ゴールデンウィークに帰省し、地元の友人と日帰りで近江の百名城・続百名城のうち未攻略の3城を攻めてきました。最初は観音寺城。
朝食を取らずに早朝6:30に名古屋を出発し、予備知識を殆ど入れずに行ってしまったのですが、なかなかの山城で、大石垣に辿り着く頃には汗だくで疲労困憊でした。あと二つも山城が残っているのに最初から体力を消耗してしまいました。ただ、大石垣は一見の価値があると思いました。
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2025/05/03 19:31
ゴールデンウィークに地元の友人と日帰りで近江の城を攻めよう その① 観音寺城 (2025/05/01 訪問)
ゴールデンウィークに帰省し、地元の友人と日帰りで近江の百名城・続百名城のうち未攻略の3城を攻めてきました。最初は観音寺城。
朝食を取らずに早朝6:30に名古屋を出発し、予備知識を殆ど入れずに行ってしまったのですが、なかなかの山城で、大石垣に辿り着く頃には汗だくで疲労困憊でした。あと二つも山城が残っているのに最初から体力を消耗してしまいました。ただ、大石垣は一見の価値があると思いました。
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2025/05/01 19:33
観音寺城 (2025/03/01 訪問)
【観音寺城】
滋賀県の城びと城跡が残すところ2城となり、ずっと気になっていた城跡でした。というのは前回の訪城が2012年の13年も前で、百名城スタンプも収集していなく、城郭の知識もぺーぺーの頃でした。当時は観音正寺裏参道山上駐車場に駐車して右手上方に見える伝布施淡路丸の石垣やら佐々木城跡の石垣が遺構かどうかも判別出来ない知識で、ただ観音正寺に行って、そこから尾根道を通って伝本丸跡に行って、8月なのに半袖軽装で蚊の大群に襲われ早々に切り上げたのを覚えています。伝本丸跡も今ほど整備されておらず、曲輪内部は今の2/3程は藪化して埋まっていたかなと記憶します。本丸から伸びる大石段はありました。
石垣の残る名城跡の多い滋賀県で、百名城の観音寺城が殆ど巡れていないのは自己紹介の記述にも反しますし、語れない。城跡を観る目もだいぶ肥えてきましたし、滋賀県コンプリート目前の冬枯れの今しかないと思い立ち、1日1城の丸ごと観音寺城で攻めました。
観音正寺表参道山上駐車場に行くと、冬場は閉鎖で裏参道山上駐車場に駐車しました。伝布施淡路丸⇒佐々木城跡内をじっくり散策し観音正寺にたどり着くのに駐車場からなんと2時間もかかりました。佐々木城跡は一旦山のピークにあたり、巨石が多く巨石と石垣が組み合わさった虎口遺構は圧巻です。奥の院は当時も磐座の役目もしていたように思いました。観音正寺で御城印と入山料を納めて、伝本丸跡に向かいます。13年前に比べて現在は本丸内部は雑木が伐採されていて、曲輪遺構がくっきり露わになっています。本丸内部を1周して北虎口と井戸跡、本丸北側の切岸と北下段の曲輪を観察、本丸北側法面は全面に石垣があったように見えましたが、ほぼ全部崩落して崩落石が沢山転がっていました。本丸から南に伸びる大石段を下って三の丸跡⇒伝平井丸、虎口正面の巨石を組んだ石垣は見事です。伝落合屋敷と曲輪壁に取り付いて曲輪石垣をじっくり観察⇒伝池田丸、曲輪南西部の方形石垣がとにかくすごい。⇒大石垣⇒無名曲輪⇒観音正寺西下段曲輪群、ここにも高石垣遺構が残ります。⇒埋門跡のある伝木村丸⇒山の中腹まで下って御屋形跡、ここも見事な高石垣が残ります。⇒戻り道がてら伝平井丸の最奥部を見落としていたので観察して終了。4時間程度の滞在時間を予定していたが結局6時間かかり、昼食も取らず夢中で山中を歩きました。Googleマップに記載されている遺構はほぼ全部巡れましたが、繖山山頂方向、裏参道山上駐車場~観音正寺までの道のりの曲輪群、伝目加田丸から南方向の曲輪群はもう足がヘロヘロになって巡れず、終了しました。
大規模多数の曲輪群と曲輪石垣の遺構に圧倒されました。見応えでは自分の中で安土城跡を抜いてマイベストに入る滋賀県ナンバー1の城跡となりました。行って良かった大満足、やっぱり中世山城の大石垣は好きです。
<満足度>★★★★★(改訂)
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2025/03/12 20:36
キツイけど報われる石垣 (2025/03/09 訪問)
安土駅の観光案内所で観音寺城と安土城行きたい旨を相談 丁寧に教えて頂き向かいのお店でレンタサイクル借りて出発 桑実寺会議所に自転車止めてまずはお寺を目指します ずっと続く石段 途中山門が見えたから着いたかと思いきや本堂はまだでした(670段あるそうです 最初石寺楽市から観音正寺目指そうと思ってたけどそちらは1200段無理だったろうな‥) 本堂で入山料お支払いしいざお城へ向かいます しばらく石段が続き途中から登山です ぬかるんでいたり倒木をくぐらないと通れない所がありました(トレッキングシューズとポールがあった方が良いと思います お寺の山門で杖も借りられます) 1人誰も居ない山道を黙々と登ります お城ってこんなキツイ思いして行く所だっけ?と心折れそうになりながら進むと石垣が!急に元気になります 井戸跡には中に水がありました 伝本丸跡は木が多く見通しは悪いですが虎口の石垣が立派です そこから伝平井丸 伝池田丸 お屋敷跡などの曲輪や石垣を見ながら降りていきます 女郎岩まで行くと展望が開け眺めが良いです そこからもう少し降りると(ここも道が良くないです)いよいよ大石垣!これが見たかったんです ここまでの辛さも吹き飛びます こんな急斜面に良く積んだな〜 独り占めで堪能した後 来た道戻って観音正寺へ スタンプ押し(あまり状態良くない)御城印買って お参りして桑実寺へ ご本尊に無事戻りましたとご挨拶して石段を降り自転車へ だいたい2時間40分位でした そして安土城へ向かいました
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近江守護・佐々木六角氏の居館を置いた山城で、16世紀前半から本格的に普請を行ったとされる。主郭部の高石垣をはじめ曲輪群も石垣で固められ、城内最大規模の虎口である平井丸南虎口には長辺2m以上の巨石が用いられている。六角氏の居館には二階建の御殿も存在したという。
城地種類 | 山城 |
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築城年代 | 応仁・文明年間(1467〜1487) |
築城者 | 六角氏頼 |
主要城主 | 六角氏 |
文化財史跡区分 | 国史跡(観音寺城跡) |
近年の主な復元・整備 | 六角氏 |
天守の現況・形態 | なし |
主な関連施設 | 石碑、説明板 |
主な遺構 | 曲輪、石垣、土塁、横堀、門跡 |
住所 | 滋賀県近江八幡市安土町 |
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問い合わせ先 | 観音正寺 |
問い合わせ先電話番号 | 0748-46-2549 |