多摩丘陵の原風景の残る小野路宿に小野路城はあります。
里山交流館と小野神社の脇の坂道を登っていくと右手に里山の風景が広がり、左手にはハーブの匂いの牛舎。
牛舎の奥の細い道を入っていくと5分くらいで写真⑦の地点にたどり着きます。
ここから10分くらいで写真⑧に到着、ゴールは間近です。
⑧の分岐を左に行くと、左手に小町井戸があります。(写真⑤⑥)
本丸(と言っていいのかわかりませんが便宜上)へは⑧を右に行っても左に行っても辿りつけます。右に行くと写真⑨の案内につられてさらに右方向に行ってしまいそうになりますが、この案内は城址への案内ではありませんので惑わされたらアウトです。親切な方が手書きで貼ってくださっているとおり、「←スグソコ、小野路城」です。
分岐がたくさんありますが、案内表示はほとんどありません。
意外とどの道を通っても行きつくのではないかと思います。推奨ルートがなく、表示があるとかえって混乱してしまうとか。全体図はポイントごとにありました。
畑が広がっていますが、本丸周辺は改変された様子もなく、土塁や曲輪が確認できました。目につく遺構がたくさんあるわけではありませんが、振り返って考えると、巨大な迷路のようだったので、山全体が罠のような気もしてきました。鬼ごっこしたら、迷路を知り尽くしているほうが絶対有利な感じの。
かつての旅籠を改修した「里山交流館」がほっこり、ゆったりくつろげるところでした。地場野菜の販売や喫茶コーナーもあります。小野路うどんを注文している人がたくさんいらしたので、名物っぽいです。
交流館の向かいには新選組に関する資料を保存、公開している小島資料館があります。開館日は第1・3日曜日の午後で、日野の土 方歳三資料館と同じですが、こちらは1・2月は休館のようです。
小田急線の鶴川からバスで行きました。北口のバスターミナルには4番乗り場までしかなく、小野神社に行く5番乗り場は横浜銀行を左折してから100メートル走でした=3=3=3
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