みさかじょう

御坂城

山梨県南都留郡


旧国名 : 甲斐

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曲輪6甲府盆地側の土塁?と横堀
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T-Shionoya

長大な枯葉堀の御坂城 (2023/04/28 訪問)

4月末は山梨県の笛吹市と富士河口湖町の境界部に位置する御坂城で、引越前最後の城郭訪問。

甲斐国の国中と郡内の境界線となる御坂山地。その標高1520mの御坂峠を中心とした稜線城に築かれた城。
鎌倉街道御坂路の要衝で、元々関所の機能を有していたでしょうか。

築城時期は不明だが、本能寺の変後に武田領を徳川と北条が争った1582年、郡内を制圧した北条氏約1万が対徳川の前線基地として入城。
この時に大改修され、和睦後は廃城になったと推測される城。

現在は笛吹市と富士河口湖町の指定史跡で、御坂隧道と黒岳を結ぶハイキングコースの一部。
訪問時は御坂隧道からスタートし、アップダウンを繰り返して1時間45分掛け城域に到着。
最大の見どころは複数の100m級横堀で、枯葉により一見浅いが、場所によっては膝近くまで埋まりビックリ。
城域の高低差が意外に大きく、御坂路が横切る最下点の曲輪3は、四方を土塁に囲まれたような構造。
曲輪5南の桝形タイプの虎口や、曲輪7の喰違虎口と土橋も見どころ。

1時間半掛けスタート地点に戻り、トータル所要時間は6時間弱。
所要時間同様に横堀が長大な御坂城が、私の城郭巡りの156城目でした。

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朝田 辰兵衛

御坂城散策 2/2(西尾根・東尾根)を。 (2023/02/24 訪問)

標高:1571m,比高:510m。ついに山城の最高所に行ってきました。海抜:1.5~2mが居住空間の自分にとって,すでに登城口で空気の薄さを実感。また,空気が薄くなるほど足が重くなるという感覚が,如実に伝わりました。
この日の天候は曇りのち雨。午前中勝負。結局,登城中は雨に見舞われることはありませんでしたが,富士山眺望は登りのタイミングで確認できただけでした。それでも,雨男にしてみれば上等,上等。一週間前の天気予報では一日中雨でしたので。
まだ富士山の見えない比較的下の方の登城道で,雨が降ると滑落リスクの高いポイントがありました。ここだけは慎重に山側にエッジを効かせながら,一歩一歩確実に。この難所を抜けると富士山が確認できます。貴重な瞬間ということで,味わいながら登城しました(実は足が重くなってきたともいう…<笑>)。
登城口~尾根中央鞍部までは,往路:約85分でしたが,復路:約45分。登城口までは公共交通機関を使い,甲府駅前から富士急バスを利用しました。7:50発。南口5番乗り場から,富士山駅行きに乗り「三つ峠入口」下車。所要時間は約60分。御坂トンネルを抜けたところに止まります。登城口は,ここから「御坂みち」に20mほど入ったところにあります。
帰りのバスは「三つ峠入口」12:24発。約10分遅れでバスは到着しました。次発は約2時間後。しっかりとタイムマネジメントしないと泣きを見ますので,ご注意ください。
見どころは,西尾根と東尾根の長大な空堀です。写真ではなかなか伝わりませんが…。
私の他にも登山者がいましたが,挨拶に返事も出ないほど息が上がっていたようでした。

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朝田 辰兵衛

御坂城散策 1/2(尾根中央鞍部・登城道)を。 (2023/02/24 訪問)

標高:1571m,比高:510m。ついに山城の最高所に行ってきました。海抜:1.5~2mが居住空間の自分にとって,すでに登城口で空気の薄さを実感。また,空気が薄くなるほど足が重くなるという感覚が,如実に伝わりました。
この日の天候は曇りのち雨。午前中勝負。結局,登城中は雨に見舞われることはありませんでしたが,富士山眺望は登りのタイミングで確認できただけでした。それでも,雨男にしてみれば上等,上等。一週間前の天気予報では一日中雨でしたので。
まだ富士山の見えない比較的下の方の登城道で,雨が降ると滑落リスクの高いポイントがありました。ここだけは慎重に山側にエッジを効かせながら,一歩一歩確実に。この難所を抜けると富士山が確認できます。貴重な瞬間ということで,味わいながら登城しました(実は足が重くなってきたともいう…<笑>)。
登城口~尾根中央鞍部までは,往路:約85分でしたが,復路:約45分。登城口までは公共交通機関を使い,甲府駅前から富士急バスを利用しました。7:50発。南口5番乗り場から,富士山駅行きに乗り「三つ峠入口」下車。所要時間は約60分。御坂トンネルを抜けたところに止まります。登城口は,ここから「御坂みち」に20mほど入ったところにあります。
帰りのバスは「三つ峠入口」12:24発。約10分遅れでバスは到着しました。次発は約2時間後。しっかりとタイムマネジメントしないと泣きを見ますので,ご注意ください。
見どころは,西尾根と東尾根の長大な空堀です。写真ではなかなか伝わりませんが…。
私の他にも登山者がいましたが,挨拶に返事も出ないほど息が上がっていたようでした。

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higekam

標高1,500m以上の御坂峠に巨大な山城 (2020/11/22 訪問)

北条氏が武田の南下をはばむために大がかりな横堀、竪堀、土塁を駆使した圧巻の城。
実際に足を運んでみると、北条氏がいかに武田氏を恐れていたか理解できる。
新御坂トンネルの河口湖側入口すぐ横をはしる鎌倉古道ぞいに登城した。登城日、および翌日と好天に恵まれ富士山も堪能。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 武田氏?
築城年 不明
主な改修者 北条氏忠
主な城主 武田氏、後北条氏
遺構 土塁、横堀(空堀)
指定文化財 町史跡
再建造物 説明板
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口他
問い合わせ先 富士河口湖観光情報サイト
問い合わせ先電話番号 0555-72-3168