では滑落の恐れも心配し此処でこれより上の登城は断念する。残念ですが仕方ありません。
前泊した三次よりR54で約15km程にあり、広島県北部未踏、登城探訪の3日目9城目に成ります、前日の桂城が8城目でした。
縄張付き案内板を写真掲載しますので詳細は案内板をご覧ください。
この後は下城して麓を探訪。
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2023/03/01 19:51
霧の五龍城 (2023/02/11 訪問)
【五龍城】
<駐車場他>登城口前<34.698749, 132.756437>に7台程度の駐車スペースあり。
<交通手段>車
<見所>曲輪・石垣・堀切・切岸
<感想>1泊2日安芸高田の山城攻めの旅1城目。五龍城は江の川と本村川の合流地点にある、2つの川に浸食されて残った半島状になった所に築かれた山城です。築城者は宍戸氏によるもので、源頼朝の御家人である八田知家の子孫にあたり、鎌倉時代末期に常陸国宍戸から安芸国に下向して近隣に城を構えますが南北朝時代に五龍城を築き移転します。戦国時代には近隣の毛利氏と争いますが、当時の当主である宍戸隆家は毛利元就と和睦して元就の長女である五龍局と結婚して毛利氏の重臣となります。関ヶ原後の毛利氏の萩への移封に伴って五龍城は廃城となります。
城跡は狭い東端から西に広がっていく連郭式の山城で城跡の中心部に主郭があります。主郭の西側には深い堀切があり、更に西側に同じような構造の連郭が存在していて、最上部にもう一つの主郭となる御笠丸という曲輪があります。連郭群の南側は比高のある崖になっており、連郭群の北側は高い切岸の下に連郭が派生していたり、帯曲輪、腰曲輪、畝状竪堀があったりします。石垣は随所に残されていて、特に主郭、主郭手前の桜の段・姫の丸、御笠丸の曲輪壁に多く見受けられます。連郭の北側下段に行くには、東の方の井戸跡から道は無いですが、切岸の中腹を伝って行くことができます。主郭の北側の曲輪壁に残る石垣跡は見事です。もう一つの主郭となる御笠丸の西側も深い堀切になっており、その先に横土塁のある曲輪があります。
城が3つ分くらい残る広大な山城で見応えある遺構も沢山ありました。来訪時刻が7:30でしたので朝霧が出て更に幻想的でした。じっくり攻略すると半日はかかります。百・続百名城に負けてない、またマイベストに入る凄い城跡でした。
<満足度>◆◆◆
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分類・構造 | 連郭式山城 |
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天守構造 | なし |
築城主 | 宍戸朝家 |
築城年 | 南北朝時代 |
主な城主 | 宍戸氏 |
廃城年 | 慶長5年(1600) |
遺構 | 曲輪、石垣、土塁、横堀(空堀)、井戸 |
指定文化財 | 県史跡(五龍城跡) |
再建造物 | 石碑、説明板 |
住所 | 広島県安芸高田市甲田町上甲立 |
問い合わせ先 | 安芸高田市生涯学習課 |
問い合わせ先電話番号 | 0826-42-0054 |