御舘館からの転戦です。今回、北陸への日帰りドライブを強行したのは、七尾市美術館にて長谷川等伯展が開かれていることを知ったからなのです。安部龍太郎の直木賞受賞作「等伯」を読了しているので長谷川等伯には思い入れがあるし、2024年元日の地震以後、休館していた七尾市美術館がこの9月20日に営業再開したばかりというのも強い動機付けとなっています。圧巻の国宝・松林図屏風はトーハクの国宝コーナーでも見たことがあるのですが、等伯の故郷での鑑賞は、また一味違った感動がありました。京に出る前に描いていた仏画も非常に興味深かったです。
ということで、美術館の近くにある小丸山城は完全におまけでした。昔あったはずの利家とまつの銅像が見当たりませんでした。どうやら、小丸山城の本丸から花嫁のれん館の駐車場に移されてしまったようです。残念。
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