北畠神社は、北畠氏館跡で石垣の遺構などが僅かながら残されている。境内を歩いていると北畠顕家の銅像を発見した。2008年7月に読んだ北方謙三の「破軍の星」でさながらスーパーマンとして描かれていた北畠顕家に鮮烈な衝撃を受けていただけにこの銅像の不意打ちはうれしい限り。そういえば、1991年の大河ドラマ「太平記」では後藤久美子がやっていたなあ。その時は北畠顕家にここまでのインパクトはなかったのだが。ここの見どころは館跡より国の史跡・名勝となっている北畠氏館跡庭園。社務所のインターホンで呼び出しを図るものの先に入って見ていてくれとのこと。2mもある石が屹立していて男性的な野趣にあふれる南北朝期の庭園はなかなか新鮮である。改めて入園料の300円を支払い、お守り、絵はがきも購入した。
+ 続きを読む











