那谷寺は本堂や書院・庫裏・三重塔・護摩堂・鐘楼など多くの建造物が重要文化財に指定され、
奇岩を含む境内や琉美園が国の名勝に指定されていて、紅葉の名所でもあります。
養老元年(717)泰澄法師による創建と伝わり、寛和2年(986)花山法皇が行幸の際に
自主山厳屋寺から那谷寺へと改名されたと有ります。後に荒廃した本寺を再建したのが
加賀藩2代(利家から3代)前田利常で、この周辺を自身の隠居領としています。
元禄2年には松尾芭蕉が訪れ句を詠んでいます。
様々な種類の人々の心を虜にするだけの迫力ある自然の造形美です。
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