日本100名城

なきじんじょう

今帰仁城

沖縄県国頭郡

別名 : 今帰仁グスク、北山グスク
旧国名 : 琉球

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今帰仁城
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トク

④【護佐丸と沖縄6城】(2)今帰仁城(2/2) (2025/02/05 訪問)

2城目、今帰仁城の続き(2/2)です。大曲りと呼ばれる1.5kmにわたる城壁は圧巻でした。そしてその曲線美はとても美くし感じました(写真①②)。特に北の志慶真門郭から本郭を見上げた城壁の景色には圧倒されてしまいました(写真⑧⑨)。

今帰仁城をこのような石垣の城壁にしたのは1390年頃に北山を統一した「怕尼芝」(はねじ)だとされています。そしてここから「珉」(みん)「攀安知」(はんあんち)までの三代にわたり北山王を名乗り北山は全盛期を迎えます。しかし1416年に攀安知は中山王の尚巴志(しょうはし)により滅ぼされ、ここに琉球は尚氏により統一されました。

護佐丸はこの尚巴志の北山討伐軍に加わり先頭になって戦いました。そして多大な功績を上げ琉球王となった尚巴志から絶大なる信頼を得て、占領後の北山の監守役を任されます。王との深い絆ができた瞬間でした。

主郭には居館の跡がありました(写真⑤)。監守時代の護佐丸はここで5年間を過ごしたものと思われます。先祖の土地へ戻った護佐丸は、毎日ここからどんな思いでこの美ら海(ちゅらうみ)を眺めていたのでしょうか(写真⑩)。

王はその5年後に北山に潜む族からの反乱を恐れて、護佐丸に首里を守る地に新たな城を築くよう命じます。命を受けた護佐丸は山田城に戻り、その山田城の西8kmの読谷(よみたん)村の座喜味の丘に城を築く事を決意しました。

次は、その護佐丸が築城名人と言われる由縁となった「座喜味城」を訪れます。
 

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トク

③【護佐丸と沖縄6城】(2)今帰仁城(1/2) (2025/02/05 訪問)

2城目は、護佐丸が討伐軍として戦い、その後に約5年間監守として過ごした「今帰仁城」です。那覇の県庁北口から「やんばる急行」に乗り170分(含遅着30分)、今帰仁城に到着です(写真①)。バスを降りると目の前が登城口で、入場券売り場や100名城スタンプもありました(写真②)。このバスは途中「美ら海(ちゅらうみ)水族館」にも停車しますので、水族館へも行きたい方は途中下車してまた乗ればいいと思います(バスは約1時間毎に運行)。

そして登城口まで行くと・・・圧巻!そして感動です! 私がこの時期の沖縄を選んだ最大の理由は、まさにこの今帰仁城の桜のトンネルを歩いてみたかったからです。城壁と桜と海のコントラストは最高でした。しいて言えば桜のトンネルはその時はとても人が多く(ほぼ中国人)、人物無しの写真が撮れなかったのがちょっと残念でした(笑)。

今帰仁城と護佐丸の説明は次回にする事として、まずはこの桜を皆さん御覧下さい!

(2/2)へ続きます。
 

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todo94

お城EXPO2日後の沖縄攻城④ 城カードゲットその2 (2024/12/24 訪問)

グッドモーニングの検定で「大晦日には『良いお年を』を使わない」とやっていましたので、意識してご挨拶を。本年も大変お世話になり、ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。来年のお城EXPOでは、城びと常連の皆さんとお会いできることを期待しております。とりあえず、これが今年最後の投稿になるかと思います。

さて、今帰仁城です。北谷城からの転戦です。15時に運天港を出るフェリーに間に合うよう、計画的に北へと向かいました。これが5回目の今帰仁城です。志慶真門郭におりるための仮設階段が、鉄製のしっかりとしたものに付け替えられていました。長くくねった城壁の連なり、曲線美は私のお気に入りです。城カードはチケット売り場で購入できますが、キャッシュレスは使えず現金のみです。入場料はスマホ決済とか使えるんですけれどもね。

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虎の子

城への交通手段実践レポート (2024/06/27 訪問)

沖縄城廻 第一日その1

ちゅら海水族館の北にあり那覇からも遠いが、やはり琉球石灰岩でできた流線的な石垣は見事でした。
スタッフの方に聞いたら優良エリア入口の平郎門左右の穴は鉄砲狭間とのことですが、築城当時のものではなくのちの時代に修復時につけられたものとの話も小耳に挟みました。
築城時の時代的に鉄砲狭間はない気がしますが…

今回は目的を城めぐりだけに絞ったので、沖縄に来て初めてレンタカーを借りない旅行でした
本日の行程は以下の通り
※前日那覇市内泊
※座喜味城と共に登城

8:53おもろまち一丁目(やんばる急行バス)、10:58今帰仁城跡
 (徒歩1分)今帰仁城跡(今帰仁村グスク交流センター9:00-17:30無休)
13:01今帰仁城跡(やんばる急行バス)、14:04,14:23道の駅許田(路線バス)、15:16親志入口
(徒歩32分)座喜味城跡(ユンタンザミュージアム9:00-17:30 水休)
(徒歩30分)17:41喜名(空港リムジンバス)、19:00泊高橋

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概要

沖縄本島北部の標高約100mの丘上にある。戦乱を経て廃城となったが、大波がうねるような屏風状の曲線美から「百曲り」と称され、古期石灰岩で堅牢に築かれた石垣が現存している。城内には聖域・拝所がいくつも存在し、現在も祭祀が行われている。

城郭情報

城地種類 山城
築城年代 13世紀頃
築城者 湧川按司
主要城主 北山王、第一尚氏
文化財史跡区分 世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)、国史跡(今帰仁城跡附シイナ城跡)
天守の現況・形態 なし
主な関連施設 石碑、説明板
主な遺構 曲輪、石垣
住所 沖縄県国頭郡今帰仁村
問い合わせ先 今帰仁村役場
問い合わせ先電話番号 0980-56-2101