城下町めぐりの前後に、福知山城の移築建物めぐりをしました。城下町や周辺に数多くの建物が移築されているのは下調べで承知していましたが、その多くに福知山市教育委員会の説明板が設けられており、位置図まで付いているのはありがたかったです。おかげでノーチェックだった瑞林寺の移築門を見落とさずに済みました。
正眼寺山門(福知山市寺町)
福知山城の銅門を移築したもの。本丸に移築されている銅門番所とあわせて二ノ丸登城口に建てられていた高麗門です。
法鷲寺山門(福知山市下紺屋町)
福知山城の城門を移築したもの。他の移築門より内法が高い高麗門で、豪壮な風格があるんだとか。
明覚寺山門(福知山市呉服町)
福知山城の城門を移築したもの。脇戸の痕跡のある高麗門で、鬼瓦には朽木氏の隅立て四 つ目結紋が施されています。
※ 法鷲寺の前の道路は一方通行なので、車でめぐる場合は北側から正眼寺→法鷲寺→明覚寺の順がおすすめです。
観瀧寺山門・南門(福知山市字榎原)
福知山城から西南西に約5.5kmの観瀧寺には福知山城の城門が2棟(山門と南門)移築されています。山門は薬医門で脇戸が付き塀の痕跡が見られます。山門をくぐって右手奥の墓地の手前に南門があり、南門は高麗門で軸塀と脇戸が付けられていたようです。
照仙寺山門(福知山市堀)
福知山城の城門を移築したもの。説明板の位置図に挙げられていますが、現地に説明板は見当たりませんでした。他の移築門と異なり長屋門です。
瑞林寺山門(福知山市夜久野町板生)
福知山城から北西に約19kmの瑞林寺に福知山城の城門を移築したもの。向かって右側に脇戸が設置された薬医門です。見落とさずに済んだのは良かったんですが、かなり離れた位置(竹田城のほうがずっと近い)に急遽寄り道することになったため、後の時間に影響することに…。
一宮神社能舞台(福知山市字堀)
福知山藩祖・朽木植綱を祭神とする朝暉神社の能舞台を移築したもの。朝暉神社は福知山城内に祀られていましたが、廃藩により城外に遷座し、後に能舞台が一宮神社に移築されたようです。
長命寺山門(福知山市野花)
下調べで福知山城から北西に約6kmの長命寺に福知山城の城門が移築されている、との情報を得て瑞林寺の前に立ち寄ってみましたが、福知山市教育委員会の説明板には挙げられておらず、現地で見てみても真新しい薬医門が建っているだけでしたので、かつて城門が移築されていたのだとしても、改築されてしまったのかもしれません。
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