久々利城は土岐氏の一族、久々利氏の城で県道84号線、安土桃山街道の北側にある
山の東西に分かれた尾根に築かれています。メインの登城道は東尾根側にあり
城址碑や看板が設置されています。登り始めてすぐに素晴らしい枡形虎口が
待ち受けてくれています。その先は三の丸に進みます。写真では取り損ね
ましたが南西側から二の丸ごしに本丸を望むことが出来るようです。二の丸、
本丸の側面はセイタカアワダチソウでいっぱいです。正直ここで見たくは
なかったのですが、時代の流れですか‥。主郭の眺望を楽しんだ後は北の物見台
を確認してその先の二重堀切を確認します。そこから城域は西の尾根越しに
南西側に展開しています。複数の竪堀が西と北の守りをなし、南に武者走りや
堀切が配されています。西尾根の遺構を確認して東禅寺の登城道から下山します。
主郭まで行って引き返すのものいのですが、東から西の尾根を周回して戻って
くると満足度が倍増しますので、時間に余裕があれば是非にと思います。
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