にしのみやほうだい

西宮砲台

兵庫県西宮市

別名 : 築洲台場
旧国名 : 摂津

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西宮砲台南西面
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カズサン

勝海舟建議による西宮砲台 (2023/11/27 訪問)

 以前より探訪したかった、海軍奉行勝海舟の建議による大阪湾海防施設なる円形石造砲台の西宮砲台を初登城しました。
 同類の砲台は和田岬砲台が在りますが現在特別公開日のみ見学可能で内部のみ撮影可能、三菱重工、三菱電機の工場内です、同建議にはほかに今津砲台、舞子砲台があり同時に幕末文久3年(1863年)建設開始されました。

 最寄駅:阪神電鉄香櫨園駅、より約1.2km程、徒歩20~30分。
 駐車場:御前浜駐車場(有料)、御前浜公園にトイレ有、夙川オアシスロード途中にもトイレ有。
 参考資料:城郭放浪記さん、ウィキペディア、グーグルマップ、城びとに依ります。

 前日は大阪で中学卒業60年の関西地区在住者主体の同級会が3年振りに有り参加し梅田泊り、阪神梅田駅から乗車し西宮の西隣、香櫨園駅下車、南口より夙川沿いの夙川オアシスロードを約1km程南下、丁度桜が紅葉で桜もみじトンネルを通り、嬉しいプレゼントでした南端で御前浜公園の浜に出て約200m程東行すると円形の堡塔が目に入って来ます。
 
 西宮砲台は円形の石造砲塔石堡塔です、外壁には白漆喰仕上げ、11個の砲眼と1個の窓が2層目に並んでいます、外周にはフェンスが廻らされて近づく事は出来ません、フェンス外からの見学、砂浜に松の杭を1000本以上打ち込んで基礎固めし花崗岩の円形石組堡塔を築いた。
 実戦は無かったそうですが、試射で内部に砲煙が充満し実用向きで無かったと有ります、内部木造部の消失、台風被害の修復されて現在に至ります、阪神電鉄が所有して居るようです。現在公開無しで外部からの見学と成ります。
 
 終わって来た道を戻り夙川沿いのオアシスロードの桜もみじを再度楽しみ目出てゆっくりと歩き香櫨園駅へ、夙川の水も奇麗、多くの散策者で歩行者専用道路でした。
 満足と歩行疲れの西宮砲台探訪でした。

 次は舞子台場に向かいます。
 
 

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石堡塔 (2023/09/14 訪問)

 幕末に幕府が大坂湾防備のために築造した砲台です。石堡塔と土塁が残っています。

阪神西宮駅よりバスに乗り西波止町バス停から徒歩約2分で行くことができます。帰りは阪神西宮駅まで歩きましたが20分弱でした。

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しんしんちゃん

ほぼ密閉状態の砲台。一発撃ったら内部はたいへん。 (2022/12/29 訪問)

国の史跡、西宮砲台は文久3年(1863)~慶応2年(1866)の4年をかけてこの地に築かれました。
まさに幕末の真っただ中で、幕府も大慌てで建造を命じたと思われますが
基礎部部は土堤に松クイを1000本以上も打ち込んで、その上に花崗岩の大岩をくみ上げるという念の入りよう。
本体には11も砲眼を備え、360度四方を狙うことが出来たと思われるが
天井がふさがれているので一発撃ったら内部はえらいことに…。
大急ぎで作っていた割には、えらく時間をかけてトンチンカンなものを作ってしまい…
突っ込みどころ満載ですが、この珍妙な国の史跡は
不思議と周囲の景色に溶け込んでいるような気がします。そう思うことにします。

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あまり

西宮砲台 (2021/10/09 訪問)

行きやすかったです。
中に入れないのは残念…。

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城郭情報

分類・構造 台場
天守構造 なし
築城主 徳川幕府
築城年 慶応2年(1866)
主な城主 徳川幕府
遺構 石堡塔、土塁
指定文化財 国史跡(西宮砲台)
再建造物 石碑、説明板
住所 兵庫県西宮市西波止町1-1
問い合わせ先 西宮市観光振興グループ
問い合わせ先電話番号 0798-35-3071