4月初旬に訪れた1つ目の城は、福井県敦賀市と滋賀県長浜市の県境に位置し、技巧的な縄張で知られる玄蕃尾城。
近江国の柳ケ瀬から敦賀へ抜ける刀根越え久々坂峠の北尾根上、東の眼下には北国街道が通る標高約450mの交通の要衝に築かれた城。
1583年の賤ヶ岳の戦いにおける柴田勝家の本陣であるが、築城時期と築城者は不明。
越前国統治のための交通政策、もしくは賤ヶ岳の戦いに備えて柴田勝家が築いたとも、それ以前に朝倉氏家臣が築いたともいわれている。
現在は、堀と土塁が良好に残る続100名城の城跡。
訪問日は大雨の翌日で、急峻な地形を感じながら駐車場に到着。
峠から階段を上り切ると尾根上は割と広く、城外のここまで柴田軍の駐屯場所だった可能性もあるでしょうか?
その平らな尾根上を進んで行くと霧の中から人工的な土の造形が出現し、南郭と虎口郭の連結部や、北郭から馬出を挟んで主郭北側虎口に到る構造は最高に魅力的。
要塞感の高いハイレベルな防御システムを備えた玄蕃尾城が、私の城郭巡りの213城目となりました。
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