標高:1571m,比高:510m。ついに山城の最高所に行ってきました。海抜:1.5~2mが居住空間の自分にとって,すでに登城口で空気の薄さを実感。また,空気が薄くなるほど足が重くなるという感覚が,如実に伝わりました。
この日の天候は曇りのち雨。午前中勝負。結局,登城中は雨に見舞われることはありませんでしたが,富士山眺望は登りのタイミングで確認できただけでした。それでも,雨男にしてみれば上等,上等。一週間前の天気予報では一日中雨でしたので。
まだ富士山の見えない比較的下の方の登城道で,雨が降ると滑落リスクの高いポイントがありました。ここだけは慎重に山側にエッジを効かせながら,一歩一歩確実に。この難所を抜けると富士山が確認できます。貴重な瞬間ということで,味わいながら登城しました(実は足が重くなってきたともいう…<笑>)。
登城口~尾根中央鞍部までは,往路:約85分でしたが,復路:約45分。登城口までは公共交通機関を使い,甲府駅前から富士急バスを利用しました。7:50発。南口5番乗り場から,富士山駅行きに乗り「三つ峠入口」下車。所要時間は約60分。御坂トンネルを抜けたところに止まります。登城口は,ここから「御坂みち」に20mほど入ったところにあります。
帰りのバスは「三つ峠入口」12:24発。約10分遅れでバスは到着しました。次発は約2時間後。しっかりとタイムマネジメントしないと泣きを見ますので,ご注意ください。
見どころは,西尾根と東尾根の長大な空堀です。写真ではなかなか伝わりませんが…。
私の他にも登山者がいましたが,挨拶に返事も出ないほど息が上がっていたようでした。
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