昨年12月の最終週に訪れた1つ目の城が岐阜県可児市の美濃金山城。
11月のイベント「山城に行こう!」の際に中井均先生や加藤理文先生の解説を聴きながら歩いた城を、今回はじっくり探索。
可児盆地北東の比高約170mの山上に築かれた城で、北西麓を流れる木曽川には兼山湊を有し、南には東山道が通る要衝。
可児・加茂地域で権力を持った斎藤正義が1537年に烏峰城を築城し、1565年に織田信長家臣の森可成が金山城に改称。その後、長可、蘭丸、忠政に引き継がれ、改修も行われたことかと。1600年に森氏が信濃へ移り、金山が犬山城主石川氏の領地となると、天守などは犬山城の増改築に使用されたと伝わる。
現在は、左近屋敷跡が立入禁止だが、国指定史跡であり続100名城である城跡。
訪問時は中腹の蘭丸広場からスタートし、出丸を経て三の丸や二の丸の周囲をよく見れば、石垣跡と思われる石列を多々確認可能。堀の類はないが、通路の所々は斜面を横断する細いもので、敵の侵入を防ぎやすくしているのでしょう。
「山城に行こう!」での解説によれば、南腰曲輪への枡形虎口西側の石垣は、近代に積み直されているのだとか。また本丸虎口の枡形は正面の石垣直下に礎石があり、懸け造りの建物があったと推定されるとのこと。
戦国山城ミュージアムは休館日だったものの、入口前には金山城のものと伝わる城門を展示。
名護屋城ほどではないが、破城による石垣崩しの姿を残す、私の城郭巡りの220城目でした。
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