<オススメ>★★☆☆☆
桶狭間の戦い後、武田氏の駿河における拠点の一つが三枚橋城である。築城時期については、「北条氏政書状」によると、1579年、武田勝頼が築城したとされている。1582年に天目山で武田氏が滅亡すると、松平忠吉と松平康親が入城した。関ケ原の戦い後は、大久保忠佐が城主となり、2万石を与えられたが、1614年頃に廃城となったとされる。1777年に、水野忠友が2万石で沼津に城地を与えられ、沼津水野藩が誕生する。2代目の忠成は、老中、老中首座となり、さらに2万石加増された。明治維新には、上総国菊間(千葉県市原市)に移封され、沼津は徳川宗家を継いだ徳川家達の府中藩の支配下に入ることになった。現在、石垣のみ残されており、城の堀は埋められ消滅している。
<アクセス>
JR沼津駅 徒歩10分
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