山城なのでそれなりの時間がかかることは覚悟していたが、文殊堂にたどり着いたところで半分くらい制したつもりになっていたのは大甘だった。途中に本丸まで1kmの表示を見て愕然となる。800mの岩村城だってかなり厳しいというのに。こちらは更に急峻でもある。蛇も潜んでいるようだが、目にしたのは幸いカナヘビだけだった。西御殿跡経由で50分ほどかけて山頂にたどり着いた。年配の方々のグループが先着されていたが、Tシャツにカメラ片手という出で立ちは失笑を買ってしまったようだ。瓜生氏の築城による城で朝倉氏に攻められた時の落城悲話が残る。帰路は犬戻駒返経由。鉄製の梯子を下る更に急峻な崖。軽装を笑われてしまうのも無理はない。かなりの大回りにもなる道で杣山城攻略には正味1時間半もかかってしまった。ろくろく休憩もとっていないので脚がけだるくて仕方ない。
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